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社長の経営日誌

田宮社長が好き勝手に織りなす独白です。

FILE No.001 2007.1.20
テーマ 「 辞 表(1) 」
この連載はあくまで日記とうたっていますので、差しさわりの無い範囲で好き勝手な事を書かせてもらおうと思います。
さて、初回は何のテーマにしようかなと色々考えたのですが・・・
題して「辞表」、記念すべき第一回目に相応しい?テーマかと思います。
私も社長になって以来、数多くこれを受け取ってきました。
世の多くの社長さんもそうだと思いますが、私も以前は社員が辞めるたびに、(ああ、自分が悪いんだ。自分が経営者として未熟なんだ。)と自分を責めて果てしなくへこんだものです。でも、最近はそうは思っていません。
(世間を知らないとはいえ、こんないい会社を辞めるなんて馬鹿だなあ。)と思っています。自画自賛ではなく、冷静に見てもそう思えるからです。
勿論辞めていった人たちがどう思っているかは知る由もありません。うちにいた時よりもはるかに幸せで充実した生活を送っている人もいるでしょう。
しかしあくまで風の噂ですが、大半の人たちがいい話を聞きません。
これは、辞める理由が自分の信念や夢に基いたものではなく、自分の心の弱さに負けて夢を失くした事が原因ではないでしょうか。
先日テレビで、日本マクドナルドの社長さんが話しをされていたのですが、社員が辞めると言ってきても絶対に慰留はせず、辞めたことによるメリット(例えばよその方が、給料が高いとか、仕事が楽しそうとか)を6つ挙げてみろ、とアドバイスするそうです。そして、たいていの場合6つのうちの大半、4つぐらいは実現せず、こんなはずじゃなかったと思うそうです。そう言えばアメリカのことわざに、
「隣の家の庭の芝生は常に自分の家の芝より青く見える。」
というのがありました。
私は、当社のメインの仕入先でもあるリスパックさんという容器メーカーに5年間お世話になってから、今の会社に入りました。自分で言うのもなんです
が、愛社精神がありましたし、できれば会社を辞めたくなかったです。良い上司、良い職場に恵まれて本当に運が良かったと思うのですが、折角入った会社を実に簡単に辞めてしまう人が多いのには驚いてしまいます。
会社をやっていれば、色々な問題が起こり続けます。問題が無くなるなんて事は永遠にありえないのです。忘れた頃に辞表が出てくるのも同じこと、淡々と受けて気持ちよく送り出してやればいいのです。生意気なようですが、そのたびに私のような?真面目な世の中の社長さんは、自分を責めるのはやめるべきです。
繰り返し起こる問題は、会社の成長の証しと割り切って、冷静に淡々と処理すればよいのです。
というわけで、今後も不定期に更新していくつもりですので、末永くよろしく御願いします。
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