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社長の日誌

社長の経営日誌

田宮社長が好き勝手に織りなす独白です。

FILE No.006 2007.3.3
テーマ 「 ISO14001(1) 」
当社は環境マネジメントシステムの世界共通規格である、ISO14001の認証を今から5年前に取得しました。今もって我々の同業では持っているところが殆んどなく、我ながら先見性があったと、自画自賛?しています。もっとも当時は、ISOという言葉すら知りませんでした。
そんな私が何故ISOを取ろう!と思ったのか。時々質問されるのですが、私が社長に就任した時、大別すると悩みが3つありました。
まず1つ目。全ての業界において生き残りをかけて競争が厳しくなっています。そんな厳しい時代に生き残るためには、他社と差別化できる部分、即ちセールスポイントが絶対不可欠です。そんな事は誰でもわかっているけどなかなかそれを見つけだす事ができないのが実状でしょう。
続いて2つ目。21世紀においては、環境問題に前向きに取り組まない企業は淘汰されるとまで言われています。現実に地球の環境汚染は年々悪化の一途をたどっています。地球温暖化による異常気象や天変地異、もはや捨てる場所が無くなりつつあるごみ問題、一説によるとあと40年ほどで枯渇すると言われる原油・・・我が社が取り扱っているのは主に食品業界向けの包装資材です。包装は大昔から暮らしのなかで欠かせないもので、食品の流通に役立つものですが反面、その役割を終えると、所詮は「ごみ」です。昨今流行りのレジ袋有料化問題を見てもわかりますように一番バッシングされやすい業界に身を置いている以上、どう環境対応するか?これも大きな悩みでした。
最後に3つ目。当社も私が社長になった当時で40年近い歴史がありました。時代の変化についていくためには、良い部分は残して悪い部分は改革していかなければなりません。トップが交代した時というのは、1つのチャンスですがなかなか社風を変えるというのは難しいものです。私も激しいジレンマに苦しみました。
そんな時、ISOの存在を知って、ビビビッと電流が走ったのです。そしてISOについて詳しく調べるうちに、予感は確信に変わっていきました。自分の悩み、つまり、(1)セールスポイント (2)環境対応 (3)企業体質の改善を解消する、これこそ特効薬じゃあないか!この時がISO取得を決断した時でした。
(次回へつづく)
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