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社長の経営日誌

田宮社長が好き勝手に織りなす独白です。

FILE No.078 2008.10.11
テーマ 「 半期決算(1) 」

当社は4月からが新年度なので、9月末で上半期が終了しました。本当に半年なんてあっと言う間です。
色々とありましたが、上期の売り上げは予算に対して101%(前年比で107%)とどうにか目標をクリアできました。頑張ってくれた社員に感謝しています。

このまま、下半期に突入!と思っていた矢先、8〜10月にかけて、お蔭様でいくつかの大きな仕事が決まりましたし、お得意先にはご負担をかけて心苦しいのですが商品価格の改定効果もあって、売り上げそのものは大きく伸びる目処が立ちました。つまり当初の予算だと「達成しすぎてしまう」事になるのです。
そこで、当社では異例の事ですが、下期の予算を「上方修正」する事にしました。予算を上げる事になった部門からはブーイングが出ていますが(笑)、私は本来、予算と実績の誤差の許容範囲は、±5%(さらに言えば±3%)までと思っています。達成なら105%、未達成なら95%です。因みに前年通期は、達成率101%(前年比106%)だったのでまさしく理想通りでしてやったり!でした。(FILE No.051「予算達成!」参照。)
よく、予算に対して120%とか、130%の達成!といって喜んでいる営業マンや会社がありますが予算が適正でなく実態に合っていないだけです。

最も、えらそうな事を言っても私自身一瞬迷いました。当初の予算なら順調にいけば余裕で達成ですが、この先どんなアクシデントがあるかもわからないし予算はこのままでいいかな、と…。
しかしすぐにそんな弱い心は打ち消しました。慢心した時から後退は始まるものです。達成して当然の目標で満足しているようじゃ駄目、より高い壁を乗り越えるように心がけないと基準レベルは上がりません。

下期の上方修正により、通期では前年比で約12%アップの予算になりました。

こう書いていると外から見る方には、すごく景気のいい話に聞こえるかもしれません。しかし実際には、粗利の方は前年よりは少し増えているものの目標までは到達していませんし様々な経費が上がっているので、まさしくチャリンコ、じゃなく自転車操業というやつです。
皆様!当社は全然儲かっておりませんのでくれぐれも誤解のないように! そんなに儲かっているなら、まず私めが世間の社長様並みの給料を頂きます(笑)。

湖の水面に浮かんでいる水鳥は一見優雅そうに見えますが、見えない水面下では必死に足をバタバタさせて水掻きをしているものです。
会社も同じで足を止めてしまっては沈んでいくだけ、より高い目標必達に向けて残る半年も全力投球します。

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