元新日本プロレスの営業部長で現在もフリーランスで活躍している上井文彦（うわいふみひこ）さんという方がいらっしゃいます。
世の中は狭いものでこの上井さん、私の自宅の近所（徒歩10分）に住んでいるのです。
その事を知った時は本当に驚きましたが、共通の知人（勿、プロレスファン）を介して親交ができました。
月曜日の午後、その上井さんから電話がありました。
「今、藤波さんと一緒なんですよ。」
な、なに！？ よく聞くと、9月に大阪で興業を行う藤波辰爾（ふじなみたつみ）選手が来阪しての営業活動のお手伝いをしているそうです。
しかも、「後で田宮さんのところにも挨拶に伺います。」
炎の飛龍、ドラゴンこと藤波辰爾が我が社にやって来る〜？！
頭がパニクッて真っ白になったのは言うまでもありません。
実は藤波選手が我が社にやって来るチャンスが今から15年ほど前にもあったのを思い出しました。
有名人がインタビュアーになって企業などを訪問して社長と対談する雑誌があって、今でも数年に一度ぐらい「タレントの○○さんが伺います。」ってな感じで電話がかかって来ますが15年前にも同企画で、藤波さんとの対談の話があったのです。
但し当時はうちの親父が社長だったので、私が知らないうちに折角のチャンスを断ってしまったのです。
…ったく、息子思いでない父親だ！！
かくして我が社にプロレスラーがやって来るという千載一遇のチャンスはあっさりと消滅しました。
あの日から実に15年、チャンスは再び、それも唐突にやって来ました。
やがて上井氏の運転する車で現れた藤波選手、思わぬ有名人の来社に事務所はちょっとしたパニック状態でした。
ともかく応接室にお通しして、プロレス界の現状について、師匠である猪木さんについて、ライバル長州力や、戦ってきた外人レスラーについてなど色々話を伺いました。でも正直、私も緊張して舞い上がっていたので何を話したのかよく覚えていません。
ポスターや色紙にサインを頂いて、記念撮影をさせて頂きました。
藤波選手は有名人とはとても思えない程、腰が低く礼儀正しい方でした。
9月大阪の興業での再会を約束し、お見送りしました。
二週続けてプロレス・ネタですみません。（どこが経営日誌なんだ！？）
何しろプロレスラーの方が来社するのは、株式会社タミヤ創業以来初の快挙ですので…。
藤波選手、むさくるしいところに来て頂いて申し訳ありません！
大阪での試合を楽しみにしています！
