前回記載の通り、金沢でのゴルフで97を出して喜んでいたら翌週には地獄が待っていました。出張先の東京で風邪をひいてしまったのです。

異変は既に出発の日、新大阪駅に向かう時からありました。
地下鉄の中でやたらと身体が気だるく座りたくて仕方なかったのです。
新幹線に乗車するや否やすぐに二時間ほど睡眠をとりました（電車内でこんなに眠る事自体異常！）が疲れはいっこうにとれず寒気がして来ました。
こりゃあやばいと東京に着いて風邪薬と栄養補助ドリンクを買ってメーカーの会合に参加しましたが…この会合がまた長い！ 体調不良の中、冷房の効いたホテルで四時間以上もただ座っているのははっきり言って拷問です。
夜の懇親会は始まって20分位で中座し、ひたすら部屋で休みました。

じゅうぶん寝ても具合はますます悪化、喉の痛みが増して来ました。
この日は流通システム研究会、しかしこの会議は人数も少なく自分が喋らなければならない場面も多いので時間も前日と同じぐらいなのにとても早く感じ、気力で乗り切れました。人間の精神力って凄いですね。

その精神力も緊張感が切れるとアウト、帰りの新幹線ではまたしても寒気との戦いでした。半死半生状態でようやく帰宅、喉の状態はまさしく水を飲んでも、唾を飲み込んでも激痛が走る状態、これでは食事もできません。

翌日、出張明けである事と会社での健康診断がある事からふらふらの状態で出社、手早く机の上の整理をして健康診断を受けるとすぐ早退しました。

病院では「扁桃腺がひどい炎症を起こしています。」と言われ翌日から会社を休んでひたすら安静にしていましたが、何しろ唾を飲み込むにも覚悟がいる有様で、本当に石を飲んでいるかのような痛みです。これだけ喉が痛んでいると当然熱もあり、二日間、39.5度まで上がりました。
出席予定だった得意先の会も二件欠席、急遽社員に代わってもらい日曜日の社員旅行（日帰り）も当然休ませてもらいました。

水すら満足に飲めない状態なので、ひたすらスイカや牛乳ばかり摂っていました。
約一週間ぶりにまともに出勤できるようになって少しずつそば、おかゆなどが食べられるようになりましたが、本当に久々に苦しい日々でした。

出張疲れ（遊び疲れ！？）と言えば聞こえはいいもののようは不摂生、自己管理力不足でお恥ずかしい限りです。
常に注意しているつもりなんですが、極力スケジュールを詰め込みすぎないようにするなど、細心の注意を払うつもりです。
仕事に穴を開ける事もマイナスですが、何より苦しい、辛い思いをするのは自分自身ですから…。