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社長の日誌

社長の経営日誌

 FILE No.256 2012.1.14
「 ナンバーワン 」

民間の企業信用調査会社のデータ区分で我が社は「包装用品卸を主業」というカテゴリーに属しています。
このカテゴリーの登録企業は、全国で実に3081社!
他にもその会社の取り扱い品や事業の生い立ちなどから「紙製品卸を主業」「荒物卸を主業」に属する会社もあるのでこれらを加えると広い意味での同業はもっと多い事になります。

今回ある人から、全国の包装用品卸を主業としている3081社のうち、売上げ高のランキング上位100社のリストを見せて頂きました。
さて、我が社はベスト100に入っているかとリストを上から順に目で追いながらページをめくっていきました。
しかしタミヤの文字はいっこうに現れず…。
そのうちに最後のページになったのでこりゃあ圏外か?と思っていたら何と一番下に発見! つまりキリのいい事に第100位ですよ!
ベスト100ぎりぎりに食い込んでいるのがウチらしいと笑ってしまいましたが、包装用品卸と言ってもリスト内には半分は卸でも半分はメーカー、つまり製造をしていて我々が商品を仕入れさせて頂いている会社もあれば、産業や工業分野向けの包装、あるいは原料卸に近いものなど全く我々とはバッティングしない世界の会社も多数含まれていたので、改めて私が独断と偏見で純粋な我が社の同業者(食品分野向けの軽包装資材を主体とした問屋・商社)のみに絞って順位をつけてみました。
総数はあくまで推定ですが我々のような業種は全国で500〜600社ぐらいはあるのではないでしょうか。
その中で年商35億(前期)の株式会社タミヤは第41位でした。41で「良い」ってか?(笑)。

また、全国版の他に関西地区の包装用品卸のリストもありまして登録企業数は552社、そして我が社は第18位。これは所謂エースナンバーですね。
こちらも同じ考えで純粋な同業に絞り込んで数えると堂々の第5位となりました。(全体社数は推定100社ぐらいか?)

ふーん、我が社は関西地区ではまだまだ五本の指に入ってるんだとまんざらでもない気分ですが、是非うちの社員にも良い意味で自信を持って日々の仕事に取り組んで欲しいものですね。

この話を幹部会議の時にして私が言ったのは、5位の我々が1位や2位と競合となった時に負けるのはまだ理解できる、しかし5位が何で70位や80位の会社に売り負けるんだよ!!という事です(怒)。
しかし実際にこういう事が日常茶飯事起こるからこの業界は摩訶不思議、うん、これは売り上げ欲しさにどこにでも安値をばら撒くメーカーが悪いに違いない!!
まあこれは冗談半分(という事は本気も半分)ですが、この業界ほど規模のメリットが少ない業界も珍しいですよねえ。

今から10年ほど前、あるメーカーさんが関西地区の代理店が集めて懇親会を催して下さった事がありまして、その時は20〜30社ほどの同業が参加していました。
今でこそ世代交代は随分と進みましたが、10年前の時点ではまだ各社とも先代が頑張っていた時代、従って同業の社長と言っても皆、私とは親子ほど年齢の離れている方々ばかりでした。
私と同年代はいくつか年上の人が一人いただけ、まだ社長になりたてだった私はそうそうたるメンバーの中で気後れ気味でしたが、何気なくその事を同年代の社長に言うと、その人が言った台詞がまた憎い!
「何を言うてるねんオマエ! 今日来ているメンバーの中でオマエのところの会社、上から何番目やと思ってるねん! 別に威張る必要はないけど堂々としてたらいいんや!」

そう言われてもその時はピンと来ませんでしたが、それから色々な会合などで場数を踏む事によって何となく業界における自社の立ち位置と言うのでしょうか、評価のようなものを感じるようになり自信が持てるようになったものです。

その懇親会の時は座敷に座っての宴会スタイルで各社の席順は主催のメーカーさんがくじびきで決めたものでした。
もう時効だから言いますが、実は私、前もってメーカーさんにこっそり頼みこんで関西地区第1位の会社の社長の隣にしてもらいました。
それまで一度もお会いした事がなかったので、じっくりお話を聞いてみたかったからです。1位と5位のトップ会談、新米社長の私には大変勉強になりました。
某メーカーさん、その節は無理言ってすみません!

さて、5位の我が社が当然目指すは第1位と言いたいところですが、1位の企業の売上高は当社の約4倍、追いつく事などまず不可能、そこで現実的な当面のターゲットは数字的に僅差の3位、4位の企業を食う事です。
一年後にランキングがどうなっているか、楽しみにしていて下さい。

毎年策定している中期経営計画にも記載していますが、我が社は「業界関西地区で実質No.1企業となる」事をスローガンとしています。
実質的なNo.1とは何か? 売り上げ高では1位に勝てない以上、利益や業界での評判、社員の質などを含めた総合評価で関西でのナンバーワン、オンリーワンと言われるような企業を目指しています。

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 スターダムの
愛川ゆず季選手

しかし今でもユニークさにかけては関西はおろか、全国でもナンバーワンかもしれません、色々な意味で(笑)。
ナンバーワンの話題が出たところで「一番輝く女子プロレス団体」と評判のスターダム大阪大会観戦記を特別付録としてお届けします。(別途アルバムをクリック
経営日誌にとうとう女子プロが初登場! 噂のグラレスラー、ゆずぽんこと、愛川ゆず季(*)の活躍を見よ!
やはり当社はユニークさではナンバーワンです…。

会社がユニークなのではなく、社長がユニークなのだと某社員の声・・・(笑)。

* 愛川ゆず季

83年愛媛出身、本名非公開、03年にグラビアアイドルとして芸能界入り、10年にはプロレスデビューを果たし新団体スターダム所属となり、ゆずポンの愛称でグラビア、プロレスの二足の草鞋で活躍するグラレスラーというジャンルを開拓、11年プロレス大賞の女子プロレス大賞を受賞する。
必殺技はテコンドーの経験を生かしたゆずポンキック、シャイニングゆザード。

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