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社長の経営日誌

 FILE No.285 2012.8.4

「 コトPOPマイスター(1) 」

先週の「日本語検定」(FILE No.284)に続いて二週連続、検定&講座の話題です。

「商人伝道師」として流通業界、中小スーパーマーケットの救世主的存在になっている水元 均先生が推奨しているのが「コト販売」です。

日本がまだ貧しかった頃は人々の「モノ」(商品)に対する欲求が強い時代でした。
だから消費者が安くて色々なモノを買い揃える、大量生産大量消費の時代が永く続きました。
しかしそんな高度成長期も終焉を迎え、単なるモノ販売では通じなくなりました。
モノが溢れかえっている現代、豊かになった消費者は商品ではなく情報やシーンを買っているからです。
だから自分の感情に引っかからない、必要性のないものはどんなに安くても見向きもしませんし、逆に感性に訴えかけるものはお金に糸目をつけず購入してしまうのです。
つまり、これからはモノ販売ではなくコト(価格、理由、メリット、情報、エピソードなど)販売を推し進めるべきで、その強力な武器となるのが「コトPOP」です。

POPとはPoint of purchase advertisingの略語で売り場で用いる販売促進用の為の広告の事ですが、アンケート結果によると女性がモノを買う時の情報源の第一位は、いまだ「店頭で見たパッケージやPOP、ラベルなどの説明」だそうです。

POPはモノPOPとコトPOPに大別され、モノPOPとは商品の特徴や機能、価格だけが書かれたPOP、対してコトPOPは商品の価値を伝える事に主眼を置き、お客様の知りたいコト、知らなかったコト、興味、関心のあるコトを書いてお客様の期待感を引き出す事に特化したPOPを指します。

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 当社社員の書いたコトPOP

モノや情報が少なかった時代はモノPOPが主流でしたが、これからの時代はコトPOPが販売促進のキーワードとなります。
実際に当社の社員が我流ながらコトPOPを書いて包装資材や容器とセットして提案したら採用になったケースがありました。

今や流通業界で大流行のコトPOPですが、その重要性は理解できてもなかなかうまく書けないという初心者が多いと思います。
そんな人の為に水元先生がこの度開講したのが「コトPOPマイスター認定講座」(http://shikaku.akindonet.com/)です。

コトPOPマイスターになる事を目標に、半年間に渡る初級コースを当社の社員たちも受講しています。
恒例により、その受講メンバーを発表〜!!

   
小林 智昭 (取締役営業副本部長)
松村 翔太 (営業第1グループ担当)
下江 一徳 (営業第2グループリーダー)
石川 正樹 (営業第3グループ担当)
田中  薫 (京都営業グループリーダー)
   

食品包装用容器、中身、POPやシールなどの販促物、陳列方法やカラー・コーディネート、全てがバランス良く調和してこそ、最適な売り場は完成します。
ただ単にモノを運ぶだけでなく、トータル的な提案を顧客は望んでいます。
それができないただの運び屋はいくらでも代替がきくわけで、真に必要とされる問屋にはなりえません。 包装資材屋もまさしくコト販売、コト営業(←私の勝手な造語)こそが生き残りのキーワード、それを実現させる為には社員一人ひとりが人間力、販売力、提案力を高めるしかありません。

包材屋がPOPの書き方習ってどうするの?と呑気に考えてるそこの貴方、そんな事では生き残れませよ! 大きなお世話ってか(笑)…。
ま、他所の事より我がの所の事、全課程を修了した来年2月には、検定試験もあるとの事なので受験者は全員合格を目指し頑張って欲しいものです。

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携帯ストラップ紹介、私が取り上げるのはいつも昭和のレジェンドばかり(引退した選手、故人となった方も多数)なのでたまには現代のトップレスラーをと言う事で、ジャイアント・バーナード(*)の登場です。

* ジャイアント・バーナード

本名、マシュー・ブルーム、1972年アメリカ・マサチューセッツ州出身。
NFLのサンディエゴ・チャージーズ、学校教師を経て97年プロレス・デビュー、99年WWE入り後は複数のリングネームを使用したが「Aトレイン」が最も有名。
2005年WWE離脱後は「ジャイアント・バーナード」となり全日本プロレスに初来日。2006年に新日本プロレス移籍後は輝かしい戦績を残して6年に渡って新日本外国人エースの地位を確立していたが、今年に入って「テンサイ」のリングネームで再びWWEにカムバックした。必殺技はバーナードライバー、バーナード・ボム、日本でのニックネームは「微笑みの圧殺獣」。

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