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社長の経営日誌

孤高の天才 社長の経営日誌社長の経営日誌 田宮社長が好き勝手に織りなす独白です
 FILE No.307 2013.1.12
「 大晦日興行 」

今年が始まって早くも10日が過ぎましたが、未だ休みボケが抜けない人(それって私の事?)の為に大晦日(おおみそか)の話題です。

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 INOKIBOM-BA-YE2012

2012年12月31日私は、東京・両国国技館で行われたIGFの「INOKIBOM-BA-YE2012」(イノキ・ボンバイエ2012)に行って来ました!
大晦日に相応しくメインを飾るのは藤田和之と小川直也の世紀の一戦、これは見逃せません。

大晦日にビッグマッチを開催するという型破りで、ある意味はた迷惑な興行が行われたのは2000年の「INOKIBOM-BA-YE」が最初でした。
帰省している人も多い中で、この時は会場が5万人規模の大阪ドーム(現・京セラドーム)という事もあり、興行的には惨敗に終わるだろうと思われたのですが不可能を可能にするのがアントニオ猪木の真骨頂、当日は超満員の観衆が集まり大盛り上がりとなりました。
しかもこの日は日付けが変わる12時までイベントが続き、1分前からカウントダウンが始まって猪木さんのダーッ!と同時に21世紀に突入! あの時の感動だけは今も忘れられません。 後にDVDやテレビで何度となくこのシーンを見直しましたがやはりあの瞬間の感動を「体感」できたのはあの場にいた者だけの特権でした。

この日は試合前にも大事件が有り、開場前に大阪ドームの入口の前にいたら、私のすぐ真横を何か大きな黒い塊が猛スピードで突っ切って間一髪ぶつかりそうになったのです。
(誰だ、こんな人混みの中で全力疾走する危ない野郎は!?)と思ってよく見るとその黒い塊の正体は何と革ジャン姿の大仁田厚!!
当時、猪木さんへの挑戦を表明していた大仁田はこの日の大阪ドームに対戦要望書を持参するとマスコミ誌上で予告しており、その言葉通り本当にやって来たのです。

入口を突破した大仁田を追いかけて我々ファンも雪崩込み受付前は大パニック、皆が大仁田コールを叫ぶ中、猪木さんを呼ぶよう要求する大仁田の迫力に受付嬢は凍りついていました。
結局猪木さんは現れず大仁田は応対したスタッフに要望書を手渡して立ち去りましたがこの後大仁田は新幹線に飛び乗って帰京すると会場に直行してインディペンデントの試合に出場、20世紀最後の日に大阪と東京の2大都市を駆け巡るそのバイタリティには驚いたものです。

翌2001年の大晦日にも「INOKIBOM-BA-YE」は開催されこの年の会場はさいたまスーパーアリーナでした。
前年の感動が忘れられなかった事もあり、遠路はるばる行ってしまいましたよ〜。
東京からさらに遠い埼玉という事で行くだけでもかなり疲れましたがこの年もイベント終了は年越し後、幸いにも大晦日だったので深夜でも電車は動いていたのですが、肝心の新幹線が朝まで動いていない…。
やむなく新幹線の始発時間が来るまでひたすら山手線をぐるぐる回って寝ていました。はたして何周した事やらわかりませんが、家にたどり着いた頃はぼろぼろでした。

2002年の大晦日もやはり埼玉の同会場での開催でしたが流石にこの年は気力がなく大人しくテレビ観戦、しかし2003年は地元に近い神戸(ウイングスタジアム)だったのでみたび会場に足を運びました。

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 かつて打倒・紅白を
果たしたボブ・サップは
今回も出場

この年はこの神戸の「INOKIBOM-BA-YE」を含めて3つの格闘技の大会がそれぞれ3局の地上波ゴールデンタイムで放映された、まさしく格闘技バブル頂点の年でした。 ナゴヤドームで行われTBSでオンエアされたK-1の大会で大注目の曙VSボブ・サップの世紀の一戦が実現、紅白歌合戦の視聴率を上回る快挙をやってのけたのを覚えている方も多いでしょう。

…というわけで9年ぶりに大晦日に行われた今回の「INOKIBOM-BA-YE」ですが、実は行こうか行くまいか最初は迷っていたのです。
試合開始は夕方4時、大晦日の夜を東京のビジネスホテルで迎えるのも虚しい(笑)し、11年前のように山手線の中で朝まで待つような気力・体力はもうありませんので日帰りしたかったのですが新幹線の最終(9時20分)に果たして間に合うのか??
かなり心配でしたが「迷わず行けよ 行けばわかるさ」の猪木イズム爆発で乗り込んだのです。

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 闘魂神社も登場

両国国技館に到着すると、開場前には猪木神社が設営されていました。
私も帰りにお参りして来ましたので2013年も安泰間違いなし!
会場内では知人(闘魂猪木塾生)と何人も顔を合わせました。
皆、「さすがの田宮さんも今回は欠席だろうと思ってました。」だって(苦笑)。しかし皆さんも本当に熱心ですね〜。

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 遂に実現した藤田と小川の一騎打ちだったが…

試合は順調に進みましたがメインの藤田VS小川は決着はついたものの不透明な内容に終わり、観客席からは大ブーイングが起こり不穏な空気となりました。
猪木さんがリングに上がり締めようとしたもののブーイングは一層大きくなり収まりません。すると突然猪木さん、客に対してマジでブチ切れたのです!
「ふざけんなこの野郎!てめえら上がって来い!…」いや〜、凄い迫力、とても2月に70歳(古希!)となる人とは思えません。
最後は猪木さんが強引に「ダーッ!」で締めましたが今にも暴動が起こりそうなこの雰囲気、昭和の新日本プロレスを彷彿させてゾクゾクしました。

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 ライトアップされた猪木像

終了は7時45分、暗くなった館外では美しくライトアップされた猪木像が我々を見送ってくれました。
予想より早く終わってくれたおかげで8時10分発の新幹線に乗車する事ができ、10時43分に新大阪に着く事ができました。
夜遅くに麺類を食べるのは本当はタブーなのですがこの日は大晦日なので特別(笑)、京橋駅の近くで年越しそばを頂いて11時半に我が家に無事帰還、ぎりぎりで除夜の鐘に間に合いました。
充実した2012年最後の日でしたが、今年の大晦日ももしやるなら是非大阪でお願いします!

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