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社長の経営日誌

孤高の天才 社長の経営日誌社長の経営日誌 田宮社長が好き勝手に織りなす独白です
 FILE No.322 2013.4.27
「 爆弾低気圧 」

さあ、このブログの更新日からわずか2日後に迫った4.29両国国技館ゆずポンの引退試合ですが、今回は4月7日札幌でのラストマッチ編です。

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 懐かしい新日本プロレス
97年7月札幌大会の半券

長い私のプロレスファン歴の中でも札幌での観戦は初…と思っていましたが、実は1997年7月6日の新日本プロレス札幌真駒内アリーナ大会に行っていたのを思い出しました。
この時はアントニオ猪木の札幌ラストマッチ(*猪木は翌98年4月に引退)の為、遠路はるばる飛行機で行ったのですが昔は猪木、今回はゆずポン、16年経っても私の行動パターンは進歩していません(笑)。

札幌遠征を決めたもう一つの大きな理由、それは昨年9月の札幌出張時に待望の初乗車を果たしたトワイライトエクスプレス(FILE No.294 参照)にもう一度乗りたかったからです。
昨年は個室が瞬時に売り切れ、何度通っても空席が出ず結局Bコンパートメントに甘んじました。
今度こそは!と気合を入れて切符発売日にみどりの窓口で第一希望を個室ロイヤル、第二希望をB個室(シングルツイン)で発売開始の10時の時報と同時に駅員さんに発券手続きをしてもらうとロイヤルはダメでしたがB個室をあっさりとゲット!
少々拍子抜けしましたがとれる時は案外こんなものなんでしょうね。

乗車日は4月6日土曜日、その前夜準備をばっちり整えてそろそろ寝ようかと思っていたら夜中の12時20分に突然メールがありました。
誰かと思ったら今回も切符購入に多大な協力をしてくれた某コップ屋さんからで何と「本日のトワイライトエクスプレス運休」とJR西日本のサイトにアップされているとの事!
日本列島を襲った通称・爆弾低気圧の影響です。
幾日も前から各地に雨マークがついていたので嫌な予感は多少あったのですが、まあ大丈夫だろうとタカをくくっていたらこのザマです。
これで折角とれた個室もパー…一気に力が抜けました。
6日は午前中にみどりの窓口に出向き泣く泣く払い戻ししてもらいました。

さて試合は翌7日、当日朝の飛行機なら間に合いますがこの状況では欠航、行き先変更の可能性も大で、よしんばたどり着けても今度は帰って来られるか心配です。
さらに折角行っても東京から来るスターダムの選手を乗せた便が到着しなければ興行そのものが中止(延期)になるかもしれません。
どうしたものかと一日中悩んで、インターネットで天気予報や飛行機の運行状況とにらめっこしていました。
「迷わず行けよ行けばわかるさ。」が毎度おなじみ猪木イズムですが、今回ばかりは本当に迷いました(苦笑)。

7日当日、朝一番でJALのサイトで確認すると一応予定通り飛ぶ事にはなっているものの「新千歳空港上空が強風による視界不良の為、函館空港か成田、あるいは伊丹に引き返す可能性あり」との事…。
中途半端に函館あたりに降りられてもどうせ試合には間に合わないのでそれならいっそ引き返してもらいたいものですが、こうなれば運を天に任せるのみと空港に出向いて8時40分発の切符を買いました。
それにしてもJALの当日正規料金の高い事よ、トワイライトの料金と変わらないんだもんなあ…結局トワイライトの払い戻し分がそのまま飛行機代にスライドしたようなものです(涙)。
切符の購入時に係員から、搭乗前にはアナウンスで、さらに離陸後には機長の山本さんからと盛んに「できる限り努力はするが降りられない可能性もある。」と耳にタコが出来そうなぐらい聞かされました。

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 まだ雪の残る北海道へ…

新千歳が近づくとまたも機長からのアナウンスで「強風は相変わらずだが安全が確認出来たら着陸を試みる。」との事、私はひたすら「頑張れ山本、頑張れ山本!」と祈るのみ、結局飛行機は問題なく無事に着地成功!
これで第一関門突破、山本機長ありがと〜!!
ブログでチェックするとスターダムの選手たちも私より30分以上早く到着しているようで興行開催に何も問題なし、思わずガッツポーズです。

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 銀波露のラーメン

空港から電車であちこちに雪が残り雨の降る札幌に到着、北海道は雨が降らないイメージがあるので何か新鮮です。
まずは腹ごしらえとお約束のラーメン、今回は札幌駅近くの「ラーメン共和国」にある銀波露というお店の醤油ラーメンを食しました。

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 テイセンホールがるのは
ボウリング場の中
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 やはり主役はゆずポン!
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 会場内にトラックが
停まっているシュールな
風景…
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 爆弾低気圧にも負けない
ゆずポンスマイル!

この日の試合会場となる札幌テイセンホールは札幌駅から徒歩数分の場所にあるテイセンボウルというボウリング場の中のイベントホールでした。
この日のゆずポンは解散したユニット、全力女子を一夜限り復活させてスターダムを制圧しようとする木村モンスター軍と激突、特に注目は最初で最後となる欧州の巨獣、アルファ・フィーメルとの異次元対決で、アルファは185cm、76kgの巨漢、ゆずポンとは身長差27cm、体重差26kgとまさに大人と子供の様相、それでも持ち前の気の強さで正面から向かっていったゆずポンですが案の定ボコボコに…。
典型的なベビーフェース(善玉)とヒール(悪役)の試合に館内は沸きっぱなしでした。
スターダム札幌大会の模様はこちらをクリック

試合終了後も外はまだ雨でしたが、空港に向かい予約済みの5時50分発の飛行機に搭乗、低気圧の影響も少し収まったようで何事もなく大阪に帰る事ができました。
さすがに不死身の私も(笑)札幌日帰りは疲れました、と言うか爆弾低気圧のおかげで精神的にまいりました。
それでも帰った翌々日からは東京出張、男はタフでなければ生きていけないのです(笑)。
返す返すも残念だったトワイライトエクスプレスの運休、果たして私が個室に乗れるのはいつの日か、気長に次のチャンスを待ちたいと思います。
…さあ、ゆずポン全力ファイトFINALまで泣いても笑ってもあと2日!!

※ 次回更新はGW明けの5月11日となります。

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