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社長の経営日誌

孤高の天才 社長の経営日誌社長の経営日誌 田宮社長が好き勝手に織りなす独白です

FILE No.360

2014.2.1
「 ウインナー・コーヒー 」

昨年末に難波にある「コメダ珈琲」に立ち寄った時の事です。
コーヒーを飲んでお店を出て目の前にある交差点で信号待ちをしていたら、店員が後ろから追いかけて来るじゃないですか。
「あのう…、お代がまだなんですけど…。」
ガーン! ボーッとしていた私、何とお金を払わずに出て来てしまったのです。
スタバやドトールのようにチェーン店展開しているコーヒー・ショップは例外なく先にお金を払って飲み終えたら勝手に帰るのでその感覚が身に染みついていたのですね。(←言い訳!) 冷静に考えりゃこのお店、セルフじゃなく店員が運んで来てくれたし、目の前に伝票も置いてありました。入り口にはレジもあったのに堂々と素通りしてしまいましたよ(苦笑)。
あ〜恥ずかし、顔から火が出ました。これであのお店、二度と行けませんわ、と言いながらほとぼりの冷めた年明け、また行きましたが…、皆さん私の事を「飲み逃げ野郎」と呼ばないで下さい(笑)。

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 クリームがたっぷり、
ウインナー・コーヒー

お騒がせしてしまったそのお店で私が飲んでいたのが表面にクリームを浮かべた、いわゆるウインナー・コーヒーでした。何故か昔からこれが好物なのです。
ウインナー・コーヒーを初めて飲んだのは確か高校生ぐらいの頃で、生意気にも一人で喫茶店に出入りするようになった私、ある日メニューにあったこの変わった名前の飲み物を好奇心から注文してみました。
(ふーん、これがウインナー・コーヒーか。) クリームが盛られ中が見えないカップをしげしげと眺めながらクリームを食べようとカップを持って一呑みすると当然下から熱いコーヒーが出てきて哀れ、舌を火傷したのでした(バカですね)。

ウインナー・コーヒーという奇妙な名前が昔から不思議でしたが、これは発祥の地、オーストリアに因んでいて、ウィーン風のコーヒーという意味だそうです。
もっとも肝心のオーストリアにはウインナー・コーヒーという名前の飲み物は存在せず日常的に飲まれているのはエスプレッソにミルクを加えた物にミルクの泡を浮かべたメランジェ(カプチーノ)が主流との事です。
ミルクの泡の代わりにホイップクリームを浮かべた物、つまり日本で言うウインナーコーヒーはフランツィスカーナーと呼ばれるそうです。
従って現地で本場の物を味わおうと「ウインナー・コーヒー」と注文してもまず通じません。日本なら「日本茶」で通じるのにね(笑)。

日本でもウインナー・コーヒーがメニューにないお店も多いのでそういう時はアメリカンを注文しています。ところがこのアメリカン・コーヒーも実は和製英語でアメリカでは通じないそうです。アメリカでアメリカンが飲みたい時は何と言って注文すれば良いのでしょう??
尚、人一倍健康に気を使う仮面貴族ミル・マスカラスは「日本のコーヒーは濃すぎる。アメリカンを注文したがまだ濃い。」と言ってコーヒーを水で薄めて飲んでいたそうです(笑)。

ある喫茶店でバイトが一人で留守番をしている時、一人のお客が来店しました。
このお客、昔の私と同様、ウインナー・コーヒーというのがどんな物かを知らずに注文してみました。
ところが不幸な事にこのバイトもウインナー・コーヒーを知らなかったのです。
で、この店員何を思ったかウインナー・コーヒーだからと何とウインナーソーセージをフライパンで炒めてコーヒーの中に入れて客に出したのです!
客は(これがウインナー・コーヒーか、奇妙なコーヒーだな。)と不思議がりながらも注文した手前、最後までたいらげたとか…。

これは随分昔に人から聞いた話ですが、果たして事実なのかネタなのか真偽は不明です。何方か心当たりのある方はご連絡下さい。

ところで最近コンビニエンスストアでは店頭での挽きたてのコーヒーが人気商品となっています。
私も時々利用しますが、一杯100円(Sサイズ)程度で豆を挽いてドリップしたコーヒーが味わえるのですから、缶コーヒーの売り上げが激減するのはわかります。 実際、お店によっては一日100杯以上も売れるらしいです。
この日本に果たしてコンビニが何店舗ある事か、いや〜、コップ業界は儲かって仕方ないでしょうね、羨ましい!
某コップ屋さんの証言によると実際生産はフル稼働でも追いつかないそうです。
しかし利益は殆どないとか、コップ業界やはり商売下手ね(トレー業界と一緒! 笑)

これもコップ屋さんから教えてもらった話ですが、コンビニが挽きたてコーヒーに力を入れるのには売り上げ以外にもう一つ大きな理由があるそうです。
ご存知のように最近のコンビニはおでんを筆頭に揚げ物など店内調理品の取り扱いがどんどん増えています。しかし厄介なのは店内に臭いがこもってしまう事で、いつだったか私もあるお店に入ったら油の臭いが充満していて気分が悪くなった経験があります。 ところが、コーヒーの香りがこの嫌な臭いを消してくれる作用があるのだとか。確かに言われてみれば最近は油臭さが無くなったような気がします。

コンビニで挽きたてコーヒーを売る取り組み、実は20年以上前にも一部の店舗でチャレンジした事があったそうですが、この時は定着する事なく失敗に終わりました。
今より味も劣っていたのでしょうが、やはり最大の原因はその頃はまだスタバやドトール、さらにはマクドナルドのドライブスルーも無く、コーヒーはテイクアウトするものでなく喫茶店で座って飲むものだったからでしょう。
早すぎた取り組みですが、20年経って日の目を見るのですから、常に新しい事に挑戦する気持ちを忘れてはいけないとつくづく思います。
いずれはコンビニでウインナー・コーヒーも飲めるようにして欲しいものです。
ソフトクリームを作る機械のようにホイップクリームが出る機能を搭載できれば決して不可能ではないでしょうから、さらなる進化に期待します。

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 角田課長愛用、特製
ひまかップ「ヒマか?」

会社にいる時はついついヒマなもので(笑)「相棒」の角田課長の如く、ひまかップを片手にマテ茶とコーヒーを愛飲しながら仕事に没頭している社員たちに「ヒマか?」と声をかけております(笑)。
できれば会社でもウインナー・コーヒーを飲みたいところで、ホイップクリームを買って来ようかと真剣に考えた事もあるのですが、ただでさえお忙しい当社の事務員たちのお手をこれ以上わずらわせてはいけないと(自分でやれ!と言われるのがオチ)自粛しております。
気がつくと、たかがウインナー・コーヒーをテーマにだらだらとこんなにも長文(雑文!)を書いてしまいました。どうせ特命係はヒマですから!(笑)

特別付録は1月19日、難波で初観戦のOSAKA女子プロレス、お目当ては勿論フリー参戦の華名選手です。
各団体から引っ張りだこの華名選手、ブルーザー・ブロディやミル・マスカラスも米マットではメジャー団体との専属契約を嫌ってインディペンデント(独立小団体)を主戦場としていましたが、その姿がダブります。
この日の華名は大阪での試合後、JWP女子がやっている東京の新木場に移動、試合ではなく会場で自分の自主興行のチケットを売るのが目的との事、大阪人らしい商魂に脱帽です。
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