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社長の経営日誌

孤高の天才 社長の経営日誌社長の経営日誌 田宮社長が好き勝手に織りなす独白です

FILE No.368

2014.3.29
「 ミャンマー・ベトナム・カンボジア最新流通視察(3) 」

(前回からの続き)

第4日目 2月19日(水)

三連泊したミャンマーともこの日でいよいよお別れ、夜にはベトナムへと移動します。
ホテルをチェックアウトして午前中はヤンゴン市内の名所の見学に出かけました。
やって来たのはミャンマー仏教の総本山と言われる寺院、その名もシュエダゴンパゴダです。アルバムの写真を見て頂ければわかるように広い境内はどこを見ても黄金色で金ピカ、寺院というよりアミューズメント広場の様相で、特に中心部にある高さ100mの黄金の塔は圧巻でした。
続いてやって来たのは全長約70m、横たわった巨大な寝仏、チャウット・ジー・パゴダ、間近で見るとかなりの迫力ですがよく見ると結構色っぽい(笑)。
ぐるっと一周して背中から足の裏まで拝ませて頂きましたが、馬場さんの16文も真っ青の大きな足の裏には何やら彫刻が…。仏教の宇宙観を表す図が描かれているのでした。

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 これがキングダークだ!

しかし横たわった像を見ると私は「仮面ライダーX(エックス)」(1974年)のキングダーク(知ってる?)を思い出すよなあ(笑)。

ジャンクションスクェアと呼ばれるショッピングモールで昼食をとった後は市内で最も大きい市場、ボージョー・アウンサン・マーケットを見学して夕方に空港へ移動、19時過ぎのベトナム航空に乗りました。目指すはベトナムの首都ハノイです。
21時半に無事到着しましたが空港からホテルまでは一時間以上もかかり、ホテルにチェックインしたのは23時でした。
食事は機内食で済ませたので私は翌日に備えとっとと寝ましたがそれからホテルのバーに飲みに行った方もいたそうで、タフですね〜(笑)。
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第5日目 2月20日(木)

本日は2月20日! この日は燃える闘魂、アントニオ猪木の71回目のバースデー! 猪木さ〜ん、遠くベトナムよりお祝いしま〜す!!

朝9時から一昨年にも訪問したベトナム小売業協会の皆さんとの交流会がありました。
前回もそうでしたが「一人ずつ自己紹介を」と突然何の前触れもなく振ってくるんだよなあ〜、仕方なく前と同様、デタラメな英語でやりました(苦笑)。
「ハロー、マイネームイズ・シゲト・タミヤ フロム・オーサカ・ジャパン。 マイカンパニー イズ テイクアウト・フードパッケージ・ホールセラー!…宜しくお願いします。」…包材屋である事はご理解頂けたようでほっとしましたがいっその事洒落で「マイカンパニー イズ ダストショップ(ゴミ屋)」と言ったらどんな反応があった事やら(笑)。
「宜しくお願いします」の英語がわからなくて最後だけ日本語になってしまったので、後で近江さんに何と言えば良いか聞いてみたら「ああいう場合はサンキューべリマッチでいいんだよ。」との事、おかげで一つ賢くなりました。

ベトナムにはこの1月イオンがオープン、コンビニではミニストップ(一昨年訪問済み)、ファミリーマートも既に進出しています。以前は店舗に制限があったものの現在は出店規制もかなり緩和されつつあるとの事で今後も日本を初めとした海外勢が投資しやすいような政策をうっていくそうです。
一昨年と同様フィービーマートさんの店舗を見学させて頂いた後はベトナム料理での懇親昼食会、しかし言葉の通じない人と一緒に食事するのって気をつかいますよね〜、昔から海外に来るたびに英語を習っておけば良かったと思うのですが常にその場だけで行動に移せずこの歳になってしまいました…。海外で暮らすとか人間ってよほど必要に迫られないとやらないものですよね…。
イデ隊員、パンスペースインタープリター(全宇宙語の翻訳機)「ウルトラマン」第16話「科特隊宇宙へ」より)を用意してくれ!

ベトナム小売業協会の方々に別れを告げ、14時にやって来たのはこちらも前回に続く訪問となる家電量販店の大手、ピコプラザさんです。
ハノイを中心に展開する同店ですが、ちょうど一昨年に来た時には競合店の本拠地であるホーチミンに殴り込みをかける直前だった事を記憶していました。あれから二年が経過してホーチミンでの市場については
1. 一年中暑いのでエアコンが良く売れる
2. どちらかというと衝動買いの傾向が強い(ハノイの方が慎重)
3. 価格より付加価値を重視する
などの分析がなされているとの事でした。

オーシャンマートロイヤルシティを視察後はこれまた一昨年以来のホーチミン廟の見学です。ベトナムの英雄、ホーチミンさんの遺体が保存されているこの場所、前回は遺体のメンテナンス期間中という事で、そして今回は時間が合わず(見学時間は午前中のみ)中には入れませんでした。
前回も書いたように人の遺体など見たくないと思っていたのですが二回やって来ても空振りとなるとだんだん見たくなってくるから不思議なもの(笑)、果たして三度目のチャンスはあるでしょうか?

夕方にはホテルに帰還、この日の夕食は各自自由との事でしたので誰か食事に行く人はいないかとロビーに降りてうろうろしていたら、小売業協会の岡部専務理事がいらっしゃって日本の商工会議所から現地駐在で来られている方と食事に行かれるところでしたので、ド厚かましくも私も一緒に連れて行って頂き、日本食をご馳走になってしまいました(感謝です!)。
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第6日目 2月21日(金)

この日はいよいよ最後の訪問国、カンボジアへの移動日です。
ベトナムはミャンマーと違って非常に涼しく(日中は15〜20℃、夜は肌寒い程)すごしやすかったので離れるのがちょっと残念、そうそう、ベトナムと言えば忘れてはいけないのが恐怖のバイク軍団です。
市内は相変わらずのバイクの洪水でバイク禁止のヤンゴン市内とはあまりにも対照的な光景でした。それでも二年前から比べるとほんの心持ちバイクの数が減ったような気が…。
どうやらバイクが減ったと言うより車の数が増えたようです。二年前と比べて生活レベルが少し上がったという事でしょう。
そうは言ってもやはり庶民にとってやはりまだまだバイクが生活の必需品、平均すると一家に3〜4台もあるそうです。

9時40分ハノイ発のベトナム航空に乗って、カンボジアの首都プノンペンへ、順調に航行を続けた飛行機は11時過ぎには徐々に下降を開始、やがて周りが山だらけの小さな空港に降り立ちました。さあ、いよいよカンボジアに到着! しかし旅のしおりには13時着と書いてあったのに随分早く着いたなと不思議に思いながら飛行機を降りました。
空港内の通路が二つに分かれていて、係員にチケットを見せたらこっちに行けとの指示、着いたのはどう見ても空港の乗り込みゲートじゃないですか。これじゃあ外に出られないけどうなってんの?
てっきりカンボジア(プノンペン)に着いたと思っていたら実はここ、ラオスだったのです!添乗員すら知らなかった事なのですが、ようするにプノンペン行きの飛行機に急遽ラオス行きの客も乗せたのでしょう。どおりで到着が早すぎると思ったよ…。
冒頭で投資育成さんからラオス行きのお誘いも来ていた旨を書きましたが、おかげで空港内だけながらも思わぬ形でラオス上陸が実現してしまいました(笑)。
待つ事30分、もう一度同じ飛行機の同じ席に案内されて再び離陸、13時過ぎ、今度こそ本当にプノンペンの空港に着陸しました。
ハノイと違いまたも30℃以上の真夏日に逆戻りですが、町にバイクが目立つのはハノイと同じです。

14時、やって来たのはミャンマーでもお世話になった情報通信機器会社フォーバルさんの現地法人であるフォーバルカンボジア、こちらは海外進出支援やITコンサルサポート、人材育成を主な事業内容とされています。
事務所に到着してエレベーターに乗る時、「6人乗りですから。」と言われていたにも関わらず近江さんが「乗れるだけ乗って!」と言うものだから8人も詰め込んだらドアは閉まったものの案の定作動停止、扉が開かなくなってしまいました。非常ボタンを押したら手動で開きほっとしましたが一瞬恐怖を味わいエレベーターを故障させて大ヒンシュクでした。重量オーバーの方もいるのですから(私ではありません!)定員はきっちり守りましょう(笑)。

日本人がカンボジアに対して抱くイメージと言えば地雷、貧困、大量虐殺…、まだまだネガティブなものが多いかもしれませんがフォーバルさんのお話によるとカンボジアの人は総じて親日的との事です。
30歳以下が人口の66%を占めるという発展途上の国ですが税金の徴収の仕組みがうまくいっていない為、富めるものはより富む典型的な格差社会で農村部に行けば一日2〜3ドルのお金で家族が生活している場合もあるそうです。
製造・小売の外資参加は100%OKで、この6月にはイオンモールの出店が決まっており、移動のバス内から工事中の様子が見えました。

ソリアショッピングモール内にあるラッキースーパーマーケットとシティマートの2店舗を見学して夕方にホテルに到着、夕食は鉄板焼きのお店でしたが安くて大変デリシャスで皆大満足でした。運動効果も虚しく体重増が気になります…。
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(次回へつづく)
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