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社長の経営日誌

孤高の天才 社長の経営日誌社長の経営日誌 田宮社長が好き勝手に織りなす独白です

FILE No.369

2014.4.5
「 ミャンマー・ベトナム・カンボジア最新流通視察(4) 」

(前回からの続き)

第7日目 2月22日(土)

ここでカンボジアでの格闘技事情、現地のガイドさんによると人気のあるのはボクシングとキックボクシング(恐らくムエタイ)でアメリカンプロレスはテレビで視聴可能との事ですが残念ながら興行は存在しないそうです。
朝起きたら近江さんが「夕べ、テレビのチャンネルを替えていたらアメリカのプロレスがやっていた。」と教えてくれました。 恐らくWWEでしょうが、何ですぐに私の部屋に内線電話で知らせてくれないんですか!
私は唯一の日本語放送のチャンネルでつまらないNHKの番組観ながらとっとと寝てしまいましたわ。
これもガイドさんのお話ですが1996年、「おしん」がオンエアされて空前の大人気を博したそうです。奇しくも行きの飛行機で私も「おしん」を観ていましたが、以来カンボジアの男性は日本女性が皆、おしんのような人だという幻想があるのだとか…。残念ながら今時そんな女性いませんよ〜(笑)。

この日の午前中はプノンペンの市内観光です。
まずは暑い中、広い王宮とシルバーパゴダを見て回りました。
世界中何処の観光地に行っても必ずいるのが土産物屋、全身にカラフルな紐状の物をぶら下げたおじさんが突如近寄って来て何かと思ったら実はハンモック売りでした。
暑い国ではこのハンモックが非常にポピュラーで、滞在中あちこちで木に吊り下げて気持ちよさそうにお昼寝している人を目撃しました。
そのまま我々は歩いて国立博物館へ。
入口正面ではいきなりインド神話の神鳥、ガルーダ像が出迎えてくれました。
小売業協会の岡部専務理事曰く、「ガッパみたいですね。」ガッパ!これまた懐かしい、確かによく似ている!

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 大巨獣ガッパは
ガルーダに酷似?

「大巨獣ガッパ」は1967年(昭和42年)に公開された日活映画です。
ロマンポルノの印象が強い日活が一大怪獣ブームの時代に唯一制作した特撮怪獣映画で、勿論私はガキの頃テレビで観たのですが、ガッパのプラモデルが家にあった事を記憶しています。数十年ぶりに観たいですね〜。
館内は写真撮影禁止だったのでガッパ、あわわガルーダ像の前で記念撮影して来ました。

観光を終えた我々は飛行機でプノンペンからシェムリアップに移動する為、空港に向かいましたが18時のフライトなのに15時過ぎには到着してしまいました。
搭乗手続きまでもまだ一時間半もあるとの事、時間を潰そうにも小さな空港なので殆ど何もありません。
暫くあたりをうろうろしていましたが間が持たないのでやむなくピザ屋に入りました。(別にお腹が空いていたわけではありません)あくまで時間潰しの為ですので!
着席してメニュー表を見て何を注文しようかとじっくり思案する私。横には現地のウエイトレスが直立不動状態で注文を待っています。ところがそこに近江さんが「何かあと10分ほどで搭乗手続きできるらしいから集合して。」と急遽呼びにやって来たのです。
今更店を出るわけにもいかず、かと言って食べてる時間はないし、と言うわけでやむなく「コーラ、プリーズ!」と注文したら露骨なぐらい嫌な顔をされました(苦笑)。
コーラを飲んで搭乗手続きカウンター前へ、ところがやはりそれから一時間近くも始まらない! 何だよそれならゆっくりピザ食べていても十分間に合ったじゃないか…。
私がピザ屋に入るのを目撃していたある人から「田宮さん、ピザ食べるつもりだったの? 凄いねえ!」と呆れられました。だから時間調整の為ですって!
さんざん待たされてようやく手続き開始、ところがゲートに入ってからもなかなか搭乗できません。ゲート内こそ本当に何もないので皆座ってひたすら待つのみ、一時は本当に飛ぶのか?と不安でしたが予定より45分遅れて小さなプロペラ機は出発しました。
一時間ほどで二年ぶりのシェムリアップ空港に到着、本当はこの日の夜はフェアウェルディナーの予定でしたが時間があまりにも遅れたので翌日に延期になりました。
ホテルにチェックイン後、疲れたので外へ行く気にもなれずルームサービスでスパゲティを注文(メニューでそれしか読めなかったので!)して夕食を済ませました。

夜22時、今朝の近江さんの話を思い出してテレビのチャンネルを替えていると、おお! やっていました、WWE!世界中でオンエアされている事に改めて驚きますが、こうやってテレビで認知度をアップさせて、いつかカンボジア公演が実現するかもしれません。
日本では映像を全然チェックしていないので現在の主力選手を殆ど知らない私ですが、帰国後7月の日本公演の概要が発表され、今年は約10年ぶりに大阪での大会も開催決定との事、私も10年ぶりに観に行こうかなあ…。
第7日目のダイジェストはこちらをクリック

第8〜9日目 2月23〜24日(日〜月)

長かった今ツアーもいよいよ実質的には本日でファイナル、目玉は勿論世界遺産であるアンコールトムとアンコールワットの観光です。
この日の朝食前にアンコールワットのサンライズ、つまり日の出を観たい人は5時半にロビーに集合する段取りでしたが、二年前に観賞済みの私はゆっくり寝ていたいのでパス、どこで見ても朝日は朝日ですからね(笑)。
7時頃、朝食をとっていたらサンライズ観光組がぞろぞろと帰還、聞けばお気の毒に一時間ほど粘ったものの、雲に隠れてとうとうお日さまは見られずじまいだったんですって。
現地ガイドいわく「こんな事は滅多にない。」、う〜ん皆さんよほど日頃の行いが悪いのか(失礼!)。二年前の私のブログの写真で我慢して下さい(笑)!
朝食後改めてアンコール遺跡の観光に出発、午前中はアンコールトムへ、そして中華料理の昼食を挟んで午後からはアンコールワットへ。
前回ほどでは無いにせよ暑くて歩き回っていると大汗をかきました。
観光後は希望者のみタイ式のマッサージへ、一時間でたったの15ドルと日本では考えられない安さだし、シャワーも使えて助かりました。

夕方にはホテルで一日遅れのフェアウェルディナーを楽しんでから空港へ向かい、21時のベトナム航空で今回は未訪問のホーチミンを経由、23時55分発のANA機で無事成田に帰って来ました。
到着は24日の朝7時半、私はそこからさらに羽田に移動して乗り換え、ちょうどお昼に大阪に着きました。
第8〜9日目のダイジェストはこちらをクリック
お馴染み、行きつけのお店に寄って昼食をとってから家に帰りましたが日本食の何と美味しい事! やはり我々にはこれが一番と実感しました。
しかし帰国して体重計に乗って真っ青! 努力?も虚しく2kg増ですよ(涙)。
元の食生活に戻してこれを書いている一週間後には1kg落ちましたがやはり旅行するとどうしても太ってしまいますねえ…。
さらに旅行前半は便秘だったのが、帰国日ぐらいから逆にお腹の調子が悪く下痢になってしまいました。
翌日は普通に出勤しましたが、さらに次の日になっても治らず冒頭に書いたリスパックさんの勉強会は欠席する羽目に…。
熱や嘔吐は無かったので大きな心配はしていなかったのですが、念の為病院に行ったら診療にあたってくれた内科の先生、「先日もアジア帰りの患者さんでチフスになっていた人がいましたよ。」などと恐ろしい事を言います(苦笑)。

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 ただいま点滴中…

血液検査の結果、特に問題なしでほっと一安心、点滴と薬で翌日には回復してことなきを得ました。
旅の疲れに加えやはり水のせいでしょうが、同じアジアでありながら安全で綺麗な水が飲める日本はやはり素晴らしいです。その綺麗な水道水ですら飲まない現代人はどれだけ贅沢なんだ(笑)

毎回海外へ行くと訳のわからない?お土産を衝動買いしてしまう私、写真はプノンペンの国立博物館で購入した魔除けのお面です。
赤色の方は後日、華名選手にプレゼントしました(笑)。

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 カンボジア土産の
魔除けのお面

延々と2月の出来事を振り返っているうちに季節は4月に突入してしまいました。
今月には本年の、いやひょっとしたら人生の天王山となる?海外流通視察の予定が入っていますので来月には入魂のレポートをお届けします。

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