長期連載となったブラジル&ドバイ視察編をお届けしているうちに季節は春から夏へ、あと数日で2014年も半年が終了してしまうじゃないですか!
新年の挨拶をしていたのもついこの間のような気がするのですが、時間の速さに驚く今日この頃です。
そう言えば今年の初めから春先までは営業社員の退職が相次ぎ、別会社のエヌティ企画も含めると3人が離脱しました。
以前にリーマンショックの後は人が辞めなくなったと書きましたが、これもアベノミクス効果でしょうか、営業職の求人広告が増えているようです。
ここで一句、「 人辞めて 景気回復 実感す 」(笑)
しかし去る人もいれば入ってくる人もあり、4月からは新卒男子が一名入社、また女性事務員も新顔が加わりました。5月にはエヌティ企画に業界のベテランが入り、さらに今月からは経理・総務部門に私の大学時代の後輩が入社し、事務所内の風景も変わって来ました。いつも言うように周期的な人の入れ替えこそが組織の活性化に繋がるのです。
ただ業績の方は厳しく、3月で終わった第40期の決算書が5月には出来上がって来ましたが見ていると頭痛が(苦笑)…。
自己資本比率(FILE No.280参照)が20%を越えた事(目指せ30%!)と借入金(社債含む)が売り上げ対比で0.5ヶ月分まで下がった事がせめてもの救いでした。
気をとり直して突入した4月からの第41期も苦戦続きで、増税前の駆け込み需要が爆発した3月の反動から4月の売り上げは前年比で94%でした。
5月はどうにか前年並みまで回復したものの累計では予算未達、さらに昨年来の相次ぐ商品値上げのラッシュが重くのしかかっており、ここに来て我々の最大の主力商品であるトレイ・容器メーカーも遂に15%以上もの大幅値上げを表明しました。
これまで腰の重かった競合先も遂にケツに火がついたようで(遅いんだよバカ!笑)少しずつ動き始めたようですが、適正価格へ是正していかないと共倒れになりかねません。
関西では実際4月に2社ほど同業が倒産しました。内情はわかりませんが私の推測ではこれ、仕入れ価格が上がっているのに値上げをせず全部被っていたのが大きな原因じゃないでしょうか。いくら売り上げを失うのが怖いからって被り過ぎて自分とこが潰れたらおしまいなのに何考えてんだ!? でも明日は我が身ですよ、くわばらくわばら…。
ビジネスの話を書いていると気が滅入って来るので、5月のネタをまとめて大放出(勿論ビジネス以外中心!笑)しましょう。
そう言いながらもまずはあまり書きたくない話から、5月14日は大阪ゴルフクラブでCPJ会のゴルフコンペ、海外出張などで(言い訳)全く練習していない事もあり成績は122の大叩き!(涙) 栄えあるブービー賞を頂きました。
コンペが近づくと付け焼刃で慌てて練習するパターンから脱却しないといけないのですが(わたしゃ忙しいんだよ!)これから暑くなるとますます練習しなくなるんですよね〜。
16日は年に一度の(当たり前だ)ゆずポンのお誕生日、というわけでバースデー・イベントに参加しました。
折角のお誕生日会、手ぶらで行くのも無粋なので何かプレゼントを、と思ったのですがアクセサリー等は好みの問題があるし、女性への贈り物って案外難しいですよね〜(慣れないもので 苦笑)。
そこで知り合いの女性に相談したら何故か「入浴剤とか日用品がいい」という話になりまして、ラッシュ(http://www.lushjapan.com)というブランドを教えてもらいました。
その手の情報に疎い私は全然知りませんでしたが、ラッシュは自然派化粧品&入浴剤&石鹸などの総合メーカーで、若い女性を中心に人気で全国にショップが150店舗もあるそうです。
早速京橋にあるお店に行ってみたのですが…値段を見て目を疑いました!
入浴剤なんて安いものと思っていたら手のひらサイズの物が一個600〜1000円もするのです! 一回きりしか使えない物にこの値段、しかもそれがポンポン売れているから二重の驚き、こじつけるならここでも景気回復を感じました。
結局2000円ぐらいの3つが詰め合わせになったギフト用セットを購入、当日ゆずポンにプレゼントしたら「あっ、ラッシュ!有難う御座います」と社交辞令半分とは言え(笑)喜んで貰えて良かったです。
さすが良家のお嬢様、ちゃんとラッシュをご存知でした。やはり女性には人気があるんですね〜。
この日のゆずポンは珍しく歌を披露したりとノリノリ、楽しいひと時でした。
(祝・バースデー! ゆずポンイベントはこちらをクリック)
24日土曜日は太田裕美さんのコンサートで京都の丹波橋にある京都市呉竹文化センターへ、この日のタイトルは「太田裕美コンサート2014〜雨女の恩返し・tutumiko」、コンセプトは3月の渋谷のステージとほぼ同じでした。
会場は600人収容で席は20列あり私は15列目、実はこの会場ちょうど一年前、去年の5月にもステージがありその時も15列目だったので(な〜んだ、後ろの方か。)と思って場内に入って驚きました。
舞台に近い方から20列目、19列目…という席番になっていたからです。
つまり15列目は実際には前から5列目、従って1列目は実は一番後ろになるのです。
私の長いプロレス、コンサート、その他エンタメ観賞歴の中でもこんな会場は初めてでしたが、おかげで去年も今年もステージが凄く近くて楽しめました。
でも1列目のチケットを持っていて、最前列だと思っていたら一番後ろだった人はショックでしょうね(笑)。
そして翌25日は新幹線にて新横浜へ、新日本プロレスの横浜アリーナ(以下、横アリ)大会観戦の為です。
新日本は90年代に年に一度のペースで横アリを使用して毎回超満員の観客を集めていましたが、2003年11月3日の大会を最後に撤退を余儀なくされました。
あまりにも大きな会場なので集客が厳しくなったからです。
以来11年、紆余曲折ありましたが、親会社ブシロードの支援や新しいスターの台頭もあって近年は絶好調、そしてこの横アリや大阪城ホールなどかつて使用していた大会場、あるいは8月に初進出する西武ドームなどこれまで使った事のない会場へ果敢にチャレンジしていく方針が打ち出され、その先陣を切るのがこの日の復活・横アリ大会だったのです。
興行のタイトルもズバリ!「BACK TO THE YOKOHAMA ARENA」!
因みに最後の2003年11月の大会にも私は足を運んでおりまして、この翌日から行われた(4〜6日)リスパックさんの展示会(パックビジョン)の前泊で上京する途中下車で観戦したのでした。
私にとっても中に入るのは11年ぶりとなる横アリですが(1月に水元先生のセミナーで新横浜に来た時、外観だけは下見済み)、やはり相変わらずデカイ!
何しろ両国国技館や日本武道館よりも広いんですからね〜。
ここを毎年ぎっしり超満員にしていたのですから90年代は凄かったんだなと改めて思いました。
前月(4月)に両国を使用したばかりの新日本、今回の横アリ決戦は注目の的でしたが観衆は発表で7800人、黒い幕を被せて最初から潰しているゾーンもありましたが、開放していた席は7割ぐらい埋まっていたものの、新日本の最近のビッグマッチでは珍しく残念ながら満員マークは付きませんでした。
しかし会場の熱気は凄かったし、最近つくづく思うのは本当に女性や若いファンが増えた事です。
おかげで私のような昭和の亡霊(笑)は少し肩身が狭いですが、10年ほど前の暗黒期、お通夜のような会場を知っている者には本当に感慨深いですよ。
やはり興行の世界は客を入れてナンボ、ましてや現在はゴールデンタイムでテレビ放送があった、恵まれた時代とは違うのですから、それを思えばよくぞここまで来ました。
今のマット界は新日本がこけりゃ皆こけるのですから、いつの日にか90年代のようにこの広い横アリを超満員にして欲しいものです。
でも考えてみりゃ今会場に集まっている若者の大半は、ゴールデンタイム時代はおろか90年代すら知らない世代なんでしょうね。
ちょうどこの文章を書いている途中、「ザ・ハングマン」初期の主役ブラックを演じた俳優の林隆三さん(享年70歳、冥福をお祈りします)逝去のニュースが飛び込んで来ました。
ああ昭和は遠くなりにけり…。
尚、試合前には最近ハマっているトレーディングカード(詳細は次回!)を購入、桜庭和志選手とツーショット撮影させて頂きました!
この日の桜庭選手はプロレスvs柔術の異種格闘技戦に挑み、必殺のサクラバロックでホーレス・グレイシーに完勝、往年のグレイシー・ハンターぶりを見せてくれました。
6月も業績はともかく(苦笑)話題だけは豊富につき、次回をお楽しみに!
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