日本列島が寒波に覆われていた1月末、前週お届けした高知(裕美さんのバースデー!)に続き、またも「青春ポップスコンサート」(通称・三人娘)に行って来ました。
今回は土日と三重県の川越町&静岡県の磐田の連戦です。
先ずは27日、近鉄電車に乗って桑名駅に到着、地元在住のファン仲間が車で迎えに来てくれました。
前日まで雪が降り続いたそうで、街を見渡すとまだあちこちに雪が残り道路も凍っていましたが、とりあえずやんでくれただけでも御の字です。
本日の会場である川越町あいあいホールには11時過ぎに到着、先着の追っかけ軍団によると裕美さんたち御一行は少し前に到着したとの事、雪を警戒して早めに東京を出発したのでしょう。
開始の16時までは時間がたっぷりあるので皆で近所の鰻屋で時間を潰しました。
15時25分にやっと開場、この日の私の席は先週の高知に続き最前列のほぼど真ん中、これも地元のファン仲間がチケット発売日に前の晩から寝袋持参の泊まり込みで並んで下さったおかげです(感謝!)。徹夜での並びとは何やら第2次UWFを思い出しますが、缶コーヒーを差し入れ出来ず、すみません(笑)。
ソロ・コーナーの時、庄野真代さんに突然ステージ上から「先週もいらしてましたね、有難う御座います。」と言われ、皆で爆笑してしまいました(笑)。
17時20分、裕美さんのソロ・コーナーがスタート、先ず1曲目はピアノの弾き語りで歌う、デビュー曲の「雨だれ」です。
「私はほんと、雨の曲が多くてデビュー前のポスター撮りの日も雨だったし、大事なコンサートの日も雨が多かったり、元祖・雨女と言われています(笑)。」
「先週の高知でも客席を見渡すとマスク姿の人が多くて、空気も乾燥していて風邪やインフルエンザも流行っているから、お湿り代わりにいいかな?と雨の曲を歌ったら、その後全国的に大雪になってしまって(笑)。」
「でも代表曲だから歌わないわけにはいかないし」と断って続いて歌ったのは「九月の雨」、調べてみるとこの二曲以外にも「雨の音が聞こえる」、「雨の予感」、「雨のつぶやき」、「雨降りお月さん」、他にも「青い傘」、さらには「海に降る雪」、「雪・一信」、企画ものの童謡のアルバムでは「あめふり」「雪」も歌っているし、確かに雨・雪の曲は多いです。
私が記憶する限り、近年コンサートの日に雨が降った日はそんなになかったかと思いますが、何故に私が好きな人は「雨女」が多いのか?
奇しくもイベントの日に雨が重なる頻度が圧倒的に高いばりばりの「雨女」、ゆずポンこと愛川ゆず季様がこの前日(1月26日)、ご懐妊を発表&結婚式を行いました。
翌々日の28日が大安だったにも関わらずこの日の挙式となったのは、スターダムの試合が入っていた事に配慮したのでしょう。この日の東京は雨は降らなかったようで良かったです。
終演後に大型バスが待機した楽屋口で出待ち、この日はこちらで泊りかと思っていたらこのまま明日の公演地、静岡県の磐田市に移動するのだそうです。
プロレス業界で言うところの「はね立ち」ですが、出て来た裕美さんに差し入れを手渡し、握手して頂く事が出来ました。
サインを頂く時間は無さそうなので、皆でサインを入れて欲しい物を預ける事になりました。マネージャーさん曰く「明日も来るでしょ?」…我々の翌日出勤?は前提になっているようです(笑)。
アルバムの入った私のトートバッグに数人のファンがグッズを入れて裕美さんに手渡し、「大切に預かりますね。」
因みに預けたのはゆずポンのサイン入りトートバッグ(笑)、LPレコードを入れるのに最適なサイズで重宝していますが、果たしてそれを見た裕美さんの反応は(笑)?
その日は桑名で一泊し翌日、名古屋から浜松経由で磐田に移動しました。
静岡と言えば忘れてはならない、岐阜プラスチック工業(リスパックの親会社)で私と同期だったプロレス&太田裕美ファンの山北麻文君の登場です。
前売り券の発売日である11月の祝日、拝み倒して彼に朝7時半に並んでもらいました。
それでも先着が6人ほどいたそうですが、缶コーヒーの差し入れが出来ず申し訳なかったです(こればっか!)。
おかげさまでこの日も2列目のど真ん中をゲット出来ました(またまた感謝!)。
会場ではマネージャーさんから裕美さんの手元に一晩あったサイングッズ&ゆずポントートバッグをご返却頂きました。
サインの日付けを見ると昨日ではなく本日「1月28日」となっていたので、恐らくは昨夜はバスの中の宴会でバタンキュー、今朝ホテルの部屋で書いてくださったのでしょうか。
いずれにせよ一晩裕美さんに預かって頂いた事に感激しました。
因みに今回私がサインを入れて頂いたアルバムは、81年に発売された「THE BEST太田裕美」、代表曲ばかりが入ったいわゆるベスト盤です。
人気歌手に欠かせないこのベスト盤、昭和の時代から今に至るまで裕美さんのものも数多く発売されていますが収録されているのはファンなら既に持っている曲ばかり、従って本来買う必要は無いのですが、敵?もさるもの、このベスト盤だけの為にジャケット写真を新撮して来るのです(苦笑)。
それでも全部買ってたらキリがないので心を鬼にして見送るのですが、この81年版だけはちょっとウエディングドレスを思わせる白い衣装が可愛く、個人的に数あるアルバムジャケットの中でも1〜2位を争うほどのお気に入りで誘惑に負けてしまいました。
本日の会場、磐田市民文化会館は1500人ほどの大きなキャパでしたがチケットは昨日に続き前売りで完売と三人娘の人気は留まるところを知らず、ますます第2次UWFを彷彿させます。
この日も裕美さんは「雨だれ」からスタートし、昨日と同じく自分の雨女ぶりの話から「九月の雨」へと繋ぎましたが、この日は「日照りの時は太田裕美を呼んでください。」の一言も付け加えていました(笑)。
コンサートが終わって外に出ると裕美さんの神通力で?ほんとに雨が降っていたのにはびっくりでしたが、ファン仲間数人と磐田から浜松に移動しました。
19時半ごろ裕美さんたちご一行が駅に到着、すぐに待合室に入ったので我々は外から遠巻きに見ていました。
20時11分の新幹線に乗るため、部屋を出てエスカレーターで昇る御一行、我々は金魚の糞のようにくっついて(笑)、適当に言葉を交わしながら(私はもっぱら聞き役、頷き役)手を振ってくれた裕美さんをホームで見送りしました。
…おっと、私もこの新幹線で東京に行かなければならないので慌てて別の車両から乗車しました。
「木綿のハンカチーフ」の歌詞と同じく「東へと向かう列車」、それも裕美さんと同じ新幹線の役得、このシチュエーション、栃木・大田原から東京に移動した時以来約二年ぶりです。
さて、この日もマネージャーさん経由でアルバムにサインを入れて頂けました。
因みにこの日アルバムを入れたのはゆずポントートバッグ・黒バージョンって、またかよ(笑)!
奇しくも今回持参のアルバムは裕美さんのデビュー曲「雨だれ」も収録されている「まごころ」(1975年2月1日発売)でした。
裕美さんの記念すべきファーストアルバムで、A面1曲目が「雨だれ」、4曲目が「雨の予感」、さらにB面ラストにはリプライズとして「雨だれ」がもう一回入ってるという、まさに元祖・雨女に相応しい作品です(笑)。
東京に到着、翌日は東京タワーの目の前にあるプリンスホテルにて協同組合ジェプラの新年会に出席しました。
会のメンバー及び賛助会員である各メーカーさんご列席で盛大な会になりましたが、今や業界でも私のプロレス&太田裕美ファンはつとに有名(知らない奴はモグリ 笑)、別にこちらから振ったわけでもないのに皆その話をして来ます。ま、私がそれ以外に話題がない人間という事をよくご存知なのでしょうが(笑)、やれサンダー杉山だ、やれマクガイヤー兄弟だ、やれ赤城マリ子だとマニアックな名前が出る事出る事、皆さんも結構お好きですね(笑)。
静岡の某社長(と書くとすぐわかるか?)と話した時、「昨日磐田で太田裕美さんのコンサートに行ってから来ました。」と報告すると「おみそれしました!」と言われました(笑)。
東京から帰った次の日は博多への日帰り出張が待っていました。
「東へ東へ」と行った後は「西へと向かう列車」、ここでは九州を中心とした大手チェーン店さんのお取組み企業のミーティングがあり、久々に日野出の日野社長を始め、懐かしや流通システム研究会(RSK)のメンバーと再会しました。
ジェプラの次がRSK、東へ西へと忙しかった1月でしたが、来週からは2月編です。
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