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社長の経営日誌

孤高の天才 社長の経営日誌 田宮社長が好き勝手に織りなす独白です
  FILE No.626 2019.5.18  

「 レッスルマニア(14) 」

今週からは舞台を海外に移してた4月前半編をお届け致します。
年に一度の米国流通視察、今年の視察先は例によって私のゴリ押しで世界最大の都市、ニューヨークに決定致しました。
今は無き「流通システム研究会」の視察で来たのが1999年だったので実に20年ぶりのNY入り、ここを視察先に選定した理由は…はい、もうおわかりですね(笑)、世界最大のプロレス大会、WWEの「レッスルマニア」が開催されるからです。
もっとも流通視察以外の時間は現地で単独行動になってしまうので心細いな〜と心配していたら昨年のニューオリンズと同様、東京のプロレス大好き栃谷ご夫婦も行って下さる事となり100人力でした。

4月4日 (木)

大阪・伊丹空港を朝7時半出発につき4時に起床、ぼ〜っとした状態で羽田に到着し8時45分のニューヨーク行きに乗り継ぎました。
今回は嬉しい事に行きも帰りもANA、いや〜やっぱり日本の飛行機は良いですわ、小心者の私には搭乗手続き&機内サービスが日本人と言うだけで安心です(笑)。
ざっと12時間のフライト、暇潰しに映画でも見ようかとプログラムをチェックすると2007年の邦画「バブルへGO!!」がやっていました。
今頃何でこんな古い作品が? …今月は平成の最終月、「さらば平成特集」としてのラインナップとの事、この作品は広末涼子扮するヒロインが2007年の現代からタイムマシンに乗ってバブル景気に浮かれる1990年に行くと言うストーリーなのです。
そして特筆すべきは同作品には二言しか台詞のないちょい役ながらゆずポンが出演しているのですよ!
こりゃいいやとばかり久々に観始めたら、やたら途中で「お客様にお知らせします」と機内アナウンスが流れ画面が停止、よりによって二言しか無いゆずポンの台詞に被せてくれて大概いらつきました(苦笑)。

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 ニューヨーク・F・ケネディ空港にて気分は早くもレッスルマニア!?

映画鑑賞の後は飯食って睡眠導入剤を飲んで出来る限りひたすら寝るのみ、そうこうしているうちに日付け変更線を越え同じ4日の午前10時過ぎ、ニューヨーク・ジョン・F・ケネディ空港に到着しました。

軽い昼食の後はホテルが別の栃谷夫妻と別れ、ヒルトンにチェックインして骨休めしましたが、今回このホテルを選んだのは、毎年「レッスルマニア」の時期に裏イベントとして行われる「レッスルコン」の会場でもあるからです。
正直値は張りましたがイベントに行くのに上から下に降りるだけなので非常に楽、大正解でした。 今年は珍しくチャンピオンベルトを持参しませんでしたが、昨年ベルト3本に友人から預かった額縁まで持って移動した苦労とは天と地の差、今更ながら昨年もヒルトンに泊まれば良かったですよ…。

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 ヒルトンホテルにて開催された裏レッスルマニア、「レッスルコン」

夕方、「レッスルコン」がやっている階に降りて栃谷夫妻と再合流、獣神サンダー・ライガー選手のミート&グリード(サイン・撮影会)に参加しました。
しかも嬉しい事にライガー選手は入場&試合の全身コスチュームじゃないですか!
長年フルコスのライガーと写真が撮りたいと願い続けていた私ですがまさかアメリカで夢が叶うとは(涙)…、しかも「同じ日本人なんだから」と愛想良く我々を歓迎してくれまして、ほんとは1枚のサイン入りポートレートを2枚(2種類)も下さいましたよ、獣神さん何て善い人なんだ!
来年の東京ドームで引退が決まりましたが、「まだ10か月もありますから」とご本人はまだ実感が無い模様…最終章をしっかりと見守りたいものです。
同じ会場にいたザック・セイバーJrとも写真を撮って頂いた後は20時から行われるDDT初のニューヨーク大会に出発しました。
レッスルマニアに便乗して数々の大会やイベントが行われるのは毎年恒例ですが、今年は新日本プロレス、DDT、スターダムと日本の団体が丸ごとパッケージで進出したのが特徴で、勿論アメリカの様々なインディの大会も数多くあるので、そこに招かれた人も含めると実に50人以上もの日本人選手がニューヨーク入りしていたのですから驚きです。

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 DDTニューヨーク初進出、会場となったラ・ブーム

今宵のDDTは車で30分ほど走ったラ・ブームなる会場(クラブと書いてありちょっと新宿FACEっぽい雰囲気)で行われ、チケットは前売りで完売(超満員=650人)、私は栃谷夫妻のお誘いで早い段階でチケットを押さえて頂いていたものの、気になっていたのは赤井沙希ちゃんが遠征メンバーに選ばれるか?という事でした。
後日発表のメンバーにエントリーされていて万々歳、しかも渡米直前に試合前と試合後、選手のミート&グリードがあるとの情報が入って来て色めき立ちました。
異国で遂に初となる(チェキ以外)沙希ちゃんとのツーショット実現か!?
会場入りすると数人の選手が売店に立ちファンサービスに務めていましたが、沙希ちゃんがいないじゃん、いささか拍子抜けで自分の席に座りました。
試合の途中で客席斜め後方からこちらに手を振って来る人を発見、シカゴ在住のFB友達、クリス・エリクソン氏でした。
彼と初めて会ったのは昨年4月、天龍&カブキのトークイベントの時で、数人の友人とそのまま全日本プロレスの後楽園大会をはしごする際に日本の電車に慣れない彼を一緒に連れて行ってあげたのです(日本人は親切だ!笑)。
道中聞いたところでは一週間だか10日ぐらい日本にいてプロレスは元よりプロ野球なども観まくって帰るとの事でしたから彼のマニアぶり(特に日本のプロレス大好き)も相当なもの、以来FB友達となりお互いの近況を画面上で見ており、今宵約一年ぶりの再会となりました。
もっとも私は英語が駄目、彼は日本語が駄目ですから実際お会いしても会話らしい会話は殆ど無いのですが(苦笑)言葉は通じずともマニア魂は通じる!? 今回も「レッスルマニア」は観ず、今宵のDDTと翌日のスターダムを観てからシカゴに帰るのだそうです。

さて、注目の沙希ちゃんは第二試合で先頃日本で奪取したばかりのアイアンマンヘビーメタル級選手権のベルトを賭けて時間差バトルロイヤルに出場する事になっていましたが、オープニングの前向上でリングインしたら大石真翔が乱入し顔面ミスト攻撃(唾攻撃!?)からの首固めであっとう間に3カウント!このベルトはいつでもどこでもタイトルが移動するから厄介ですが、何だよ、タイトル戦の前に王座転落しちゃったじゃないの(涙)!
丸腰になり一挑戦者として改めてバトルロイヤルに出場した沙希ちゃん、ここでも再び大石のミスト攻撃→首固めで無念の敗退となりました。
リング上では大石→ヨシヒコ→平田一喜と目まぐるしく王座が移動、最後にどんでん返しが待っていて再び沙希ちゃんがリングに乱入、王者の平田にビッグブーツを叩き込み手を挙げてアピールすると新必殺技ケツァル・コアトル(舞台で演じた役名がネーミングの由来)が爆発! 生で観たかったこの技、アメリカで観られるとは!
こうして約33分ぶりに沙希ちゃん王座奪回、めでたしめでたし…とならないのが怖いところで全試合終了後にはまたも逆転がありました。
ベルトを持って再びリングイン(何でここで出て来るかなあ 苦笑)したら三度大石のミスト&首固めで再び王座転落(涙)…最後は男色ディーノが王者となりました。
あまりに展開早過ぎなうえ、文章で読んでもさっぱりわからないと思いますので(笑)詳しくはこちらをどうぞ!
こちらをクリック

大・大成功に終わった大会、アメリカで観戦の度に思うのは観客のノリの良さ…とにかくお金を払った分だけ楽しまなきゃとばかり、日本人と比べると数倍の熱狂ぶりで、あれだけ反応されるとリング上の選手もさぞ気持ちがいい事でしょう。
そんな事を思いながら家路に着こうと売店を覗くと、な、何と、沙希ちゃんが出てきているじゃないですか!!
大慌てで列に並びニューヨーク限定のポートレート二種類にサインを頂き、更に今大会では私物(持ち込み品)にもサインOKの告知が出ていたので、ダメ元のつもりで二年前のレスラーの写真展で購入した生写真10枚セットにもサインを頂けました。
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そして念願のツーショットが遂に実現! これだけでも渡米した甲斐がありました(涙)。
NYを満喫した沙希ちゃんですが「食事がちょっと…日本のご飯が食べたい。」との事、やはり京都の人は舌が肥えていますからね(笑)。

着いたその日から待望のライガーや赤井沙希ちゃんと、少々飛ばし過ぎましたが、最高のスタートを切ったニューヨーク編はまだまだ続きます!
この日の豪華ツーショット集はこちらをクリック

(次回へ続く)
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