今月は年内最後の東京出張がありました。
流通システム研究会の会合、東京に本部があるクライアントへの訪問、そして今回の目玉？が「第5回やる気と感動の祭典」（FILE No.119参照）への参加でした。
会場となった東京ベイホテル東急は東京ディズニーランドと目と鼻の先です。
最寄りの舞浜駅には若い女の子や家族連れが大半の中、場所に不釣合いなビジネス･スーツに身を包んだ集団が多数、一目でこのセミナーへの参加者だとわかりました。
今回の参加者は実に852名！その大半は日本全国の中小スーパーマーケットのオーナーや社員です。

イオン、ヨーカドー、ダイエー、ユニーなど大手スーパーが次々と赤字に転落し競争は益々激化の一途を辿っています。
そんな中、決して安くない費用をかけてこれだけ多くの小売業の関係者が勉強に集まるのはすばらしい事だと思います。その一方で今回も包装資材屋は私だけでした。
…確かに私たちは自分がスーパーをやっているわけではないので、販売手法の成功例を学んでも直接的な関係はありません。
でも、ビジネスをする相手先の業界の悩みや問題点を知り一緒に学ぶ事は大変意義があると思います。
実際に勉強熱心な当社のクライアント企業も数社参加されていましたし、我々の顧客が日本中からこれだけ集まっているのです。
それなのにそこに問屋がいないのは不思議ですし、危機感すら感じます。
とにかく我が業界の連中は勉強不熱心でのんびりしていますからね〜（笑）。
勉強しない問屋は成長するユーザーについていけなくなりいずれ淘汰されていくでしょう。
まあ本音を言えば、存在意義のない競合先が勉強せず滅びてくれる方が私は助かりますが（笑）。

今回は全国のスーパーから選抜された7つの部門(精肉、鮮魚、青果、デリカ、グロッサリー、レジ、店長)の代表が成功事例と年末年始対策を発表しました。
かつてない厳しい年末商戦を目前にして、参加者は多くのヒントを得た事でしょう。
セミナーの詳しい内容やダイジェスト映像は、水元均先生のブログ「商人伝道師一日一言」（http://akindonet.exblog.jp/）をご参照下さい。

今回の東京では友人とともに、新宿にあるキラー・カーン（＊）が経営する「ちゃんこ居酒屋カンちゃん」（http://www.kan-chan.jp/）に行って来ました。
ここに来るのは実は通算四度目ですが、いつ来ても名物カンちゃん鍋は安くておいしい！
一人前がたったの2,800円で分量はどう見ても三人前はあるのですから、絶対お勧めです。
身体は大きいけど愛想が良くて歌もうまいマスターのカンちゃんは気さくに記念写真、それにサインにも応じて下さり感激でした。

新宿歌舞伎町にある ちゃんこ居酒屋カンちゃん

これで一人前！？ 名物カンちゃん鍋

かつて全米マットを震撼させた カンちゃんことキラー・カーン