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社長の日誌

社長の経営日誌

 FILE No.299 2012.11.10
「 記者会見 」
 300回までM1 

今週でとうとうマジックは1! 300回に王手がかかりました!

今宵、299回目のテーマは…この度、大阪中小企業投資育成株式会社さんに出資して頂き、当社の株主になって頂きました。(同社のHP=http://www.sbic-wj.co.jp/でも、9月の投資実績として当社の名前が発表されました。)
中小企業投資育成株式会社とは、昭和38年に制定された中小企業投資育成法に基いて地方公共団体や金融機関などの出資により発足した公的な投資機関で、資本金三億円以下の中小企業の増資新株や新株予約権付社債を引き受ける事を主業務としています。

今回、同社から二千万円を出資して頂き、当社は16,000株を同社に割り当てました。持ち株比率で言うと34.8%となる大株主となって頂いたわけです。
(因みに私と会長の現在の持ち株を合算すると比率は52%となります。)
出資して頂いた二千万は一千万を資本金に組み入れ(これにより資本金は二千万から三千万に増資)、残りの一千万は資本準備金としました。
増資により自己資本が充実した事と経営権を行使しない公的な機関が株主に名を連ねて下さった事により目に見えない対外的な信用が増す事などのメリットが期待できます。

勿論、すんなりと出資が決まったわけではなくかなり入念な審査がありました。
直近の経営状況は言うに及ばず、過去10年の決算内容、主力仕入先、得意先の分析、取り扱い商品別の構成比、役員構成と経歴、さらにはお取引先を数社紹介してのインタビューまでありました。(ご協力頂いた皆様、誠に有難う御座います。)
銀行の融資を受ける時でもこんなに審査は厳しくないのに公的機関だけあってさすがと感じましたが無事審査は終了、晴れて投資して頂ける事になったのです。

これでメデタシメデタシ、と思っていたら後日、恐ろしい通知が…。
同社では新規投資先を毎月、マスコミに発表しているので記者発表に参加してくれとの要請があったのです!

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 初の記者会見に緊張…

かくして私の人生初の、そして恐らく最初で最後の(最後であってくれ!)記者会見が10月11日に行われました。
場所は大阪経済記者クラブのある本町の大阪商工会議所の会議室、持ち時間は20分程度、大変緊張しましたが、考えてみりゃどんな質問が来るかなんてわからないのですからぶっつけ本番、破れかぶれの心境で挑みました。
来ていたのはサンケイ新聞、読売新聞、日刊工業新聞、共同通信社、時事通信社、山陽新聞社(以上、敬称略)の記者6名でした。
最初に私が自社の会社概要を簡単に説明、でもいつも思うのですが自分の会社の事を業界外の人に説明するのって意外に難かしいんですよね〜。
おまけに自社の特徴をアピールしろって言われても、元々が付加価値の低い物を扱っていますのではっきり言ってそんなものねえよ(笑)!!
仕方が無いので私が常日頃このブログに書いているようにただ単に物を運ぶのではなく、お得意先の販促に繋がる情報提案が出来るよう社員教育や人材育成に力を入れている事、流通システム研究会に加盟して全国レベルの情報交換やPB商品の開発をしている事、環境問題への対応としてISO14001を取得、その理念を経営に取り入れている事などをつたないながらもはったりを交えながら(笑)お話しました。

そしていよいよ質疑応答タイム、そんなに大した質問はなかったのですが、予想通り真っ先に出たのが「今回、投資育成制度を利用した理由と出資金の使い道は?」との問いで、投資して頂いた理由としては前述のように「自己資本の充実、信用力アップ」と答え、お金の使い道は決まっていないので「当面の運転資金」と言っておきました。
その後、「自己資本比率は今回の増資でどれぐらい変わったのか?」となかなか鋭い質問も飛び出し、うろ覚えの記憶で咄嗟に「14%から17%ぐらいでしょう。」と答えてしまいましたが後で冷静になって考えたらそれは今年の決算時の話で(FILE No.280「自己資本比率」参照)、正しくは17%→19%でした、嘘を言ってすみません!
「販売促進の提案に力を入れているという事だが具体的事例を話してくれ。」などとこれまた厄介な質問も出ました。
このブログでも紹介した(FILE No.201「刺身容器」参照)以前にけん(つま)を減らせるお刺身容器を提案して採用に至った話を思い出して簡単に説明したのですが果たして理解して頂けたか…。

…とこんな感じで会見は15分ほどで何とか終了、部屋を出たのですが熱心な一人の記者さんが終了後も別室で「提案成功事例をもう一つぐらい何か教えて欲い。」と食らいついて来ました。
う〜ん、営業の成功事例は毎月会議で報告を受けているのですが咄嗟には思い出せませんよ〜(汗)。
それに写真や資料がないと伝えるのもかなり困難です。というわけでその記者さんの期待には応えられず、またもすみません! 人生初の記者会見を冷や汗もので乗り切りましたが、翌日、日刊工業新聞さんと日経産業新聞さんが小さな囲み記事で当社の社名や概要を掲載してくれていました。

テレビや新聞などでしょっちゅう社長さんが土下座してあやまるような会見が取り上げられるせいか、子供たちの「将来なりたくない職業」のアンケート第一位は社長業だそうで、うん、子供たちよくわかっているじゃないか(笑)!

株式会社は利益を配当という形で株主に還元するのは当然の事なのですから、今回、株主になって頂いた大阪中所企業投資育成さんの期待に応えられるように頑張りたいと思います。

最後は恒例の特別付録&プロレス会場紹介、まずは9月に新日本プロレスを観戦した独特の茶色い建物の神戸ワールド記念ホール、棚橋弘至vs丸藤直道の逸材と天才による極上のIWGPタイトルマッチ(こちらをクリック)、そして10月には私の家から歩いていける大阪・松下IMPホールでのスターダム、5★STAR GPに優勝して絶好調のゆずポンのキックが今日も冴え渡る!!(こちらをクリック

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神戸ワールド記念
ホールの外観
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IMPホールのある
松下IMPビル
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この日は勝利を飾りご機嫌のゆずポン


それでは300回記念の次週にご期待ください。サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ(往年の映画名解説者、淀川長冶の口調で)。

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