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先月（6月）のネタですが7日、ゆずポンの新作DVD発売イベントで神保町の書泉グランデと秋葉原のソフマップの2店舗をハシゴしました。
この日の東京は一日中雨でしたが、AKB48の握手会でノコギリ持って暴れたアホがいた余波か会場では手荷物検査がありいつにない物々しさでした（奇しくもこの日はAKBの総選挙やってたっけ）。
前月のバースデー（FILE No.380参照）に味をしめたわけではないですが、この日もお土産にラッシュを持参して喜んでもらえました
（ゆずポンイベントの模様はこちらをクリック）
しかし女性に人気のラッシュ、入浴大好きの私も実は興味津々で（値段を考えると清水の舞台から飛び降りる心境でしたが）一箱（3個入りタイプ）購入して試してみました。
匂いは想像したほどではなかったのですがいかにも自然に優しい香りで、普段使う安物の入浴剤のジャスミンやレモンのどぎつい匂いに慣れている者にはかえって新鮮でした。
それにお湯がまるでビロードのような柔らかさの独特のヌルッとした感触になったのには驚きました。
これと似たお湯は昨年、伊豆の下田にある某温泉で味わいましたが家でそれが再現できるとは感激、ハマってしまいそうです。
しかしコストパフォーマンスを考えると滅多に買えないのが辛い、私ら庶民は普段はバスクリンかバスロマンで我慢します（笑）。
ハマっていると言えば、実は私が最近熱中しているのがカードゲームです。
カードゲームと言うとアナログ世代の方は（実は私もそう）トランプとか花札を連想するでしょうが、私がやっているのはネット対戦型の所謂、トレーディングカードゲームというやつです。
我らが新日本プロレスの現在の親会社であるカードゲーム会社のブシロードから絶賛発売中の「キングオブプロレスリング」（以下、キンプロ）、このゲームの存在自体は発売当初から知っていたのですが、そもそもカードのゲームをどうやってネットでやるの？というぐらい何も知らなかったので興味はあったものの入り口がわからなかったというのが本当のところでした。
ずっと昔、スーパーファミコンのプロレスゲームはやった事があったので、あんなふうに画面上でレスラーを操作して戦わせるのかな、とおぼろげに想像していたのですがよく考えりゃスーファミと違ってパソコンにはハンドルもレバーもないし、キーボードとマウスの操作でレスラーを動かせるのかと不思議に思っていたのです。
それにもう一つ、ただでさえ熱くなってしまう私、今でもテレビや読書の時間が足りないのに下手にのめりこめばますます時間が無くなる事は火を見るより明らか（以前のファミコンでも経験済み）、それもカードゲームを避けていた理由かもしれません。
そんな私が重い腰を上げるきっかけになったのは、以前からキンプロをやっていた「魔法の針治療師」佐野先生が、何と！総勢3000人が参加した公式リーグ戦で激戦を勝ち抜いて優勝という快挙をやってのけた事でした。
優勝特典は羨ましい、新日本プロレス大阪大会のリングサイドご招待と試合前のリング上での表彰式ですよ！この話に刺激を受けて私も佐野先生のご指導のもと、見よう見まねで参戦する事にしたのです。
まずやる事はキンプロのサイト（http://kopw.jp/）にアクセスしてアカウント、つまりIDとパスワードを作成する事でした。
試合は第1試合から第5試合までの対抗戦形式で行われる為ネット上で自分が使うチーム名が必要で、私が名付けたのはわかる人にはわかる「昭和海賊亡霊軍」（笑）。
後はカードの裏面に記載されているナンバーを登録（バーコードで読み取りも可）していくだけですが、その肝心のカードが私の手元には5枚しかありませんでした。
いずれも新日本プロレスの会場でPR用に無料配布していた物ですがシングル、タッグ戦を含む全5試合分を行うには最低でも9枚は必要なのでこれではゲームになりません。
最初は前回書いた5月25日横浜アリーナ大会に行った時に仕入れようと思っていたのですがその日まで待ちきれず、善は急げとばかり心斎橋にあるカードショップ（ブシロードの直営店）で1箱（1パック3枚入り×16袋）買って来ました。
キンプロのシリーズは現在、第1弾から第9弾までが発売されていますが（今月、第10弾が発売予定）昭和のレジェンドレスラーのカードが多く入っているという理由で第2弾を選びました。
同じ袋の中に同一カードこそ入っていないものの、袋の中はランダムに3枚ずつ封入されているので1箱買うと当然ダブりが生じます。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥なので「同じカードがダブったらどうしたらいいの？」と素人丸出しの質問を店員さんにしたら（こいつそんな事も知らないのかよ）と冷たい視線を浴びながらも、同一カードを登録すれば二枚重ね、三枚重ね…と言った具合に戦力がアップしていくと言う事を教えてくださいました。
な〜るほど、そう言えば子供の頃やっていたメンコ（関西ではベッタンと言いました）遊びでもセロテープで同じメンコを5枚重ねる奴がいたっけ（そんなのひっくり返せるか！ 笑）。
せっせとカードを登録して、気に入った選手のカードをこれとこれは第一試合、これとこれは第二試合…と言った具合にチームを編成していき、後はネット画面上で選んだ対戦相手（他のユーザー）との試合開始のゴングを待つのみです。
別に操作をする必要もなく時間になると勝手に試合が始まり、その様子は後で自分の好きな時に確認できるので試合時間にパソコンの前に構えている必要もありません。
しかしやはり初心者、10人参加のリーグ戦に何度かエントリーしましたが連戦連敗の黒星街道まっしぐら、最高でも8位、後は9〜10位が定位置でした。
こりゃカードが足りないのかと前述の5.25横アリでさらに二箱（今度は第2弾と第3弾）を追加購入しましたが、それでも成績は振るいません。
カードの使い方（チーム編成の方法）にノウハウがあるようですが勝てないとさっぱり面白くないので、佐野先生にメールでヘルプをお願いしました。
先生曰く、「ゴルフと同じで良い道具（キンプロで言う強いカード）があっても使いこなせないと勝てないのと同じです」 う〜ん、これは確かに説得力がある（耳が痛い 笑）！
某コップ屋さんもパットが決まらないとすぐにパターを買い換える癖がありますが、パットが入らないのは道具の責任じゃないですよ（笑）！
後日、多忙な佐野先生に時間を作って頂き食事をしながらレクチャーして頂きましたが、元IWGPヘビー級王者同士でチームを作るとそれぞれのカードが力を発動しやすいとか、長州力と真壁刀義は元々師弟関係だったので長州がメインの時に真壁を前座に使えとか、同じ小橋建太のカードでも小橋がオレンジタイツを履いていた全日本時代と黒タイツのノア時代のカードでは使い方が違うとか、相当マニアックで頭が要る事が分かりました。
とにかくコツを掴む為、私の手持ちのカードを中心に先生にマッチメイクのアドバイスをお願いし、手持ちで足りないぶんは中古品を扱うサイトでバラで購入、おかげで少しずつ勝率が上がり始めました。
そして迎えた6月21日、新日本プロレス大阪府立体育会館大会当日、この日も会場は超満員札止めで冷房もあまり効かず息苦しいほどでした。
大阪の新日本人気が完全に復活した事を実感しましたが熱気ムンムンの館内で試合が始まる直前、佐野先生の表彰式がありました。
四方からライトに照らされてまるで本物のレスラーの如く優勝トロフィーと記念品を受け取る姿は羨ましかったですね〜。プロレスファンなら誰でも一度は夢見る事ですが、私も一度で良いからリングに上がりたいです。
尚、この日の大阪大会には高知から四国銀行の有光支店長がわざわざご来場、1月4日東京ドーム（FILE No.358参照）で次は7年後の1.4に集結しようと誓ったドームトリオが一夜復活したのでした（笑）。
カードゲームの話に戻ると、私自身まだまだ未熟な腕でわからない事も多く偉そうな事を言える立場ではないのですが、やはり我が昭和海賊亡霊軍としてはもっと昭和のレジェンドレスラーのカードを作って欲しいです。
何と言ってもアントニオ猪木カードがないのが辛い！版権の問題がクリアできないのでしょうが猪木さ〜ん、古巣・新日本と和解してくださ〜い！
故人となった方も難しいのか、力道山、ジャイアント馬場、ジャンボ鶴田、外国人ならアンドレ、ブロディ、ロビンソン、シーク…いずれもまだカード化されていません。
その他、現役？組ではブッチャー、シン、ファンクス、マスカラス…欲しいカードは無限にありキリがありません。今や男子と女子が当たり前に戦う時代ですから、いずれゆずポンや華名のカードも欲しいですね〜。
馬場と猪木のBI砲再結成、あるいはBI対決、ブッチャー＆シン＆シークの最凶極悪ヒールトリオ、アンドレvsブロディのスーパーヘビー級対決…etc
現実には見られなかったドリームマッチをせめてネット上で再現したいので、一日も早い商品化を期待しています。おっと、海賊男ガスパーも忘れずに（笑）！
アメリカではプロのゲーマーと呼ばれる人たちがいて100万円単位の優勝賞金が争われる程、大人の真剣な遊びとして定着しているそうです。
プロレスファンの中にも私のように、興味はあるものの入り口がわからない人ってまだまだ多いような気がします（今の若者はそんな事ないかな？）。
しかし最近はゲームがきっかけでプロレスファンになる人も多いようですし、プロレス人気が上がりカードが売れればそれこそブシロードとしては新日本プロレスをM＆Aしたシナジー効果が最大限に活かせるというもの、その為にももっと初心者向けの教室のような事をどんどんやってパイを広げて欲しいものです。
私としてはいつか佐野先生を追い抜きリング上で表彰されるよう頑張るのみです。師匠越えこそ弟子の務めですから（笑）。
ラストは大阪大会の翌日、難波で行われたキンプロのイベントより、特別ゲストは「世界一性格の悪い男」鈴木みのる選手！
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