(前回からの続き)
電流爆破での火傷、右肩の筋断裂も癒えぬ中「戦うグラビアアイドル」杏ちゃむちゃんの戦場は大阪へと移りました。
撮影会と試合を兼ねた大阪出張ですが、折角試合コスチュームを持参するので撮影会にも是非着用して頂こうとリクエストしていたら、うっかりリングシューズをホテルに忘れてしまったとの事(苦笑)、急遽ハイヒールにブーツカバーで凌ぎましたがさほど違和感は無かったです。
翌26日は久々の大阪での試合、松原市出身のレスラー守屋博昭が旗揚げした「エナジャイズ!プロレス」への参戦でした。
会場となった松原の天美我堂公民館は電車で行くとかなり不便そうな場所につき私にしては珍しく車で行きましたが、道が空いていたので予想外に早く30分程度で到着してしまいました。
ちらっと館内を覗き見るとちょうどリング設営が終わった頃、14時の試合開始にはまだまだ時間あるので何処かで昼食をと思ったものの、想像していた以上に田舎(地元の方には失礼!)で会場周辺に食べられるお店が全くありません。
車なので何処かに行っても良かったのですが、今度は折角キープした駐車場をみすみす失ってしまう危険性があり、幸いにも会場横がコンビニエンスだったのでそこでおにぎりを買い車内で食べました。
車の中から見ていると、リング設営や練習を終えたレスラー達(主に男子選手)が代わる代わるコンビニに食べ物や飲み物を仕入れに来ていましたが、不思議な事にとっくに会場入りしているはずの杏ちゃんは姿を現さず…全試合終了後にお昼はどうしたのかを聞いてみると「食べなかった」との返事、軽い気持ちで「買いに行けば良かったのに」と言った後の彼女の答えが奮っていました。
「もう会場前にお客様が来ていたから。試合前にお客の前に安易に姿を見せたくない。入場の時に初めて見るからこそ、皆の目をワッと惹きつけられる。」
「試合前に客に姿を見せるな!」はかつてアントニオ猪木や長州力がよく口にしていた事ですが、まさか今時のプロレスラーからこんな言葉が出て来るとは夢にも思わず目から鱗が落ちる思い、そう言えば彼女は大事な物販も試合前には滅多に行わない事に気が付きました。そのプロ魂に脱帽です。
試合の方は本日がリアル・バースデーの真琴と美女タッグを結成、初対決となる永島千佳世&マリ卍組に快勝、前週のデボラK戦に続きこの月は二度も勝ち名乗りを観る事が出来ました。試合後の物販も大盛況で帰りに主催の守屋選手に挨拶したら「出場選手の中で一番チケットを売ってくださって」とお礼を言われたそうで、年明けの旗揚げ第2戦も期待大です。
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無事東京へ帰った杏ちゃんと入れ替わるように、翌27日には太田裕美さんがコンサートの為来阪しました。
昨年はコロナ禍の影響で休止された「君と歩いた青春」コンサート、会場は毎年恒例の大阪城ホールからフェスティバルホールに変わりましたが2年ぶりの復活です。
忘れようもないのが一昨年のコンサート(FILE No.652参照)、この時はちょうど裕美さんが乳癌をカミングアウトし衝撃が走った直後で、物凄く不安な気持ちで舞台を見つめていたものでした。
オープニングの挨拶に立った裕美さんの「皆さんこんばんは〜!今話題の太田裕美で〜す!」に場内がドッと沸き歌声もいつも通り、帰り道で皆が口々に「裕美ちゃん元気そうで良かった!」と安堵する中、大阪城ホールを振り返って(来年も必ずここで裕美さんの歌を聴く!)と心に誓ったものでしたがあれから2年、予定より遅れ場所も変ったものの願いが叶った事に感無量(涙)…2年ぶりの挨拶は「皆さん2年ぶり元気ですか〜!?私も元気にしぶとく生きていま〜す!」でした(笑)。
9月ラストネタとしてコレガプロレスの事にも触れなければいけません。
9月2日の二回目のワクチン接種の日を最後に行っていませんでしたが、なんとこの翌週悪夢のクラスターが発生! あのお世辞にも密とは言えない(苦笑)空間でクラスターが起こるのですから変異株の感染力の強さを実感しましたが、8日に参戦中の選手1名のコロナ陽性が発覚したにも関わらず9日、10日と大会を続け選手&スタッフは言うに及ばず常連の観客にまで被害を広げてしまいました。
最初の段階で速やかに大会を中止し濃厚接触に該当する選手やスタッフを隔離していれば被害を最小限に留められたでしょうから弁解の余地なしですが、私は丁度(さあ、そろそろ行くか)と重い腰?を上げようとしていたところで間一髪でした(汗)。
(その後一ヶ月の休演期間を挟み10月14日から仕切り直しの再開)
そんなわけで9月は1日と2日の二日分しか無い(その割に数が多い? 笑)ツーショット集をどうぞ(コレガプロレス ツーショット9月編 こちらをクリック)。
次回はクリスマスに年内最後の更新予定です。
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