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社長の経営日誌

孤高の天才 社長の経営日誌 田宮社長が好き勝手に織りなす独白です
  FILE No.777 2022.4.9  

「 予算達成!(7) 」

今回は連載777回目と縁起の良い数字、学生時代のほんの一時はまったパチンコ・パチスロを思い出しました(笑)。
大学1年生の時友達に誘われて初めて行ってビギナーズトラック?大勝ちしてしまったのが運の尽き?それ以来毎日のように通い詰めるようになってしまいましたが、大学近くの店に夏休みにまで出かけて行った程でしたから、今思うと呆れます(苦笑)。

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 縁起が良い777!

私はどちらかと言うとスロット派でしたが、近所のレンタルビデオ屋に「パチスロ必勝法」なる作品を発見して早速研究、紹介されていた「目押しの方法」をやって見ました。
目押しとは自分の好きな絵柄が有効ラインに来る(要するに777を揃える)ようにボタンを押すパチスロ用語ですが、ビデオの通りやって見ても全然揃わない…大体あんなの殆ど機械の設定で決まってんのじゃないのかよ(苦笑)!?
結局長くやっていると負けが込み、お金が無駄なだけなのに気がついてきっぱりと足を洗い、最近ではパチンコ屋と言えばトイレを借りたい時か、グラドルの森咲智美が来店イベントをやった時ぐらいしか立ち寄っていませんが、私の学生時代の煙草の煙が酷かった時と違って今のお店は非常に換気が良い事に気が付きました。
当時、お店で数時間遊んで帰宅後(なんか目が痒いなあ)と思っていたら突如左目がお岩さんのようにぷくっと膨れ上がって驚きました。慌てて眼科に飛んで行くと典型的なめばちこ・ものもらいの症状、恐らく店に同じ病気の奴がいて、そいつが握ったハンドルやボタンに触ってしまい無意識のうちにその手で目をかいてしまったのか、あるいは空気感染したのか…お金の無駄に加え、そのトラウマも遠ざかる一因となりましたが、こんな事を書いていたら数十年ぶりにやりたくなって来たから不思議です(苦笑)。

さて、前置きが長くなってしまいましたがここからが本題、今回は縁起の良い777回目に相応しいネタです。
当社は3月末で無事に第48期が終了しましたが、おかげさまで前期は売り上げ、粗利益、そして利益ともパーフェクトに目標をクリア出来ました!!
「予算達成!」のタイトル、実に7年ぶりの復活に感無量です(涙)。
このブログを書いているのは実は3月半ばなので、まだ正確に締めたわけではありませんが、売り上げ達成率は100%ぴったり(前年対比108%)、粗利の方が何故か絶好調で達成率107%(前年対比111%)で着地見込みで利益は事実上2003年度、2010年度と並ぶ過去最高益となり、創業60周年(昨年5月)の期に相応しい素晴らしい結果を残す事が出来ました。
10年に一度の春到来(笑)!?といささか怖い程ですが果たして好調の要因は?…すみません、自分でもよくわかりません(苦笑)。
売り上げですが、実は前々期(第47期)は前年比で92%と惨敗だったのでよく考えたら何の事はない元のベースに戻っただけなのです。
ただ、コロナ禍が始まって2年以上、47期の落ち込みはそれが大きな理由なのは明白ですが、48期も条件は同じ、実際昨年はほぼ一年中緊急事態宣言でしたから、その中で売り上げを伸ばせた(元に戻せた)と言うのはある意味不思議です。
事実上最高益と書いたのは、2003年、2010年にもやりましたが、利益をまともに計上してもがっぽり税金に持っていかれるだけなので、頑張ってくれた社員に還元しようと決算賞与を支給、意図的に利益を減らしたからです。
販促チラシや印刷物を扱う子会社のエヌティ企画は前期末で休眠、効率アップの為今期から当社の企画・制作グループとして全社員を移籍させました。
事務所も閉鎖してタミヤ本社に移動の為、その移転・引っ越し費用もかかりましたし、親会社から子会社への貸付金(○千万円!)は事実上チャラ(涙)、その他節税の為、とにかく必要な物は前期中に買えるだけ買え!と募ったら、営業車のドライブレコーダーやら、何十年も交換していなかったデスクマット、床のカーペット、物流スタッフの制服…まあ次々と稟議が上がって来る事、気持ちいいぐらいお金が出て行きました(苦笑)。
今まで気が付きませんでしたが応接室のカーペットなんて、もうはげ落ちて大きな穴が空いており、長い間こんな部屋に大事なお客様をお通ししていたのかと思うと穴があったら入りたい心境、よくマニュアル本の「危ない会社の見分け方」で「トイレが汚い」とかがありますが、仕入れ先様からさぞ白い目で見られていた事でしょう(苦笑)。
なんだかんだとお金を意識的に使った為、最終決算は若干の黒字程度に終わると思われますが、それもこれも全て皆が頑張ってくれて大きな利益を生んでくれたおかげ、どんなに綺麗事を言っても会社なんて儲けがないと何も出来ないのですから…。

4月からスタートした第49期は売上前年比107%と高いハードルを設定しましたが、おおむね決着したと思われた「価格改定」(FILE No.767 参照)も、ウクライナの情勢悪化から原油価格は過去最高の高止まり状態で、早ければ夏頃には我々の業界を再度直撃しそうです。
向かい風の中ですが、前期の勢いで突っ走り1年後の今頃、再び「予算達成!」のタイトルが使えるよう全社あげて取り組みます。

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