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社長の経営日誌

孤高の天才 社長の経営日誌 田宮社長が好き勝手に織りなす独白です
  FILE No.792 2022.7.23  

「 死のロード 」

今回は4月の総集編、この月の杏ちゃむちゃんは東北から九州にかけて一週間で4試合と言う死(四)のロードが待っていました。

先陣となった秋田県大館市、私は羽田から飛行機で向かいましたが、同じ便には杏ちゃんを始めこの日の出場全選手が呉越同舟で搭乗していました。
試合会場とホテルに近い大館駅前はコンビニすら数キロ先、食事出来そうなお店もホテル前に食堂が一軒だけと言う想像以上のど田舎(失礼!)でした。

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 秋田県大館市の古びた
映画館・御成座。
ここでプロレスが…

この日はリングの無いマットプロレスで会場となったのは見るからに場末感漂う古びた映画館、杏ちゃんの対戦相手はデスマッチファイターの佐久田俊行選手でした。
実はプロレスファン時代は佐久田選手の大ファンだった杏ちゃん、デビュー以来4年間待ち続けた夢の実現(奇しくも藤波さんが”憧れの人“猪木さんと初めて戦ったのも秋田!)でしたが、意外にも最初にオファーがあった時には断ったのだそうです。
憧れの相手との試合がマットプロレスと言うのが不本意だったのでしょうが、私も個人的にマットをプロレスと呼ぶ事自体抵抗がありますのでなんとなくその気持ちはわかりました。ただ、プロレス界も狭いようで広いし世の中は何が起こるかわからない、折角の機会を逃したら次にいつチャンスが巡って来るかわかりません。
それこそ引退などの理由で永遠に戦えなくなる可能性もあるのですから後悔を残さない為この際マットだろうがエキシビションだろうがチャンスがあれば活かすべきと思うし、この先しかるべき舞台で再び戦える機会が来ればそれはそれで儲けものです。
いつだったか雑談の中でそんな話をしたらそれが背中を押す事になったのか?いつの間にか対戦が決定しました。私としてはプッシュした?責任もありはるばる大館くんだりまで見届けに来た次第です(笑)。
佐久田選手は相手が女だろうが容赦なし、ハードコアマッチに相応しく安全ピンバットや蛍光灯を繰り出し杏ちゃんは大流血!静まり返った館内に女の子の悲鳴が響き渡り観客は恐怖と戦慄で氷ついていました。ボロボロの血だるまにされ完敗を喫した杏ちゃんでしたが最後まで食らいつくその姿には感動(涙)、私にとってこの試合は現時点で2022年間ベストバウトです(まさかマットプロレスが!苦笑)。正直当初は秋田まで行くのはしんどいな〜と思っていましたが本当に来て良かったです。

翌週はマーベラスの新木場、タッグリーグ参戦中の杏ちゃん&永島千佳世の黄色軍団はこの時点でまだ勝利なし(公式戦3試合)で決勝進出の可能性は無くなっていましたが最後まで全力投球、公式戦ラストの相手である伊藤薫&渡辺智子の超ベテラン巨漢コンビの猛攻に耐え抜き、執念のリングアウト勝ちでリーグ戦を終了しました。

さらに翌々日は王子での試合でしたが私はその前に浅草に寄り道、ブロマイドで有名なマルベル堂のスタジオで開催された藤波さんのツーショット撮影会に参加しました。
プロのカメラマンが専用スタジオでコスチューム(ガウン)姿の藤波さんと撮影してくれる画期的なイベントでしたが、まさかこの直後に藤波さんに悪夢が待っていようとは(涙)
(詳報後日)。

終了後は急いで王子へと移動、この日は真琴との美女コンビを結成した杏ちゃんの試合を観戦しました。残念ながら黒星でしたが、いよいよ翌日は北九州での4連戦ファイナル、売店で「じゃあまた明日、気を付けて」と挨拶し大阪へと帰りました。
翌朝、家で目を覚まし出発準備をしながらSNSをチェックして仰天しました。杏ちゃん空港を間違える大チョンボ、この日は成田発なのに勘違いして羽田へと行ってしまったのです!前述のように一週間前の大館が羽田だったので早合点してしまったのでしょうが(思い込みは怖い)急遽羽田発に乗ろうにも早い便が満席、やむなく東京駅に移動して新幹線で向かう事になったのです。
どうなるものかと心配しましたが、東京駅7時20分発の新幹線に乗車したと言う続報になんとか試合開始(13時半)にはぎりぎり間に合うかと少し安心しました。
私は予定通り新大阪らから乗車、杏ちゃんの方は東京から富山を経由して福岡には約3時間で着くとの事、まだ私も頭がぼんやりしていて、杏ちゃんがアップした乗り物アプリの画像(写真)を(意外に早い抜け穴ルートがあったんだな〜)ぐらいにしか思っていなかったのですが、そもそも福岡と言う駅にあまり聞き覚えがないので少し違和感を覚えました。

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 紛らわしい、この福岡とは富山県!

冷静に考えるとリニアモーターカーじゃあるまいし東京〜福岡を3時間で移動できるわけががない!なんと富山県に福岡と言う駅があったのです!!
奇しくも私、昨年同県での裕美さんコンサートの時、あいの風とやま鉄道に乗車、この福岡のお隣の石動(いするぎ)まで行っていたのを思い出しました(FILE No.764 参照)。大間違いに気が付いて慌てて連絡をとったものの時既に遅し、富山駅に到着した杏ちゃん、ショックのあまり泣いていたそうです(涙)。
物理的に間に合わず無念の欠場が決定しましたが、後日聞いたらもし私の指摘が無ければ気が付かずそのままあいの風とやま鉄道に乗車(もう切符も買っていたと)、福岡に行っていたと…ネタとしてはどうせならそこまでやった方が面白かったかも(苦笑)。
しかしこの福岡間違いの被害、過去から現在も結構あるらしく紛らわしい駅名なんとかしろよ!と文句の一つも言いたくなります。

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 柳川市民体育館で初の
電流爆破デスマッチ

私の方は博多からさらに1時間かけてようやく柳川に到着、現場では杏ちゃん欠場によりカード変更でてんやわんやでしたが、急遽2試合やる事になった某選手は「ギャラが2試合分になった。」、私がポートレートを購入した某選手は「杏ちゃむに行くはずだったグッズ代が俺のとこに来た、ウッシッシ。」と喜んでいました(苦笑)。

最後の最後に思わぬトラブルで完走とはならなかった杏ちゃんの4連戦、それにしても秋田、東京、福岡とこの一週間の移動距離を計算すると恐ろしい、私の方が余程死のロードでした(笑)。
杏ちゃんワンショット集 こちらをクリック
この間のツーショット集 こちらをクリック


次回はようやく5月編!

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