FILE No. 902　「７月の行事（６）」

「７月の行事（６）」

今回は７月の総集編ですが、それにしても今年の夏は（も）暑かった…正直振り返りたくないぐらいです（苦笑）。あの異常で危険な暑さにも関わらずアクレッシブに動き回った７月を駆け足で振り返ります。

第１週は久々に杏ちゃむちゃんの個人撮影会に参加（写真はラストに）、翌日はこちらも実に久々、湘南にあるモロボシ・ダンこと森次晃嗣さんのお店に行って来ました。

調べて見ると２０１４年の１０月以来なので実に１０年ぶりの訪問、同店でかつては月一ペースで行われていたファンミーティングになかなかタイミングが合わず、そのうちにコロナ騒動もあって休止となってしまいもう行ける機会は無いかなと半ば諦めていたところ今回はスペシャル版として一日復活、しかもゲストが平成ウルトラセブンのカザモリ・マサキこと山崎勝之さん、つまり新旧セブンの揃い踏みとあって駆け付けました。
案の定予約は秒殺完売でしたが何とか滑り込みセーフ、森次さんも今年８１歳とあって、これから益々こういう機会は少なくなるでしょうが出来る限りお会いしたいものです。

七夕の日の翌７日は再び杏ちゃむちゃん、この日は５年前杏ちゃんに初めて会った記念すべき日です。伊勢崎駅近隣の駐車場を利用しての野外イベントで、イベント自体は午前中からですが、プロレスの試合の杏ちゃんが出場するセミファイナルと大仁田さんが務めるメインは夕方なのでゆっくり出かけました。
それでも倒れそうなぐらいの暑さの中、杏ちゃんは菊タローとのコンビでYuuRI＆くいしんぼう仮面と戦うQV対決で見事勝利しました。

翌週１３日は5月に旗揚げした噂の新団体マリーゴールドの両国国技館大会を観戦しました。最前列特典として試合前、ジュリア選手（この後渡米しWWE移籍！）と最初で最後の？撮影会、やはり風格とオーラを感じました。
席に座ると私の斜め向かいには蝶野正洋さん、そして反対の斜め向かいにはゆずポンを発見！　試合後に挨拶して「チケット自分で買ったの？」と聞くと「まさか！関係者招待ですよ。」（やっぱり　笑）　因みに最前列にはもう一つ、自分が座った特製パイプ椅子を持って帰れる特典がありましたが、重たいので私はその場で知人にあげてしまいました。真面目な？ゆずポンは律儀にしっかり持って帰っていましたよ（笑）。
翌１４日はアイスリボン道場から秋葉原で開催中の大仁田さんデビュー５０周年記念の展示会で行われたトークへ、さらに１５日も東京女子トークから天龍さんの独演会へ、大仁田さんが2本立て（相手は松永光弘さん、木原文人さん）だったので、なんと2日でトーク４連発のはしごです。
前月に続く天龍さんの独演、今宵のお題は「必殺技」でした。正直技の話だけで時間が持つのかと心配していましたがまたまた持ち時間を延長する程の大熱弁となり、集まったファンは熱心に耳を傾けていました。
このイベントが心地良い空間なのは、ただ単に天龍さんのサインが欲しいとか、写真が撮りたいだけのミーハーではなく、本当に天龍さんが好きで長年応援している熱心な人ばかりが集まっているからで、天龍さん自身もこの会を楽しみにされているそうです。私も時間の許す限り出来るだけ参加したいです。

マイバースデーでもある２０日もアイスリボン道場からまたも大仁田展、この日も急遽大仁田さんが来場してトークをやる事になったのですが、それが決まったのがなんと前日！私もアイスが終わって夕方の次の用事まで時間があったので途中から駆けつけ、これで３週連続の大仁田厚となりました（笑）。
なにぶんあまりに急だったのでスタート時はたったの3人でしたが、時間の経過とともに少しずつ人が増え始め最終的には２０人以上となったのですから流石、邪道人気は根強いです。

２７日もアイスリボンの横浜大会から都内へ移動、高円寺のスネークピットで開催されたジョー・マレンコの関節技セミナーに参加しました。
勿論実践ではなく私は見学のみ（実技はもう懲りた　苦笑）、宮戸さんのジム生の方を中心に基本的なムーブやカール・ゴッチ仕込みの関節技の奥義がレクチャーされましたが、もう数十年レスリングをやっている宮戸さんですら「新しい発見があった」との事で、奥の深さを実感させられました。
前にも書いたようにスネークピットのちゃんこは本当に美味しいので折角行くなら食べて帰りたいと友人を通じて予約をお願いしていましたが、宮戸さんからは「セミナーの時間次第になるのでどうなるかわからない。」との事、今回は難しいかな？と諦めていたら、土壇場になって「ジョー・マレンコと打ち上げをやるので良かったら一緒にどうですか？」の思わぬご返事がありびっくりしました。
関心したのはお酒を嗜むジョーさんが「運動の後だから」とアルコール類を控えウーロン茶のみにしていた事、その隣りで遠慮なくビールやワインを飲むのが多少気が引けました（笑）。
旧UWFに初来日して以来、様々な団体に上がったジョーさん、私の「日本の団体で最も仕事がしやすかったのは何処？」の質問には即答で「オールジャパン（全日本）」、参戦期間が一番長かった事もあり「ハンセン、スパイビー、皆ナイスガイばかりで彼らとのサーキットは楽しかった。」との事、因みにジョーさんが一番仲が良かったのはダグ・ファーナス（故人）だそうです。

７月最後の日はまたまたアイスリボン道場、この日は久々に平日夜の開催で、杏ちゃんは第１試合の６人タッグで全員が藤本つかさのコスチュームを着る変則マッチに出場、私は余裕で開場に間に合う時間に京浜東北線に乗車しましたが、ここで悲劇が発生しました。
埼玉を中心に突如ゲリラ豪雨が発生、電車が途中駅で停まりドアが閉まらなくなってしまい、３０分以上も立ち往生してしまったのです。やむを得ず後続車に乗りなんとか西川口に到着、道場までの真っ直ぐ一本道を走りましたが、あまりの大雨で途中が冠水しているじゃないですか！それも水が膝の高さに来るまでのすごさ、今更引き返す事も出来ずズボンを膝上までめくりあげて意を決して水の中に突入しましたよ。そうまでしてやっとの思いで辿り着いたら受け付けの顔見知りのスタッフが「あ～、杏ちゃむさんの試合、終わっちゃいましたよ」（涙）。最後の最後に自然の驚異に泣かされた７月でした。
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９月になってもまだまだ残暑は厳しいですが、次回からは８月編です。