朝夕めっきり肌寒い日が多くなって来ましたが、風邪を引きやすい季節の変わり目、手洗いとうがいをマメに行うよう気をつけています。
あの扁桃腺の恐怖が蘇る…(FILE No.228「悪夢の一週間」参照)。
先月の8〜9日、石川県に行って来ました。
9月に新潟&長野を訪れているので(FILE No.292「信越地方出張」参照)これで今年は北信越を制覇だ〜!
今回は田井屋さんのお招きで毎年恒例の金沢場所、同業の皆様との懇親ゴルフでした。
大阪駅を朝7時9分発と早い便のサンダーバード1号に乗って金沢までは約2時間半、駅でピックアップしてもらいゴルフ倶楽部リンクス金沢に到着しました。
初めてプレイするコースでしたが、真近に海が見える素晴らしいロケーションでした。
おまけにこの日は暑くも無く寒くも無い絶好のゴルフ日和、景色良し、天気良し、しかし腕は悪し(笑)、この日は(も!?)大乱調で121という無残な成績で終了したのでした(涙)。
このブログで随時報告しているように9〜10月は珍しく連戦が続いた私ですが、長野で106、京都で101、札幌で112、そしてこの日が121、回数重ねりゃスコアが縮まるのが普通なのに悪化してどうすんだよ!!
ゴルフでは自己嫌悪に陥りましたが、夜の反省会?では田井社長に美味しいお店に食事に連れて行って頂き元気回復、日本海で獲れた魚の新鮮なお刺身、松茸のホイル焼き、これだけでも満足なのにとどめにぶりしゃぶと焼き物、こんな美味しいものが頂けるなんて、ありがたやありがたや…。
流石、田井さんは地元の名士だけあって良いお店をご存知です。
あまりにも飲みすぎて(ビール、日本酒、梅酒、ワイン!)二軒目に行く頃には意識朦朧状態でした。
酔い潰れてぐっすり寝た翌日、一晩寝るとすっかりお酒も抜けてとりあえず朝風呂へ。
お湯を張っていると浴槽内側に写真のようなステッカーが貼ってありました。
このホテルではエコロジーを意識して体重別に入れるべきお湯の量を目盛りにしてあるのです。早い話がデブは湯を入れすぎるな!という事で、大きなお世話だよ!と苦笑してしまいました。
折角石川県にやって来たので、この日の私は初めて能登半島を訪れる事にしました。
地図を見て頂ければわかりますが、能登は石川県と富山県が重なる部分を中心に日本海に面した北側にニョキッと突き出した半島で、大部分の地域は石川県に属しています。
この日の目的地は漆の輪島塗りで有名な輪島市で、金沢在住の知人のIさんが車で案内してくれる事になりました(感謝!)。
金沢から輪島までは高速道路を使って二時間の道程、朝8時にホテルを出発、この日も好天に恵まれたなか、日本海を見ながら能登有料道路を走ってのドライブです。
途中で千里浜(ちりはま)なぎさドライブウエィと呼ばれる区間があり、ここでは天候の良い日に限っていったん高速を降りて海岸の砂浜の上を直接車で走る事ができるのです。どうせならテレビの特撮ヒーローのマシンのように波打ち際を水しぶきをあげて走りたかったなあ…。
10時過ぎにようやく輪島に到着、魚、野菜、漆塗りの商品が並び多くの人で賑わう朝市を見物しました。
そして朝市通りを我々は今日の主目的の場所を目指して歩きます。
永井豪記念館、そう、「マジンガーZ」、「デビルマン」、「キューティーハニー」、「ハレンチ学園」など数々の傑作の生みの親である漫画界の大御所、永井豪先生は輪島市の出身で当地に記念館があるのです。
私と同年代の人は永井先生の作品に多大な影響を受けていますが、永井先生はプロレス界とも関わりがあり、ビッグバン・ベイダーのコスチュームのデザインを手がけたり、現在も新日本プロレスで活躍するジュニアの象徴、獣神サンダーライガー選手も元々、永井先生の作品のキャラクターです。
館内は一切写真撮影禁止だったのが残念ですが、貴重な原画などをじっくりと拝見しました。
朝市通りを後にした我々は今度は白米(しろよね)町にある千枚田と呼ばれる棚田地帯の見学に行きました。
ここが千枚田と呼ばれる言われは棚田が1,000枚以上あるからだそうで、現在は稲を刈った後ですが、刈る前の緑色が多い時期の美しさは格別で2006年に当時の小泉純一郎首相が見学に来て「絶景だ!」と叫んだ事が報道され、その年に収穫されたコシヒカリは「絶景千枚田」の名称で発売されたそうです。何でも便乗しますね(笑)。
能登半島には国定公園もあり、天然記念物に指定されている曽々木海岸に移動して昼食をとりました。 Iさんお勧めの今新という食堂に行ったのですが、何しろ目の前に海があるので獲れたての魚を調理してくれるのですからたまりません。
私はサザエの造り定食を、Iさんは物凄く大きいエビフライ定食を堪能しました。
食後はまた二時間かけて金沢に戻り、すっかりお世話になったIさんにお礼を言ってサンダーバードで夕方5時過ぎに無事大阪に帰って来ました。
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能登半島の最先端、最北端は石川県の珠洲(すず)市です。
こちらの海岸にゴジラ岩と呼ばれる、ゴジラの頭部にそっくりな岩がある事をお昼を食べた食堂に飾られていたパネル写真で知りました。
夕焼け空をバックにしたシルエットは非常に幻想的でまさしく本物のゴジラそのもの、今にも動き出しそうで、現物を観たい衝動に駆られました。
最北端まで行くには輪島市からさらに一時間以上かかり、あまりにも遠いので今回は断念、次回のチャンスを楽しみにしたいと思います。
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