(前回からの続き)
「猪木−アリ戦」や「ブルーザー・ブロディ」の話題に終始していたらあっという間に一ヶ月が終わり8月に突入してしまいました。
時の流れの早さを実感しますがその間もネタは盛り沢山…そんなわけで今週は(今さながらと言われそうですが)6月を振り返らせて頂きます。
それにしても今年の6月は本当によく雨が降りました。
そして雨天に活躍するのが今から二年前に購入した、「カネの雨が降る!?」オカダ・カズチカの「レインメーカー・アンブレラ」です。
何しろ一本8800円(!)もするうえに(プロレスグッズは本当に高いぜ!)期間限定販売品につき今や入手不可能なシロモノ、大切に使っていたおかげで二年間持っています。
強風で傘が裏返しになったり骨が折れると怖いので雨の日であっても暴風雨の時には絶対使いません(傘の意味がないってか 笑)。
そしてもう一つ怖いのが紛失や置き忘れ、常に細心の注意を払っていますが、実は過去に一度だけやってしまいました。
今年の初め頃だったと思いますが、不覚にも電車内に忘れてしまったのです!
その時は昼食前でかなりの空腹状態、頭がぼんやりしていてついうっかりしてしまったのですが、近鉄線の鶴橋駅で降車してすぐに気がつき(しまった!)と真っ青になりました。幸いにも時間的に余裕があったのですぐさま駅長室に飛び込みましたが、これがもし新幹線とか遠方へ行く列車だったらと思うと恐ろしかったです(汗)。
駅員さんが「どんな傘ですか?」と聞くので「え〜と、色は紺で黄金色でプロレスラーの顔とお札がプリントされてます。」と伝えると、笑いながらもすぐ終着駅の難波に電話してくれました。電話に向かって「紺色の傘、プロレスラーの顔のデザインだそうです。」と大きな声で伝えているのでこちらも思わず笑ってしまいましたが、どうやら難波駅で無事回収された模様、すぐそちらにかけつけ事なきを得ました。
カネの雨を降らせてくれる?縁起の良い傘、金運アップの為にもまだまだ大事に使うつもりです。
さて肝心の6月の話ですが、空模様の悪い中珍しく二回もゴルフに行く機会がありました。
社内コンペで行ったのはお馴染みの京都の加茂カントリー倶楽部、成績は110ながらダブルペリア方式のハンディに恵まれ何と準優勝、そしてお得意先の接待で行った名門コース、兵庫のABCゴルフ倶楽部では116と、ブランクを考えれば善戦健闘ではないでしょうか。 この夏もいくつかお誘いがありますが、35℃越えの猛暑の中でのゴルフなど私に言わせればキ○ガイ沙汰(ゴルフ狂の皆様ごめんなさい)、ことごとくお断りしております。こういう姿勢だからいっこうに成績が上がらないのは自覚しているのですが。
6月18日は今年三度目となる「前田日明ゼミ」の日でした。
今回のみ会場は西宮ではなく尼崎でしたが、残念な事にシリーズ全6回のこのゼミもこの日が最終回、以前にも書きましたが参加費が2000円(学生は1500円)、懇親会は3000円(学生は無料!)と言う超格安料金で前田さんの写真、サインも沢山貰え、しかもパーティの食事も結構充実していた、プロレス界には珍しい?超優良イベントだったので終わってしまうのが返す返すも残念です。
正直主催者の持ち出しになっていたのかもしれませんが、形を変えてでも継続して欲しいと皆が口にしていました。
恒例によって前田さんにツーショット写真をお願いしましたが撮影の時、前田さんが何度もちらちらと私の顔を確認する視線を感じました。
(何だろう?)と不思議に思っていたら「君、勇利アルバチャコフに似ているね。」
勇利(ゆうり)・アルバチャコフとはこれまた懐かしい…と言っても若い人は知らないでしょうね。勇利選手はロシア出身のプロボクサーで、かつて旧ソ連のペレストロイカ政策によって日本の協栄ジムに所属、世界王者にまで上り詰めた強豪選手です。
自分ではよく分かりませんが、そう言えば若い頃にも1〜2回、勇利選手に似ていると言われた記憶がありますよ。
因みに、勇利選手の来日の橋渡しをしたのは何と、ソ連にパイプのあったアントニオ猪木さんなのです!!
その他前田さんには今回も色々と面白いお話をお聞きしましたが、内容がやばくてとてもここでは書けない事も付記しておきます(笑)。
翌19日、この日も天気は優れませんでしたが、一年ぶり、新日本プロレスの大阪城ホール大会の日がやって来ました!
昨年(FILE No.433参照)は「21年ぶりの開催」と言うプレミアもあり前売り段階で全席が完売、超満員札止めで文字通りカネの雨が降りました。
勢いに乗って二年連続での進出となりましたが、今年は主力の中邑真輔、AJスタイルズらがWWEに転出、おまけに「エース」棚橋弘至までが怪我で欠場と言う逆風でどうなる事かと正直心配していました。
会場に着いて当日券売り場をチェックすると、昨年とは違いほぼ全席種がまだ売っていましたが、いざ試合が始まる頃になるとぎっしり超満員となり底力を見せつけてくれました。
ようやく復活を果たし恒例行事となった大阪城ホール大会、毎回これだけのキャパシティを埋めるのは大変な企業努力が必要でしょうが、大阪のプロレスの灯を消さない為にもずっと続けていって欲しいものです。プロレスファンが必ず応援してくれるはずですから…。
今回も佐野先生、高知からわざわざやって来た有光支店長(この原稿を書いている時徳島に転勤とのご連絡が!)らと並んで観戦、終了後はプロレス検定一級の戸島さん&カードゲーム仲間の皆さんと合流して総勢9人での飲み会へと雪崩込みました。
大体いつも自己紹介代わりに「一番好きなレスラー」を一人ずつ挙げるのですが、そんなの毎年変わらないっての(笑)。
では昨年のベストバウト(年間最高試合)は?という話題になり、私はこのブログでも書いたようにノアの鈴木みのるvs杉浦貴(FILE No.443参照)を推しましたが、他にも二人もこの試合を挙げた人がいたのです。9人中(私も含め)3票も入るとは驚きでしたが、見る目がありますね(笑)!
私もそうですが、皆さんなかなか普段は職場や周りにプロレスの話を出来る相手が少ないようで語りだしたら止まらない(笑)、良い憂さ晴らしが出来ました(笑)。
翌週の25日(この日も雨)は太田裕美さん、伊勢正三さん、大野真澄さんのユニット、「なごみーず」のコンサートで愛知県の江南市民文化会館(大ホール)にやって来ました。
江南へ行くには名古屋から名鉄線への乗り換えですが、実は私この月初めにもリスパッ ク・トップステージ会出席の為同じ電車で犬山まで行きました(生まれて初めて木曽川で鵜飼見物をしましたが暗くてよく見えなかった 苦笑)。
月に二度も名鉄線に乗るとは思っていませんでしたが、裕美さんのコンサートでは恐ろしく遠い所まで何度も行っていますので、愛知当たりだと余裕の日帰り圏内でとても近く感じてしまいます(笑)。「なごみーず」は結成以来日本中を回り続けてこの日が通算214回目のコンサートとの事、是非また関西にも来て欲しいものです。
月末の東京出張時には約一年ぶりに東京スカイツリーに上って来ました。
別に高い所が好きなわけではなく、「東京スカイツリーウルトラ作戦第634号」と題した展示が期間限定で行われていたからです。
今年はウルトラマンシリーズ放送開始50周年の記念すべき年、様々なイベントが企画されていますがスカイツリーとのコラボもその一環で、歴代ウルトラマンや怪獣、撮影に使われた小道具などを見学できました。
フォトスポットの目玉は科学特捜隊のジェットビートル機の、何と原寸大のコックピットです。私も科特隊に入隊したつもりで(笑)撮影して来ました。
ところで、ジェットビートルのビートルってどういう意味かご存知でしょうか?
その形状が似ている事からカブトムシのbeetleと思い込んでいる人もいるようですが、VTOL(垂直離着陸機)の意味が正解です。実は今で言うオスプレイもこのタイプで50年も前から「ウルトラマン」がいかに時代を先取りしていたかがよく分かります。
6月最後の日である30日(この日も雨、レインメーカー・アンブレラを使いました)、我が社の筆頭大株主である大阪中小企業投資育成株式会社さんにお邪魔致しました。
同社には今から4年前に出資して頂きましたが(FILE No.299参照)、経営権を行使しない公的機関が株主になって下さって増資出来た事により当社にも大変メリットがありました。
当然毎年配当と言う形で利益を還元させて頂いていますが、今回の訪問は毎年6月の恒例となっている決算報告です。
非上場企業で株主への配当はおろか、決算報告すらしない会社もあるようで私に言わせればとんでもない話です。中小企業の場合オーナー=個人筆頭株主の場合が殆んどですからつい疎かになりがちですが、株主を軽視する会社に未来はありません。
…などと格好いい事を言ってますが、当社も現状は厳しく配当と言っても雀の涙ほど、多大な投資をして下さった投資育成さんに対しても毎年心苦しく思っています。
一にも二にも当社が力をつけて大きな利益を生み、株主の皆さん(当然私自身も大株主です)に高配当で恩返しをしなければならないと気持ちが引き締まりました。
最後だけは(笑)真面目な話で6月の話題は終了、ようやく次回は暑い暑い7月編です。
* 次回更新日は8月20日(土)となります。
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