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台湾（FILE No.532 参照）から帰国した翌々日は東京へ…5月と言えば忘れてはならない、ゆずポンの誕生月です。
少し遅くなったものの5月28日（本当は5月16日生まれ）、嬉しい事に今年もバースデー・イベントが実現しました。
その前に9日の夜、渋谷のWWW（WWEではないよ）にて「グラドールwith愛川ちゃん（笑）」が出演するアイドルライブに行って来ました。
グラドールはその名の通りグラビアアイドルのユニットで、ゆずポンの親友の浜田翔子さんが所属しており、定期ライブにゆずポンが特別出演する事になったのです。
ライブ自体は夕方から始まりましたが、この日は多数のグループが出演しており、発表されたタイムシフト表によると「グラドールwith愛川ちゃん」の出番は夜の9時半とかなり遅め、私は余裕を持って8時過ぎに会場入りしました。
会場内は演奏がかなりやかましいので（騒がしい場所は苦手 笑）ロビーで時間を潰し、ゆずポンたちの前のグループの演奏が終わりかける頃に中に突入、椅子なしのスタンディング状態の場内で最前列をキープしました。
一緒に行った墨田区のHさんがペンライトを持って来たのですが、いい歳のオッサンが被りつきでペンライト振ってる姿は我ながら間抜けです（苦笑）。
大汗かいて大熱演のゆずポンは、当初予定になかった演奏後の物販にも登場してくれました。ゆずポンがブログに書いていましたが、プロレス界で言う「売店」、アイドルのイベントでは「物販」と呼ぶそうで「売店」と言うと笑われるとか（笑）。
さて、ゆずポンこと愛川ゆず季選手のプロレスラー時代の象徴は白いベルト、ワンダー・オブ・スターダム選手権です。
アメリカからこのベルトのレプリカを入手するのに苦労した話を昨年お届けしました。
（FILE No.478,479「ゆずポンの白いベルト」参照） 製作者のランディ・ジャクソン、スターダムの本物のベルトを作ったプロのベルト職人ですが、何しろこのオッサン相当アバウト、やっと届いたと思ったらプレートを間違える大チョンボ！白いベルト（ワンダー・オブ・スターダム）の革に、赤いベルト（ワールド・オブ・スターダム）のプレートが付いているのですから唖然としました。
もっとも、手元に届いてから一か月間気が付かなかった私も相当呑気ですが（苦笑）。
やむなく昨年のバースデー・イベントにはそのベルトを持って参加し、終了後に改めて正規品の製作を要請しました。
当初納期は8月頃との返事でしたが、夏の終わりになってもウンともスンとも連絡が無く、こちらの催促にやっと返事が来たと思えば今度は11月になるとの事、このオッサンの納期遅れは以前も経験済みなので気長に待つ事にしました。そして何度もメールでやり取りしていたら今度は「ベルトの裏に貼る革の色は黒で良いか？」と聞いて来ました。
昨年届いた物も黒でしたが、前回はそもそも色の確認などなかったので、案外殊勝なとこもあるな、流石に前回のチョンボで慎重になっているのだろうと思っていたら、とんでもないどんでん返しが待っていたのです…。
時は流れ11月のある日、Facebookの「知り合いかも」に突如ランディ・ジャクソンの名前が現れてびっくりしました。
早速友達申請をしたら承認してくれSNS上で初めてお顔を拝見、頭はつるつるのスキンヘッドだったものの意外に若そうで、人の良さそうなおじさんといった印象でした。
ランディさん結構マメにFacebookを更新してまして、12月のクリスマス直前になると「クリスマスの準備中♪」と楽しそうに料理の下ごしらえに勤しむ写真が…私が内心（そんな事してる暇あったら俺のベルト早くしろ！）とつっこんだのは言う間でもありません（笑）。
もうこりゃ年内は絶望的だなと諦めかけていたのですが、年の瀬も押し迫った12月28日、突然「Hello、Good News！」の書き出しで「出来上がったので今週発送する。」とのメールが届きました。
（何がグッドニュースだよこの野郎）と苦笑しましたがこれでようやく肩の荷が下りました。
年明け早々に無事届いた荷物を開封し早速チェック、流石に今度はプレートも正しい物でほっと一安心、しかしベルトの裏は真っ白、黒い革など貼ってないじゃないか！
わざわざ「黒で良いか？」と自分から確認して来てこれですからね〜、こちらの指摘に対して「アイム・ソーリー！忘れてた！」の一言で済まされましたよ（苦笑）。
仕方ないので後日、IWGP、NWA、WWFベルトなどの革の張り替えを何度かお願いした事がある国内の革屋さんに裏の革貼りはお願いする事になりました（何処までも世話が焼けるぜ！）。
しかし裏面以上に腰を抜かしそうな程驚いた事がありました。前回のベルトと二つ並べると一目瞭然、何とプレートのサイズが一回り大きくなっていたのです！！
これはどういう事！？ 慌ててランディに問い合わせると回答が来ました。
英文を忠実に訳した彼の言い分は以下の通りです。
「スターダムからの依頼で最初に作ったベルトは大きいサイズ（今回届いたサイズ）でした。途中で小さくして欲しいとの要請があり、小さいサイズのベルト（前回のサイズ）を作りました。今回、貴方の依頼に対し初期のオリジナルのフィルム（デザイン版下の事でしょう）から作りました。」
「スターダムに大小計2本のベルトを納品したと言う事か？」と言うこちらの念押しに、はっきりと「イエス」の返事が来たのですが、本物のベルトのサイズが途中で変更になったなんて全くの初耳、それはいつのタイミングだったのか？初代王者のゆずポンは勿論、その後の歴代王者のベルト姿の写真をチェックするも私には判別出来ず、と言うかどう見てもサイズが変わったようには見えないのです。
これはもうゆずポン本人かスターダムのロッシー小川社長に確認するしかない！とイベント当日は念の為、前回のベルトと大小2本を持参しました（重たいのに 苦笑）。
当日は2本に増殖？した白いベルトに流石のゆずポンも大きな目を丸くして驚き？しかし大きいベルトに関しては「初めて見た。」との事、ベルトのサイズ変更説に関しても全然心当たりがないとの事でした。
どうなってんだよランディ・ジャクソン、遅れてやって来た小川社長にも同じ質問をぶつけましたが「いや、ベルトのサイズを変更した覚えはない。」 注文したプロモーターがそう言うのだからこれはもう間違いなし、そりゃそうですよねえ、大体本当にベルトが2本存在するなら引退試合時の公約通り、1本はゆずポンに進呈されてなきゃ道理に合いません。
ただ小川社長のコメントで気になる言葉がありました。「タッグのベルトは大きいサイズにしたけど…。」
白いベルトより後に創設され、ゆずポンが同じく初代王者（パートナーは美闘陽子）となったタッグ選手権（ゴッデス・オブ・スターダム）のベルトは、写真を見ると一回り大きい事がわかります。
ランディの言う「最初は大、途中から小」はひょっとしてこのベルトの事を言っているのか？しかしそれならばタッグの方が後でできたわけですから、ランディの話とは順番が逆になるのですが…。
そしてプレートのデザイン自体は今回は間違っていないので、少なくともランディの基には白いベルトの大サイズのフィルムはあると言う事になります。一体何故？初期デザインの段階では大サイズだったが、製作時に今のサイズになったとか？？
謎は残りますが、私にはもうこれ以上追及する気力が無くなりました、願わくばランディの頭をかちわって脳の構造を調べてみたいものです（笑）。
前述のように後日裏に革貼りをする為、サインはまだ入れて頂かなかったのですが、公約通りこのベルトも私があの世に行った暁にはゆずポンに進呈し、ホワイトハウスと呼ばれる愛媛県新居浜の実家の神棚に飾って頂こうかと思います（このブログが遺言状代り！）。
イベントのラストは恒例の歌のコーナーで、先日のアイドルライブを再現して2曲を熱唱、しかも1曲目の前節では私のベルトを持ってくれましたよ♪
「どうも〜、ベテラングラビアアイドル、初代ワンダー・オブ・スターダム王者の愛川ゆず季です。今日は初めてのワンマンライブなの〜」（笑）。
この日もじゃんけん大会は休止、参加者全員に後日直筆のハガキを送ってくれるサービスがあり、6月に入ってから早く来ないかな〜と毎日首を長くして待っていたら、丁度私が英国視察（詳報は近日！）に出発する前日に届き、大喜びでした。
今年も楽しかったバースデー・イベント、女性の年齢について触れるのは失礼かもしれませんが、ゆずポンも今年で34歳、よく考えたら34歳ってちょうど私が社長になった歳ですよ。そう思うと感慨深いですが、社長就任と同時に悪夢が始まり今も継続中の私と違って（苦笑）、ゆずポンにはこれからより充実したバラ色の未来が待っている事でしょう。
（祝・ゆずポンバースデー・イベントの模様はこちらをクリック）
おっと忘れていた、ここで先週予告していたサプライズ、重大発表をさせて頂きます！
毎年、ゴールデンウィーク&お盆&年末年始はお休みを頂いていた当ブログですが、今年に入りネタが豊富過ぎて5月の話を8月に掲載と3か月遅れの有様、そこで少しでも遅れを取り戻すべく、本来は盆休みのはずの次週も更新が決定！
但しWEB会社の休みの関係で二日遅れの8月14日（月曜日）の午前中となる予定です。
つまりこの週は14（月）、従来通りの19（土）と週2回の更新ですよ〜。
重大発表ってこれかよ！？とずっこけてるそこの貴方、お盆期間中でアクセス数激減必至ですが、8月14日にお会いしましょう！
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の白いベルト（3） 」
