まだまだ続く昨年12月のネタですがこの時期は忘年会シーズン、私は取引先や加盟グループの関係で大阪より東京での出席率の方が高かったです(これも仕事!笑)。
13日は遂に実現した究極のイベント、藤波辰爾&長州力トークバトルに行って来ました! まさかこの二人のトークが実現する日が来るなんて(涙)…早いうちからチケットが完売したのは言うまでもありませんが、当日会場である浅草の東洋館の前で入場を待っていた時、道行く人々が「本日の催し 藤波辰爾VS長州力 トーク」の看板に反応していた光景が印象的でした。やはり金曜夜8時のゴールデンタイムで主役を張った二人の知名度は未だ絶大です。
藤波さんは当時を振り返って「あの頃はファンも藤波派、長州派に分かれて会場のあちこちで喧嘩していたよ(笑)。」 場内至るところで喧嘩はいささか誇張された表現ですが(笑)、実際それぐらいファンが熱くなっていたのも事実で、それだけに両者の三度目の対決(83年4月3日 蔵前)で長州が藤波から完全フォール勝ちしWWFインターナショナルヘビー級王座が移動したシーンはショッキングでした。
勝った長州の一世一代の名台詞、「俺の人生にも一度ぐらい幸せな事があってもいいだろう」その「名勝負数え唄」の象徴たるベルトのレプリカ(重いのでまたもや根本さんから拝借!)を持ってのスリーショット撮影に感激しました。
翌々日は恵比寿にてこれまたびっくりのトークイベント実現、武藤敬司、蝶野正洋、小橋健太、田上明の揃い踏みですよ!!
藤波&長州が80年代なら90年代のプロレス超バブル期を支えたのが闘魂三銃士と全日本四天王…橋本真也さんと三沢光晴さんが他界された事は返す返すも残念ですが、何故か欠席の川田利明さんを除く4名が大集結という超豪華トークでした。
イベントは13時開始、しかしまずい事に裏ではDDT原宿大会(14時開始)に赤井沙希ちゃんが出場、しかも終了後にチェキ会の告知が!
沙希ちゃんの試合は3試合目なのでこちらはとても無理ですが、恵比寿〜原宿は近いのでチェキ会には余裕で間に合いそうなので終わり次第駆けつける事にしました。
しかもこの日の第3試合はアイアンマンヘビー級選手権試合(7名参加バトルロイヤル)、もし沙希ちゃん王座奪取ならベルトを持ってのチェキ会実現じゃないですか!
恵比寿のトーク会場でよく沙希ちゃんのチェキ会で一緒になる女子プロマニアとお会いしましたが、案の定彼もこの後はしごをするとの事、因みにこの方も私以上に写真を撮りまくる人で、この二人が揃うといつもチェキ会がなかなか終わりません(笑)。
二人で「ベルト姿で写真撮りたいね。」と言っていたらTwitterで沙希ちゃんベルト奪取の速報が流れました!万歳!
トーク&豪華5ショットを撮り終え、二人で恵比寿を後にして原宿に向かいました。会場は一週間前に東京女子で行ったばかりの美容師専門学校、時間的には余裕で間に合ったのですが、実は私には一抹の不安がありました。そう、アイアンマンはレフェリーさえいれば24時間いつでも何処でも移動するタイトル、試合が終わったからと言って油断出来ないからです。
実際に私は2018年5月・大阪(FILE No.580参照)、2019年4月・ニューヨーク(FILE No.626参照)と二度も全試合の終了後に沙希ちゃんが王座を奪われるシーンを目撃していますから(因みに二度とも大石真翔にやられた!)不安になるのも無理はありません。折角のチェキ会を目前にしての王座転落だけは止めてくれよ…祈るような気持ちでメインのHARASHIMAと田中将人の激闘を観ていましたが、試合終了後にベルトを肩にかけた沙希ちゃんが姿を現し本部席に座るのを目撃した瞬間、(何で出て来るんだよ!?)と頭を抱えました。
沙希ちゃんが出て来たのは「本日はご来場誠にありがとうございました…」のいわゆる客出しの挨拶の為(後楽園などでよく担当する)でしたが、案の定、因縁の大石真翔が本部席を急襲、沙希ちゃんをそのままリング内に引っ張り上げました。
これは何とかビッグブーツで蹴散らしたもののリング内でマイクで喋っていたら今度は背後から平田一樹が忍び寄り沙希ちゃんをマイクコードでぐるぐる巻きにしたかと思うと、あっという間にスクールボーイ(エビ固め)に丸め込み3カウント! ああ、悪夢が三度(みたび)(涙)!
この後、通路の奥で今度は大鷲透が平田を襲ってベルトを奪っていましたがそんな蛇足はどうでもいい、チェキ会寸前のこの仕打ち、ご馳走を食べようとした瞬間に横取りされたようなものでしたよ。一気に下がったモチベーションの回復に苦労しましたが、チェキ会に現れた沙希ちゃんは恐縮しきりで「あの平田め!」を連発していました(苦笑)。
「何でベルト持って出て来たの?」と突っ込むと、ずっとベルトは手離すなと厳命されていたようで…、私もショックでしたが、もう一人の彼の落ち込みぶりはもっと酷く、いつも20枚は撮るのにこの日に限って3枚!わかりやすい人だな(苦笑)。
何故か私が補填の意味で?いつも以上に沢山撮らせて頂きましたよ。
ベルトを持ってのツーショットは2020年の大きな課題となりました。何としても実現させたいです。
(王座転落直後、赤井沙希ちゃんツーショットはこちらをクリック)
翌週は2019年最後の出張週、仕事が終わった夜、新木場にてベストボディ・ジャパンプロレスの大会を観戦しました。
何と言ってもこの日の大注目はBBW女子選手権者・白川未奈ちゃんのタイトル防衛戦、9月に初代王者に輝き(FILE No.650 参照)ようやく組まれた初防衛戦(待ちくたびれた、防衛期限はないのか? 笑)、その相手に選ばれたのは山中絵里奈選手でした。
未奈ちゃんと山中選手は前月の大会でタッグを組んでいたものの、突如山中選手が裏切って未奈ちゃんを椅子で一撃、そのままDPG(ダンカンプロレス軍団)に走るという刺激的展開で迎えた初防衛戦でしたが、山中選手はまだデビューして数戦しか行っていない新人、場数が違う未奈ちゃんが完勝!と信じて疑いませんでした。これから団体の顔として王座の価値を高めていかなければならないのに一度も防衛せずベルトを落とすなどあり得ない事です。
ところがそんな私の予想は脆くも崩れ去りました。ある程度は予想できたものの相次ぐDPGの介入があり、何と言う事、未奈ちゃんよもやの完全フォール負け!
ああ、二週連続で好きな選手の王座陥落を目撃する事になるとは(涙)、ただただ唖然とするばかりでした。
試合後の売店に申し訳なさそうに出て来た未奈ちゃん、ここ数ヶ月ずっとベルトが一緒だっただけにやけに腰回りが寂しい事、私としてはすぐにでもリターンマッチをやって欲しいところですが、未奈ちゃんにはあまりその気はないようで、「山中選手が誰とどんな防衛戦をやるか観てみたい。」「来年は広く世界に出ていきたい」(海外から複数のオファーあり、2月にスペイン遠征決定!)と案外さばさばした様子でした。
(悪夢の王座転落!未奈ちゃん初防衛戦はこちらをクリック)
私が子供の頃、ちょうどプロレスを観始めた時期に目撃した最初の衝撃は何と言ってもアントニオ猪木VSタイガー・ジェット・シンのNWF戦(1975年3月13日 広島)でした。 今思い出しても素晴らしかったあのシリーズのマッチメイク、当時の新日本プロレスはアントニオ猪木、坂口征二、ストロング小林の3強時代でしたが、侵略者・シンはシリーズ開幕戦で小林に勝利、翌週の生中継では坂口を血だるまにしてリングアウト勝ちと、ナンバー・スリー、ナンバー・ツーと一人ずつを生贄にしていったのです。
三週目の横浜では遂に御大・猪木が星野勘太郎をパートナーにしてシンを迎え撃ちましたが、星野が大流血して戦闘不能に追い込まれ、孤軍奮闘した猪木さんがなんとフォール負け! そして四週目、広島で遂に猪木とシンのシングル決着戦となりました。
当時小学4年生の私は今日こそ我らが正義のヒーロー・アントニオ猪木が悪の権化・タイガー・ジェット・シンを成敗してくれると(この頃の私にとってプロレス中継はヒーロー番組だった)期待してブラウン管の前に陣取りましたが、…シンのブレーンバスターの前に猪木さんは完全フォール負け!!
この日は猪木さんがNWFベルトを一旦返上、空位となった王座の決定戦として行われましたので、厳密には“王座転落”では無かったものの、新王者となったシンの誇らしげな表情と、コーナーで悔し気にそれをにらみつける猪木さんのコントラストが今も心に焼きついています。 この後二人のベルトをめぐる抗争は一週間後にリターンマッチが組まれるもドロー(シンが防衛)、5月には敵地カナダに猪木さんが乗り込んで再度挑戦しましたが反則裁定(シンが防衛)、6月の蔵前、三度目の正直でようやく猪木さんはタイトルを奪還しました。これらの試合も当時テレビで観ているのですが、どうも私には印象が希薄、逆に言えば最初の広島の完敗がそれぐらい強烈なインパクトだったのです。
あれから45年、プロレスのマッチメイクの仕組みが半ば公になった今でも好きな選手の敗戦シーンはやはり辛いもの、プロレスとは本来それぐらいピュアな心でのめり込んで観るものなのです!
王座転落ショックが冷めやらぬ翌々日、新宿歌舞伎町にて白川未奈ちゃんのオフ会に出席しました。彼女のバースデー(*12月26日生まれ)&クリスマス&忘年会を兼ねたイベントでしたが、本来ならベルトの初防衛記念・祝勝会になるはずで、前述のように防衛を確信していた私は何度も未奈ちゃんに「オフ会にベルト持参して!」とお願いしていました(苦笑)。
実は私の友人のベルトマニアで、アメリカでベルトを作る際の
窓口になっている方から、未奈ちゃんのBBW女子王座をアメリカで作りたいという注文が入ったので、詳細が分からないか?という連絡をもらいました。世の中には私のようなもの好き?がいるんだなと笑いましたが、私自身もなかなかじっくり観る機会が無いので(物販撮影会だとどうしても時間の制約あり)このオフ会を利用して裏側や細部に至るまでを写真に収めようと思っていました。サイズを測る為にメジャーまで用意していたのに、全ては徒労に終わりましたよ(苦笑)。
オフ会の最後がチェキ会タイムでしたが時間が押しまくり、その時点でお店の制限時間がもう8分しか無く、未奈ちゃんの掛け声で「一旦ここを撤収!」、皆でお店の外に出て歌舞伎町の路上でのチェキ会が始まりました(笑)。(リック・フレアーか!?←わかる人にはわかる!)。彼女が私服だった事もあり、デート中のような良い写真となりました(笑)。
この週は文字通りの白川未奈ウィーク、翌日は北千住にある京芸術センター(ホワイトスタジオ)で、今度は東京女子にて三度目の未奈ちゃん、この日は恐らくデビュー以来初となるシングルでのメインの大役を務めました。
(東京女子・北千住大会こちらをクリック)
(白川未奈・ツーショット集こちらをクリック)
すみません、今週はプロレスネタが多すぎて仕事の話を書くスペースが無くなりました(汗)。 来週は12月最後の話題をお届けします。
(12月13〜21日 豪華ツーショット集 こちらをクリック)
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