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社長の経営日誌

孤高の天才 社長の経営日誌 田宮社長が好き勝手に織りなす独白です
  FILE No.668 2020.3.7  

「 アイアンマンの行方(1) 」

3月最初の更新ですが、思えば2020年に入ってからのプロレスネタはまだ正月の東京ドーム編しか取り扱っていないのに気が付きました。
それだけ真面目に仕事の話に没頭?していたわけですが(笑)、そろそろネタが在庫過多になって来ましたので今週から棚卸しさせて頂きます。

今回は1月第二週の連休中の話ですが、それにしても正月休みが終わったばかりと言うのに三連休ですから贅沢な話ですよね。
日本の祝日の数は世界最高だそうで、私のような怠け者にとっては大歓迎ですが、一方で国は「働き方改革」の名の下、残業の禁止を打ち出しています。こんなに休んで尚且早く帰れって、実質いつ働くのでしょうか(笑)?これでは国力は益々落ちる一方ですよ。

連休中の12〜13日はDDTが大阪で二連戦を行いました。

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 大阪市のすみのえ
舞昆ホールは区役所内

会場となったすみのえ舞昆ホールは、住之江公園駅から徒歩10分ほどの場所にある区役所の二階の多目的ホールですが、嬉しい事に我が地元で赤井沙希ちゃんが両日共出場、しかもどちらもシングルマッチが組まれたので大喜びでした。
昨年後半あたりからようやく私の願い通り試合数が増え、“おきばりやす”七番勝負が始まるなどシングルマッチが増加、まさに夢のような展開です。
今回の注目は正月3日に奪取したアイアンマンのベルトでした(FILE No.665 参照)。
この日は、残念ながらチェキ会のローテーションから外れたので、「何としても王者のまま大阪に来てチェキ会を実現させて欲しい」と要望、「もう大阪まで試合が無いから大丈夫」とご本人も自信満々でしたが、その舌の根も乾かぬうち翌4日の東京女子、さらにセコンドとして来場した5日の板橋と連日の王座転落(苦笑)、しかしいずれもその日のうちに奪還し、約束通り大阪にベルトを持参してくれました。そして期待通り12日の試合後にチェキ会の告知があり、悲願成就に向けて全てのお膳立てが揃いました。
それにしてもベルトがアイアンマンで無ければこんなに気を揉む事も無いのに(苦笑)…

正式名称・アイアンマンヘビーメタル(無差別)級王座は2000年に誕生したベルトで、(と言う事は今年20周年!)レフェリーさえいれば24時間、場所や試合形式を問わずいつでもどこでも王座が移動する厄介なタイトルです。
タイトルの性質からレスラーだけでなくデビュー前の練習生、レフェリー、スタッフ、タレント、一般人、果ては動物やら無機物が王者になった事がありました(因みに正月3日の大会では鏡餅も王者に 笑)。

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 今やWWEも注目?アイアンマンヘビーメタル級王座

一日に3〜4回の王座移動が日常茶飯事なので、20年に渡る歴代王者数はとんでもない数で、この時点の沙希ちゃんは第1465代王者でした(因みに彼女の同王座の戴冠数は私の数え間違いがなければ17度目!)。
昨年5月にWWEが24時間いつでも王座が移動する24/7王座を新設した時、天下のWWEがDDTの真似を、と笑ったものでしたが、よく聞けばこの王座にはかつて存在したハードコア選手権(98〜2002年まで使用)という前身があり(ようは事実上王座復活)やはりDDTの方がパクリでした(笑)。ただ、WWEが24時間ルールのベルトを復活させたのはDDTでアイアンマンが脚光を浴びている事がリサーチに引っかかったからではないでしょうか。

12日は大阪では初となる七番勝負が組まれました。
1戦目(藤本つかさ)、2戦目(旧姓・広田さくら)と全く違うタイプの相手が続きましたが、第3戦の相手は、沙希ちゃんとキャリア的には同期となるフリーの山下りな選手(シングル初対決)でした。
過去二戦は10分以内の決着がこの日は17分と予想以上の大激闘となり、個人的にはここまでの七番勝負中、最高の名勝負となりました。
最後はスプラッシュ・マウンテンの前に力尽きた沙希ちゃんでしたが、全力を出し切った事には満足だったと思います。
この日は入場時にアイアンマンベルトを持参してGMに一旦預けましたが試合後、そのGMがベルトを山下選手に手渡すじゃないですか。
あれれ、ノンタイトル戦と思って安心していたのになんで??
…私が不勉強だったのですが実はこの王座、タイトルマッチであろうがなかろうが(例えそれがタッグマッチやバトルロイヤルであっても)王者が負けたら移動するのだそうです。つまり王者にとっては全ての試合が自動的にタイトル戦になるわけで、それなら何故4日のかみーゆ戦は敢えて「タイトルマッチ」と謳ったんだろう?と突っ込みたくなりましたが(笑)、とにかくこれでまたしてもベルト・ツーショットは幻となったのでした(涙)。
確かに残念でしたが、この日は最高の試合を観せてもらえたので全然文句なしです。
赤井沙希“おきばりやす”七番勝負第3戦はこちらをクリック

この後休憩時間となり、新王者となったばかりの山下選手が売店に出て来たので、写真を撮らせて頂きましたが、沙希ちゃんとのベルト・ツーショットを夢見ていた私としてはいささか複雑な心境(苦笑)、そして全試合終了後、再び売店に出て来た山下選手を案の定、平田一喜選手が襲撃、山下 → 平田 → また山下 →アントーニオ本多 → ゆにと目まぐるしくベルトが移動していました。ここに再び沙希ちゃんが加わるか?の僅かな期待もありましたが現れる気配はなし…暫くして予定通りチェキ会に来た時は他人事のように「結局最後ベルト誰が獲ったの?」(笑)。
ベルトなしのチェキ会、確かに残念でしたが前述のように凄まじい試合を見せて頂いたので満足、いつになるかわかりませんが辛抱強く次のチャンスを待ちたいと思います。
そうそう、この日は前月の原宿(FILE No.662 参照)の土壇場でベルトツーショットを逃して一緒に落ち込んだ京都のカメラ小僧も来場していましたが、彼の落ち込みぶりはこの日も酷く、いつもは20枚ぐらい撮る人が僅か5枚、相変わらずわかりやすいなあ(笑)。
沙希ちゃんツーショット集 こちらをクリック

ところでこの翌週の土日(18〜19日)のDDTは板橋&静岡の連戦でしたが、直前に 発表された全対戦カードには二日とも沙希ちゃんの名前がありませんでした。
土日は私も別のイベントに行くつもりだったので、出場となるとまた悩まし気な展開になるところで、むしろほっとしたのですが、ふと嫌な予感が脳裏を過りました。
ちょうどこの頃、19日のスターダム・後楽園ホール大会でジュリアが新ユニットのパートナーとして二人のX(X及びXX)を連れてくるのが、一部ファンの間で話題となっていたからです。
当日の、それも試合が始まらないと誰なのかわからないという仕掛け、正直私はさほど関心は無かったのですが、DDTのカードに名前が無かった事から胸騒ぎがして来たのです。二人のXの一人って、ま、まさか沙希ちゃん!?
いかに他団体への参戦が増えたとは言え、常識的に考えてホームを欠場してまでのそれは考えにくい、それにスポット参戦ならともかく、ジュリアのパートナーとしてユニットに加盟となると今後も継続参戦を余儀なくされるので、これまたホームがある以上日程調整が困難です。第一ホームで坂口征夫、樋口和貞選手と新ユニットをスタートさせたばかりなのに、そっちの方が霞んじゃうじゃないの!
あらゆる事を考慮して沙希ちゃんの参戦は100%ない!…はずですが、プロレス界は何が起こるかわかりませんからねえ。
しかし、こういう当日、それも試合本番時の発表パターンってファンにとっては痛し痒し、有難迷惑ですねえ、今回の場合でも沙希ちゃんサプライズ登場(個人的には参戦して欲しくなかったが)を期待して、わざわざ観に行き空振りだったら馬鹿馬鹿しいし、逆に絶対あり得ないと踏んで観戦をパスして、まさかが起こったら後で地団駄踏んで悔しがる事になりますし(苦笑)。
どうせケッフェイなら口を割ってくれないだろうなと思いつつも、ストレートに聞いてみました。
「あのう、19日のスターダムのXって、まさか沙希さんじゃないですよね?」
「えっ、何それ?」
どうやらスターダムでそんなアングルをやっている事自体ご存じなかったようで拍子抜け(苦笑)、「私じゃないので安心してください」の確約?を頂きました。
何しろ女優さんだけに迫真の演技の可能性も僅かに残されていましたが(笑)、どうやら私の考えすぎ、19日は本当にお休みのようで、これで安心して別イベントに行けるとほっとしました。(*因みにジュリア軍に加わったの朱里と舞華でした。)
この日のツーショット集はこちらをクリック

果たしてアイアンマンの行方は? 大阪連戦二日目は次回!

(次回へ続く)
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