FILE No. 934 「予算達成!(10)」

「予算達成!(10)」

月最後のブログ、1日から弊社は既に第52期に突入していますが、ここで3月31日で終了した第51期を総括させて頂きます。
…と言っても実際このブログを書いているのは3月の中旬につき、正確な数字では無くあくまで見込みである事をご了承ください。
先ず売り上げですが、44億円(前年比105%)を予算に掲げスタートしたところ、おかげ様で目標を上回る45億5千万円(前年比108%)にて着地出来る見込みとなりました。
勿論肝心なのは利益、前年同様、実質的に1億円を稼ぐ事を目標としていましたが、こちらもおおむね達成見込みです。
例年通り節税対策として決算賞与を支給、物流部門で5月から導入するバーコードシステムの代金(約1200万円)を3月度で前払い、その他もろもろを経費計上し意図的に利益を減らしますので、実際の税前利益は半減しますが、実質的な増収増益、「予算達成!」のタイトルを4年連続(通算では10回目)使えた事でほっとしています。
ただ、予算達成の要因を細かく分析すると、業界全体でまだ価格改定効果が持続していた事、そして主力お得意先の業績が堅調に推移した事によって助けられたのは間違いなく、その意味で決してうちの実力だけによる結果とは思っていません。だからこそ社員には決して慢心する事なく、気を緩めないように言い聞かせています。

4月からの第52期は売り上げ予算を48億円(前年比105%)に設定しました。
高過ぎるのか?それとも低過ぎるのか?正直社内でも意見が真っ二つに分かれましたが(笑)50億が射程距離内に入って来ましたので、ここまでくれば数年以内に到達したいと言う色気もあります。こう書くと、おまえは散々売り上げではない、利益至上主義と言っていたじゃないかじゃないか!?と一斉にツッコミが入りそうです(笑)。
勿論その考えに変わりはありませんが、我々のような消耗品のリピート商売の場合、売り上げと利益は一般的に正比例で連動します。だから利益を拡大するには少なくとも売り上げを落とすわけにはいかないのです。
利益目標は1億1千3百万(イイサってか笑)としましたが、毎期順調に1億円を稼げれば良し、113に届けば頑張ってくれた社員に大盤振る舞いで還元したいですね。
現在、運賃を含む物流費、人件費などのいわゆるユーティリティコストのアップは目を覆うばかりで確実に我々の利益を圧迫しています。
そして今期からは外部倉庫に一部商品を移しピッキングそのものを委託する等のアウトソーシング、今期からは前述のようにバーコードシステムを導入する等、可能な限りオペレーションを見直し効率化をはかっています。
逆風真っ只中ですが来年5月に迎える創業65周年に向けてこの1年を実り多き年にして見せます。

固い話はこれぐらいにして、ここからは積み残しになっていた1月終盤のネタをお届けします。
25日の土曜日は西川口のアイスリボン道場、夜は新宿FACEでの酒井組興行をはしご、杏ちゃむちゃんのダブルヘッダーを見届けました。
その杏ちゃん翌日は東京からイッキに広島に移動、「広島女子プロレスフェスティバル」に出場しました。
東京から広島へは新幹線で約4時間半、何しろ試合開始がお昼ですから私ものんびりしていられず始発に飛び乗り車内で爆睡、どうにか辿り着けました。
因みにこの大会、20名近い豪華メンバーが集結、こんな田舎(失礼!)によくこれだけの選手を集めたと感心しましたが、会場である広島グリーンアリーナ(旧・広島県立体育館)に初めて行けるのも楽しみでした。
様々な名勝負が生まれた広島県立体育館はまさに昭和プロレス西のメッカで昔から行ってみたいと憧れていた会場、90年に老朽化の為へ一旦閉館し現在の施設に建て替えられ、15年程前の広島出張時に外観だけは見学しましたが、中に入るのは今回が初めてでした。
写真の通り同会場は大アリーナと小アリーナが並んでおり、今回は小アリーナでの開催でしたが、いつか大アリーナでのビッグマッチも観戦したいです。

広島グリーンアリーナ
こちらが大アリーナ
今回は小アリーナを使用
都内にインディの聖地、インイタが新規オープン

もう一つ会場の話題で、翌週には東京にて新規オープンしたTOKYO SQUARE
in Itabashi(通称インイタ)に行って来ました。その名の通り板橋区内にある同会場は通常100人程の規模でリングは常設、そして何より使用料が都内の他の会場と比較して桁違いに安いそうで、会場難に喘ぐインディや女子団体にとって救世主的存在、オープン以来月に10試合以上もの興行が入っており、早くもインディの聖地となっています。本来なら大阪のコレガスタジオもこんなふうになって欲しかったのですけどねえ(苦笑)。この日はかつて杏ちゃんが秋田の映画館での伝説のデスマッチで戦った佐久田俊行選手の興行で、杏ちゃんはセミの蛍光灯&デンジェラスボードデスマッチに出陣、ド派手な大流血戦となりました。
この期間のツーショット集 こちらをクリック

ぽかぽかと春の陽気の真っ只中ですが、来週は凍りつく寒いお話をお届けします(冷)。

【訃報】
悲しいお知らせが続くマット界…2月28日に新日本プロレス出身、現職の東京・文京区議会議員である西村修さんが逝去されました(享年53歳)。
昨年8月、ステージ4の食道癌と戦いながらも、師匠ドリー・ファンク・Jr.とのタッグで川崎球場のリングに上がった姿が忘れられません(File No.909 参照)
心よりご冥福をお祈り致します。
西村修さんとのツーショット集 こちらをクリック