FILE No. 940 「退職代行サービス」

「退職代行サービス」
この文章を書いているのは5月のGW明けですが、現在のところ4月から入社した新入社員(営業男子1名)は5月病も克服し?続いております(笑)。
その一方で新聞やネット記事に目を通すと、退職代行サービスの利用者数が過去最高を更新とは何とも嘆かわしい話…中でも最も有名な会社が“モームリ”?名前からして舐めています(苦笑)。そもそもこんな商売が成り立つ事自体が世も末の証拠ですよ。
幸か不幸か?過去、我が社を辞めた社員の中にはこういうサービスを使った人は一人もいません。まあわずか一日でケツを割った馬鹿、置き手紙やメール、LINEで退職を知らせて来たアホもいましたのであまり変わりませんか(苦笑)。
「もう無理」と思うならそれでも結構ですが、子供じゃあるまいし、いい歳して会社を辞める意思ぐらい自分の口で伝えられないものなのでしょうか?
わざわざ安くないお金を払ってこの手のサービスを利用する人が挙げる理由が
「自分で言うのが後ろめたい。」
「慰留、即ち引き止められるのがうざい。」
「揉めて辞めさせてくれないかもと言う心配」
確かに後ろめたさは大なり小なり誰でもあるはず(それが欠片も無ければ相当大物 笑)、だからと言って私に言わせればたかだかこの程度の事(退職の意思)を自分の口で言えず、苦痛を避ける為に他人にお願いする、これからの長い人生、まだまだ辛い事や苦しい事が数々待ち受けているのにそんな事でまともな人生を歩んでいけるのかと老婆心ながら心配になって来ます。
もし、我が社の社員に退職を考えている人がいれば、残念な話ではありますが「去る者は追わず」が私の信条、気持ち良く辞めさせてあげますから心配ご無用です。
マジで無駄な金を払って退職代行屋に儲けさせるぐらいなら世話になった会社に菓子折りの一つでも買って来いっての(笑)。
まあ、「去る者は追わず」とは言っても経営者の務めとして形の上で慰留ぐらいはするでしょうが(それが全く無いのもかえって淋しいかと 笑)、大体経営者なんて社員が辞めるとなると口では残念と言いながら心の中では電卓を叩いて(これで経費が〇〇円下がるぞ、ウッシッシ)と喜んでいるものです(爆笑)。こう書くと冷淡に聞こえるかもしれませんが、会社経営とはそれぐらい厳しいものですし、ましてや社員が退職代行を使って事務的に辞めようとする時代ならこちらだって割り切って淡々と処理するだけですよ。
第一、モームリのサイトに記載されている通りで社員には退職する権利があり会社は原則これを拒否出来ません。まあ中にはなかなか辞めさせてくれないブラック企業も一定数存在するとは聞きますが、それだって先ず退職の意向を伝えなければわからないものでしょう? 結局は自分の口で言えない心の弱さがこういったビジネスを成立させてしまうのです。
モームリの社長のインタビュー記事を拝読すると「我々のような商売が成立しなくなる社会こそが理想です。」(笑)。まるで世の中ブラック企業だらけで自分たちが弱者の救世主の如く…おいおいどの口が言うんだ、心の弱い人を増やしているだけじゃないの(笑)?
しかし、そんなに人の心の弱さを利用したいならアイディアマンの私が新ビジネスを考えました。「退職代行」があるなら「入社代行サービス」なんてどうでしょうか?
貴方の好きな会社に入れます、面接を代行しますので貴方は入社当日まで出社の必要はありません、勿論完全成功報酬型なので落選したら費用は一切要りません。
しかし考えてみたら、例えどんなに人不足と言っても面接に代理を送り込んで来るようなアホなど私なら「タダでも要らない」、すみません、これはビジネスとして成り立ちそうにありません(笑)。
現代は社員の方が立場が強く会社は余程の事が無い限り社員を辞めさせる事は出来ません。例え余程の事(例えば不祥事の発覚、業績の急速悪化に伴う人員整理をしなければならない等)があったにしても、社長にせよ人事担当者にせよやはり人の子、解雇通告はする方も辛いものです。そこで企業に代わってその嫌な役目を請け負う「解雇通告代行サービス」、社名は「クビキル」(爆笑)、前述のように社員が義理も人情も無く代理を通じて来るなら企業だってビジネスライクに割り切ってこんなサービスが本当に登場するかもしれません。
ま、何にせよ世知辛い世の中、モームリの社長の言葉通り、こういうビジネスは無くなって欲しいものですが、恐らく今後もっと増えていくような気がします。
仕事の話は気分が滅入るのでいつものようにプロレス関連の話題、4月も試合やイベント盛沢山でしたが、16日は小橋建太さんの興行で後楽園ホールへ。
恒例の小橋さんのトークタイムではスペシャルゲストとして、藤波辰爾さんと天龍源一郎さんのダブルドラゴンが登場!!全試合終了後にリング上でこの3人と夢の4ショットが撮れるお高い(苦笑)最前列VIP席で観戦させて頂きましたが、この日は生中継があり、友人から「田宮さん思いきりカメラに抜かれていましたよ。」の連絡あり、うっかり居眠りも出来ませんよ(苦笑)。
試合後、秋葉原駅にある立ち食い蕎麦屋に寄ると、やはり観戦に来ていたターザン山本さんと遭遇、相変わらずのど派手な格好なので一目でわかりました(笑)。
豪華4ショット写真をお見せすると「VIP席買ったの?いや~、それは安い投資だよ!(自分は買わないくせに 笑)」とお褒めの言葉を頂きました。
週末の20日・日曜日は浜松で杏ちゃむちゃんの応援、シュレック関根選手の主催興行「マッスルボルテージ女子」に行って来ました。
杏ちゃは浜松にて初の試合、そう言えば私も同地へは出張やコンサートで来た事はあるもののプロレス観戦は初めてでした。
試合ぶりが関根さんに高評価を受けたようで、今後も定期開催される同大会にレギュラーとして呼ばれる事が確定との事、次回は秋ですが、私も浜松行きの機会が増えそうです。
帰りは浜松と言えばやはりこれ、鰻弁当を頂きながら帰途に着きました。
(4月前半~中盤のツーショット こちらをクリック)