FILE No. 962 「灼熱地獄(4)」

「灼熱地獄(4)」

11月最初の更新、まだまだ記録的暑さの続いた7~8月のネタが残っておりますが、人一倍暑がりの私、正直もう夏の事は振り返りたくありません(汗)。
「日本は四季があるから美しい」と言ったのは“仮面貴族”ミル・マスカラスですがそれはもう昔の話、今や日本は死ぬ程暑いか死ぬ程寒いかの二季ですよ二季!!

当然夏は暑いものですが、思えば私の子供時代や若い頃って、真夏でも35℃を超える日は数える程しか無かった気がします。それが今や夏は毎日35℃が当たり前…驚いたと言うより思わず笑ってしまったのが、2月に訪れて凍える寒さが印象深かった北海道の北見(File No.935「真冬の北海道遠征」参照)が7月24日、39℃に達した事です。7月の北海道としては史上最高を更新したそうで、大阪より暑くてどうすんだよ(苦笑)!
それもこれも地球温暖化が原因、このままでは数十年後には40℃時代になっているかもしれません。そうなると最早日中に外出する事自体生命の危機ですし、社会のインフラが成り立たなくなる恐れがあります。
実は地球は46億年の歴史の中で温暖化と寒冷化を繰り返しているそうで、一説によれば次に寒冷化が始まるのは10万年後、皆様それまで暫しお待ちください(笑)。

思い出したくも無い7~8月ですが、うだるような暑さにもめげずアクレッシブに動いていた私、勿論杏ちゃむちゃんの応援中心ですが(笑)全ては紹介しきれませんので代表的なものだけ駆け足でお送りします。

高崎のライブハウスでWWSプロレス

7月19日はよりにもよって日本で一番暑いと言われる群馬県、高崎にあるジャマーズなるライブハウスでの試合に出向きました。この日の杏ちゃんはセミファイナルと言う破格の扱いで七星選手とのシングル戦で完勝しましたが、ここの主催者も適当で紙テープの投げ込みがOKかどうかを事前に何度問い合わせても梨のつぶてでした。インディあるあるですが、くそ暑い中重たいのにわざわざ持参してNGだったら洒落になりません、返事が無いのはOKの証拠と都合良く解釈、10個(10人分)を休憩時間に最前列の客に強硬配布?しました。小心者の私はスタッフに怒られるかなと冷や冷やものでしたが、コールと同時に紙テープが舞って場内がどっと沸いても特におとがめなし…なんなんだよ(苦笑)。

その杏ちゃん、31日にはすっかりレギュラー化したデスマッチ団体DIEにて大流血戦を展開、かつては年に一度だった流血が今や月イチ恒例となって来ました。
7月のツーショット集 こちらをクリック

8月3日はこちらも今やレギュラー参戦中のVKF大阪大会、この日のメインは男女混合水合戦(通称水上ランブル)、リング横にプールが設置され落とされたら失格と言う試合形式でしたが、杏ちゃんは参加12人中最後まで生き残り大谷譲二選手を破って見事優勝!お笑いマッチでも最後の大谷との攻防では意識的に技を繰り出したのは流石でした。

リングサイドにプール
札幌のステージ・バーでマットプロレス

8日は急遽札幌のステージ・バーでのイベントのマットプロレスに参戦、私も一泊で行って来ましたが、2月同様マットの試合を観る為に北海道までやって来る私も相当物好きです(笑)。
札幌も大阪と変わらずの暑さでしたが、この日は地元北海道出身、ガキにゃん仮面選手も参戦、昨年8月の川崎球場でのスポンサードマッチ
(File No.909「邪道50周年」参照)以来一年ぶりにお会いしました。
その時杏ちゃんと組んで猛毒隊と戦い破られたマスクは試合後スポンサードマッチの記念に私が買い取り、今回持参すると一年ぶりの再会?に喜ばれていました。
弾丸ツアーで翌日には大阪に戻り10日は毎年恒例のドレイク森松興行、この日のメインは過酷な?健康サンダルデスマッチ、6選手が健康サンダルを履いて試合をする特殊ルールでお客は爆笑の連続でしたがあれ本当に痛いんですよねえ(涙)。
折角なら杏ちゃんが履いたサンダルを記念に貰って来ようかと思ったのですが、試合後の全選手記念撮影の時に某男子選手がふざけて履いてしまったので(涙)あ~もう要らねえと(笑)。

翌週13日は愛知県の津島、「水泳華麗プロレス」と銘打ってまたまたプールマッチ、
田んぼの真ん中にある鉄工所にリングが設置され、2つの大きな水槽が用意されました。
観ていてふと思ったのですが、どうせならアニメ「タイガーマスク」のようにプールにピラニアを放つデスマッチをDIEあたりがやってくれないでしょうかね?それも日本で売っているような観賞用でなく本場アマゾンに生息するどう猛なピラニア…そもそも一匹いくらするやら(笑)。

田んぼの真ん中の鉄工所で水泳華麗プロレス

勿論杏ちゃんの現在の主戦場であるアイスリボンでの試合も充実、24日の後楽園ではBadBatts(バッドバッツ)のパートナー、Yappyとのコンビで星いぶき&松下楓歩の挑戦を受けるインターナショナルリボンタッグ選手権、2度目の防衛に成功しました。
実は翌月には海外での防衛戦(詳報近日)が控えていたので王座移動だけは避けて欲しいと思っていたのでほっと一息、「インターナショナルの名に相応しく海外で防衛戦をやる」公約を守りました。
31日はダブルヘッダー、アイス横浜から板橋区のインイタまで移動してDIE、7月同様8月の最終戦も大流血で締めました。
8月のツーショット集 こちらをクリック
正調プロレスリングからデスマッチ、プールや健康サンダルのお笑いマッチ、マットプロレスと変幻自在、八面六臂の活躍だった真夏の杏ちゃん、9月以降の活躍も改めてお届けします。

死ぬ程暑かった(しつこい!)夏の振り返り終了、10万年後の寒冷化が待ち遠しいです(笑)。