FILE No. 971 「フィリピン遠征(2)」

「フィリピン遠征(2)」
(前回からの続き)
9月14日、1泊2日の超弾丸でやって来たフィリピンの首都マニラでいきなりぼったくりタクシーに乗ってしまう不運(涙)、到着したホテルで第2のアクシデントが待っていました。
フロントでチェックインしようとすると予約日が今日ではなく明日になっていたのです!
おおっと、いつも完璧な仕事をしてくださる旅行社さんにしては珍しい大チョンボ、事前に貰っていた予約明細をよく見ていない私も悪いのですが、慌ててその場で電話してスマホをそのままフロントに渡して交渉してもらい今日の予約に変更してもらい事無きを得ました。このゴタゴタで1時間ぐらいロスしましたよ。
ようやくチェックインしてとにかくお腹がすいたのでホテルの近所で腹ごしらえ、一息ついて試合会場へと出かけました。
尚、この日の最高気温は31℃、雨女の杏ちゃむちゃんに相応しく終日小雨模様でした。
空港~ホテル間の反省を活かし、会場までのタクシーはGrab(フィリピンのタクシーアプリ)を使用し10分程で到着、開場まで時間があったのでうろうろしていると日本人を発見しました。ん?これまでお話しした事はないのですが、アイスリボンの会場でよくお見かけする常連さん!まさかフィリピンまで来る物好きが私以外にもう一人いたとは、と口あんぐりでした(笑)。
しかもこの方、なかなか楽観的と言うか無謀な方で日本のようにコンビニでも何処でもクレジットカードが使えると思っていて、フィリピンペソを1円も持って来なかったと(苦笑)。「飯食う金がない」と言うので私のペソ(こちらはかなり余りそう)を日本円と両替してあげたら感謝されましたよ。
試合会場は100人規模の箱でしたがチケットは前売りでソールドアウトで熱気ムンムン、日本から“空輸”して来た紙テープを最前列の客に配布しました。
今回は杏ちゃむの黒&黄色、Yappyの黒&赤の二種類を計60個持参しましたが問題は言葉の壁です。恐らく大半が紙テープ初体験の方々に説明するのはとても無理なので、予め英文のコピーを用意し一緒に配りました。
そしてここで天の助け?その様子を見ていたリングアナウンサーのお姉さんがリングに上がり、私の用意した説明文を観客の前で読み上げてくれたのです。
おかげで完璧のお膳立てとなりましたが、もう一つ私が気になったのは名前のコール順でした。日本ではいつもYappy → 杏ちゃむの順番ですがここは地元のYappyがトリを務めるのかなと推理していました。
杏ちゃむ&YappyのBadButtsのインターナショナルリボンタッグ選手権はセミファイナル、いよいよ両選手が入場してリングイン、コールはなんと「バッドバッツ~!」
懐かしや「アニマル、ホーク、ザ・ロード・ウォリアーズ~!」を思い出す、まさかのチーム名コールで、それと同時に四方から黄、赤、黒の紙テープが舞う、我ながら素晴らしい光景となり感動しました。
これを機にこちらでも紙テープ文化が根ずき、いつの日かまた杏ちゃんがこちらに来て私が観に来た時、紙テープが日常の風景になっている事を大いに期待しますが、その時フィリピンに紙テープを持ち込んだ元祖である私は伝説の人となっている事でしょう(爆笑)。
問題はフィリピンで紙テープが売っているかどうかですが(笑)。
肝心の試合ですが、こちらもお世辞抜き凄い盛り上がりとなりました。
地元の挑戦者組のジョヤ&チェルシー・マリーは日本と違って実戦数も少ないだろうし、折角の海外での防衛戦がしょっぱい試合にならないかと一抹の不安もあったのですが、王者組のリードもあって予想を上回る大熱戦を展開、試合中客席からはアメリカのファンが凄い試合にやる「This is Awesome!」のコールがかかる程でした。
海外で観戦する度思う事ですが、国民性や気質もあって客席のドッカンドッカンは本当に半端なし、これだけ沸くと選手もさぞやりがいがある事でしょう。
それに比べると日本の会場はまだまだ静かなもの、これは元々の気質に加え、あのコロナ禍での対応の影響でしょう。マスク着用義務、声援禁止、応援は拍手のみ、挙句は紙テープや横断幕まで禁止、今思い出しても馬鹿か!?と言いたくなりますよ。
マスク真理教の連中は頑なに認めませんが日本のコロナ対策が根本的に間違っていたのは結果が示す通り、勿論ここフィリピンでマスクをしている馬鹿など一人も見かけませんでした(笑)。
おっと、マスクの話になると長くなるので(笑)本題に戻ります、白熱のタイトル戦は王者組のBBが激戦を制し完全勝利、これまで誰もやれなかったインターナショナルリボンタッグの海外での防衛、そして同時に日本のあらゆる女子タッグ王座で史上初の海外防衛と言う歴史に残る大偉業をやってのけました。いや~、本当にここまで観に来て良かったです。
(この日のツーショット こちらをクリック)
翌朝は9時10分のフィリピン航空に乗る為早めにホテルを出発しましたが、紙テープが無くなった事で荷物が軽かった事(笑)、勿論タクシーアプリを使用し空港までの金額は785ペソ、なんと料金は行きの6分の1!改めてあのぼったくりタクシーに怒りが涌いて来ました(苦笑)。
14時20分に無事関空に到着し、現地に24時間いなかった超弾丸ツアーが終了しました。
今回も色々とハプニング続きでしたが、今年もグローバルに世界を回りたいと思います。



