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社長の経営日誌

孤高の天才 社長の経営日誌社長の経営日誌 田宮社長が好き勝手に織りなす独白です
 FILE No.331 2013.7.6
「 スーパーマーケット実践会 」

先月の15日、社員有志で奈良のヤマトカントリークラブへ、成績は106と相変わらず(涙)…。
噂によると我がライバルの某コップ屋さんは涼しい北海道でゴルフ三昧、初めて100を切って絶好調とか…、あんまり上手くならないでくださいね!!

商人伝道師として、今や流通業界では知らない人はいないと思われる水元 均先生が主催する「関西スーパーマーケット実践会」が先月よりスタートしました。

これまで、個別企業のコンサルティング以外では現在は年2回の「やる気と感動の祭典」(FILE No.119,136,155参照)やリスパック会での特別講演などを行ってきた水元先生が関西地区限定での会員制のセミナーを始める事になった理由を以下のように説明されています。

(前略)スーパーマーケット業界で益々ディスカウントの嵐が吹き荒れています。
スーパーだけでなくドラッグストア等の異業種もこの価格競争に参入し、むしろ価格主導権を握っていくのではないかとすら感じています。
その中で今まで安さ対抗という形で何とか急場を凌いでいたスーパーでしたが、もうそれでは通用しなくなりました。(中略)
小生のメソッド(理論)がどんな企業でも通用する事を知らしめる為、今まであえて過疎地や大激戦区、中小スーパーマーケットにターゲットを絞って個別コンサルティングを行なって参りました。
その甲斐あって全国のスーパーマーケット関係者の間でかなりの部分で私のメソッドを支持して頂けるようになりました。
しかしここで問題が発生したのです。それは殆どの企業が小生の著書や1時間半〜2時間の公開セミナーでしか学んでいない為、小生が考えている戦略や戦術と違う方向性で理解されつつあるという事です。これを物凄く危惧しておりました。

「コト販売(POP)」「ライブ販売」「異常値販売」といった言葉だけが一人歩きし、「ブルーオーシャン戦略」とは何か?を理解されずパーツだけの実践をされているのが現状です。(中略)ブルーオーシャン戦略を理解すれば生き残れるのにそれをしないまま、価格競争に突入し力尽きて淘汰される企業が出てくる事をすごく心配しています。
そこで自分の中でタブー視していたこのセミナーを開催する事にしました。
正直に申し上げて個別コンサルティングと比較すると70〜80%の効果しかないかもしれません。それは参加される企業のレベルやスタイルがまちまちだからです。
しかし、こういう戦略や方向性があるという事が理解され実践するだけでも今までとは全く違います。(以下、略)

「やる気と感動の祭典」にも毎回参加して、水元先生の理論をずっと勉強させて頂いている当社にとっては我が関西でこのようなより密度の濃い勉強の場ができる事はまさに願ったり叶ったり、当然参加させて頂く事にしました。

内容は大阪市内で月一回、朝の9時半から夕方5時まで、偶数月は青果・精肉・鮮魚、奇数月は日配・グロッサリー・デリカと部門別のセミナーが計一年間に渡って行われます。
部門ごとのじっくりと時間をかけたレクチャーにより、文字通り部門の横串が通り改善スピードを劇的にあげる効果が見込まれます。
参加は1口5人の口数単位の申し込みで、最初は1口にしようかと思いましたが結局2口(10人)で申し込みました。
これならばスーパーを担当している営業はほぼ全員、毎月勉強できるからです。
参加企業は当社を含めて10社、当然、当社以外は皆スーパーマーケットでした。
もっとも当日会場に行ってみたら各社とも1口(5人)の申し込みだったようで、問屋が一番大人数という事になってしまいましたが(笑)…。

6月5日の第1回目、冒頭から水元先生は「関西のスーパーは今のままでは淘汰されて半分になります! はっきり言ってレベルが低すぎる!そのくせ危機意識がないから全く勉強しない!」と痛烈なお言葉、辛辣ですが先生自身、物凄く危機感を持っている事が伝わって来ました。
でも私に言わせれば、問屋はもっと勉強しませんけどね(笑)。

予定では1部門につき90分のはずが、あまりの熱弁でどの回も軽く時間オーバー、しかしそのぶん内容が濃く、当社を含め参加された企業は物凄く刺激を受けて勉強になった事でしょう。
水元先生も10人も参加している当社に気を使ってくれたのか(笑)、要所要所で包装資材の話も取り入れてくれてこれまた非常に面白かったです。

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 プラスチックの小菊や大葉シートはナンセンス?

例えばお刺身によく入っているプラスチックの小菊や大葉(写真)、あれなど昔は本物(食用)が使われていました。
本来、刺身のつまには見栄えを良くするだけでなく、消臭や殺菌の効果があるからです。
それがコスト面を考慮して、我々包材屋が扱うプラスチックの偽物が主流になったのですが、先生いわく「食べられないものが入っている事自体がナンセンス」、包材屋には耳が痛かったです(苦笑)。
やはり本物の小菊や大葉の使用を勧めるべきですが、自分たちの売上が下がる事を恐れる世の包材屋はそんな事しないでしょうね〜。

このセミナーは「実践会」と銘打っているように学んだ事を売り場で実践し結果を出さなければ意味がありません。
取り組みをまとめ参加会員企業内で共有化し、また新たな戦略を構築するという所謂P→D→C→Aサイクルを回す事が目的なので、参加企業は次回までに実践した内容と結果の提出が義務づけられています。
スーパーでない当社は自分で実践できないので、学んだ事を生かした売り方の提案を御得意先にしてその結果をレポートする事にしました。
今月末が初回レポートの提出期限、水元先生には相当ダメ出しされるのが今から見えていますが(笑)、繰り返し繰り返し行う事でレベルを上げ、文字通りのブルーオーシャン営業を目指したいと思います。

今回の特別付録はその水元先生の特別講演もあった6月19日、名古屋でのリスパック会勉強会の模様、秋〜冬に向けた提案です。(こちらをクリック

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