FILE No. 823 「マスク真理教(2)」

「マスク真理教(2)」

(前回からの続き)

ドイツ在住の作家、川口マーン恵美先生の文章より続けます。

(川口マーン恵美  アゴラ https://agora-web.jp/archives/230120082727.html )

1月19日にドイツの主要メディアの大御所である第2テレビが夜7時のニュースで、コロナの後遺症及びワクチン後遺症に苦しんでいる人たちが共に立ち上がったと報道していた。これまでコロナが治った後も酷い倦怠感等が回復せず、仕事はおろか普通の日常生活も出来なくなってしまう人の話は出ていたが、それが後遺症と認められる事は殆ど無く治療してくれる病院も皆無だった。そこでコロナ後遺症を正式に認めるべし、と言う運動が起こったのだが、今回はその輪にワクチン被害を訴える人たちが加わったのだ。
つまりワクチン接種後に前述のようなコロナ後遺症と同じ症状、あるいは心筋梗塞や脳梗塞、肺血栓と言う深刻な疾病に苦しんでいる人たちが助けを求めており、テレビでは彼らが国会議事堂前の広場で行った抗議活動の様子を映していた。(中略)
現在、コロナワクチン後遺症の実態研究と治療に乗り出している数少ない病院の一つであるマールブルクの大学病院では6000人もの治療を希望する患者が順番待ちをしていると言う。この動きに対しこれまでワクチン接種を進めて来たラウターバッハ保健相はワクチン接種を推奨する方針は変えないままで、これらの研究に政府が1億ユーロの補助金を出すと表明した。何処かの国の大臣のように「自分は運び屋だから」等と逃げを打つ事は無いのだ。
エネルギー政策では「ドイツの真似をするな」と言い続けている私だが、マスクに関しては健全な社会を取り戻そうと舵を切り替えたドイツのやり方に賛同するし、ワクチンの副作用についても総括を求めようとしている事は極めて真っ当だと思う。
それに比べて日本では間違いを認めると自分に責任がかかって来るので、目を瞑ったままでこれまでの政策が継続されていく。マスメディアも一緒にコロナ禍を煽って来た前科があるせいだろう、見直しや修正には今のところ乗り気ではなさそうだ。
本来なら国民が目を覚まさなければならないはずなのにそれも滞っている。一体皆は誰に遠慮しているのだろう。

川口マーン恵美  アゴラ https://agora-web.jp/archives/230120082727.html より引用


引用が長くなりましたが、如何だったでしょうか? いや~、私が常日頃から思っていた事をすべて代弁してくれたようで痛快、特に「マスクをしていてもこれまで感染が広がって来たのだから効果が無いと考えるのが科学的、それなのに多くの日本人がマスクを信仰し、もはやカルトになりつつある」と言う部分には拍手喝采でした。同じ日本人でも海外暮らしが長い方には母国のやっている事が情けなく思えるのでしょうね。
私の知っている人の中にも何人も私などよりはるかに渡航歴が多かったり、世界の事情に精通している方がいるのですが、マスクに関しては全然グローバルスタンダードな考えがないのが不思議で仕方がありません(笑)。
マスク信仰者たちの事を私は「マスク真理教」と呼んでいますが、今や多くの日本国民が川口氏が書いているようにカルト的な信者となってしまい、何かで目にしたのですが、電車をマスク信者が乗車する「マスク専用車両」とノーマスク派の「ノーマスク車両」に分けて欲しい等と言いだす奴がいるのですから世も末、全く何処まで世界中から笑いものになれば気が済むのかと思います。今の世の中いくらでも海外の様子がわかるし、昨年カタールでのワールドカップの時には日本国民の殆ど(私を除く 笑)がテレビにかじりついていたのに誰一人マスクをしていない他国を観て何も感じなかったのかと国民一人一人に問いたくなって来ます(それともあれは他の惑星の映像とでも思っているのか!?)。
勿論、国がマスクをしろとアホな指令(同調圧力は立派な強制だ)を出したおかげで多くの企業がそれに従い、その為業務命令でマスクを外せない人も多い事でしょう。特に真夏の屋外にマスクで仕事をしている人たちは本当に気の毒で同情します。
その点当社は何しろ私がマスク反対派ですから着用義務など一切ありません。それだけでも良い会社だと自負しておりますが(笑)、それなのに社内を見渡すと全員マスク着用でこの三年間ノーマスクは私だけ(苦笑)。
マスクをしていると言っても鼻を出していたり(何の意味あるの?)、中にはマスクを耳からぶらぶらさせている奴までいて(変わったイヤリングだ 笑)そんなに苦しいなら外せばいいのに、本当に変わった人たちです(笑)。
昨年には社内でプチクラスターが発生、何人もの社員がばたばたと戦線を離脱しましたが、私に言わせればマスクで自ら呼吸困難になり免疫力が落ちているのですから、ある意味当然だと思いました。今のコロナは重症化リスクは低く(ただの風邪と揶揄される所以)皆、幸いにも短期間の自宅待機で出社して来ましたが、驚いたのが一度でもコロナを経験した連中が相変わらずマスクに固執している事です。まあ個人の自由と言ってしまえばそれまでですが、マスク真理教が我が社をも蝕んでいるのを実感しました。

尚、文中にはドイツでのワクチン後遺症の話も出て来ますが、私自身も後遺症を恐れて昨年春の3回目を最後にワクチン接種は止めました。色々なところから入って来る様々な情報を全て鵜吞みにするつもりはありませんが、過去3回接種時の副反応から言ってもやはり毒性が強いとわかりましたし、ただの風邪になりつつある現在のコロナのリスクよりも将来死に至る副作用が現れる危険性が高いワクチン接種のリスクを天秤にかけると、答えは言うまでもないからです。

冒頭に記したように政府が余程強い方針を打ち出さない限り、ここまで蔓延したマスク信仰は一朝一夕には消えないと思われますが、まあそれでも、少なくともノーマスクでも白い目で見られたり文句を言われたりする事は激減しそうですから、私もかなり生きやすくなりそうです(笑)。

もう緊急ニュースも無さそうなので来週こそ12月ラストネタをお届けします。