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社長の経営日誌

孤高の天才 社長の経営日誌社長の経営日誌 田宮社長が好き勝手に織りなす独白です

FILE No.379

2014.6.21
「 ブラジル・ドバイ最新流通視察(7) 」

(前回からの続き)

第8〜10日目 4月26〜28日(土〜月)

25日23時25分ブラジル発のエミレーツ機に乗った我々は14時間半のフライトの末、再びドバイに戻って来ました。
現地時間は26日の21時過ぎ、ホテルにたどり着いたのは22時半頃でした。
感覚的にはまる一日夜が続いているようなもので、飛行機の中でたっぷり寝たのでなかなか眠くなりませんでしたが時差ボケ克服の為、睡眠薬を飲んで無理矢理ベッドに潜り込みました。

ところでドバイとは国の名前でしょうか?それとも都市の名前? 勘違いしやすいのですが実はこれ両方とも正解なのです。ドバイはアラブ首長国連邦を構成する7つの首長国の一つであり、その首都にして最大都もドバイ市と言います。
国の面積は3885m2で、埼玉県とほぼ同じ大きさの国土に約226万人が暮らしています。
殆どの人は知らないでしょうがドバイを除くアラブ首長国はアブダビ、アジュマーン、シャールジャ、ラアス・アル=ハイマ、フジャイラ、ウンム・アル=カイワインの6ヵ国です。私はアブダビぐらいしか聞き覚えがありませんでした。

1982年、新日本プロレスはドバイ遠征を行っており、私はこの時ドバイの名を初めて耳にしました。
記録を調べてみるとアントニオ猪木がプロレスラーとして試合をした国は、日本を除いて20ヵ国にも上ります。
年代順に並べてみると アメリカ、タイ、シンガポール、香港(当時イギリス領)、ブラジル、韓国、パキスタン、西ドイツ(当時)、スイス、オーストリア、オランダ、ベルギー、メキシコ、カナダ、ドバイ、フィリピン、イタリア、ソ連(当時)、中国、北朝鮮…。

それにしてもこれだけ世界中で試合をしたプロレスラーなんて、アントニオ猪木が最初で最後でしょう。しかも猪木さんの場合、プロレスが存在すらしなかった北朝鮮やソ連、中国のような不毛地帯にわざわざ行って興行を行ったのですから驚異の一言に尽きます。
多大なリスクも何のその、プロレスと言う競技とは何なのかを全く知らない観客の前で試合をして魅了してしまったのですからこれはもう猪木マジックと言うしかないですが、パキスタンでは全く未知の対戦相手から突然ノールールのシュートマッチを仕掛けられ返り討ちにしたり、正式な試合ではないもののアフリカのケニアの奥地でマサイ族の戦士と戦って勝利を収めた事もありました。
実は私、死ぬまでに猪木さんが試合をした20ヵ国(番外戦のアフリカも含めると21ヵ国)を全て訪れてやろうとライフワークにしております。
昨年には香港、ロシア、フィリピン(FILE No.327,332334,349,350参照)、そして今回、ブラジル&ドバイを制したので、残すところはいよいよあと6ヵ国となりました。
因みに残ったのはスイス、オランダ、ベルギー、パキスタン、北朝鮮、そしてアフリカと難易度の高そうなところばかり、特にパキスタンなんてしょっちゅうテロ騒ぎがある国ですから、もし行けるチャンスがあってもそれこそ命懸けですよ!
いつの日になるかわかりませんが完全制覇の夢を必ず実現したいと思います。

またしても話が脱線しましたので本題のドバイですが、朝10時にホテルをチェックアウトし、そのまま観光に出発しました。
気温は32℃、涼しかったサンパウロから来たので暑さがこたえますが、この時期でも最高気温は40℃、7〜8月には48℃まで行くと言うのですからこれぐらいは序の口でしょうか。道を走っていると道路脇にバス停が見えましたが、暑さ対策で冷房のついた室内式になっていました。
アラビア湾やビーチを眺めながらやって来たのは、モール・オブ・エミレーツで、巨大なショッピングモールの中には驚くべき事に人口スキー場がありました。
まさしく砂漠の真ん中のスキー場、いや〜、やっぱりこの国凄いですわ…。

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 アラビアの怪人、ザ・シークの携帯ストラップ

モスク(寺院)を見学して、アラビアの怪人、ザ・シーク様になりきって(笑)アラーの神に祈りを捧げた後は、こちらも世界最大級の大きさのドバイモールにやって来ました。
このモール内でランチタイムとなりましたが、現地ガイドさんからラクダの肉のハンバーガーを食べさせてくれるお店があると教えてもらい食べにやって来ました。
メニューを見ると確かにCAMELと書かれたコーナーがあります。ただ残念ながらラクダを使った料理はボロネーズ(パスタ)とハンバーガーぐらいだったのでやむなくハンバーガーを注文、味は…普通のハンバーガーでした(笑)。
そりゃあミンチにしたら何の肉かわからなくて当然、どうせなら馬刺しならぬラクダ刺にでも挑戦したいところでしたが、考えてみりゃこんな暑い国で肉を生で食べる習慣なんてあるわけないか…。因みにザ・シーク様の必殺技はキャメルクラッチ(ラクダ固め)です(笑)。
旧市街とドバイ博物館の見学後、アブラと呼ばれる水上タクシーでクリーク(入り江)を渡って土産物を求めて市場にやって来ました。
ドバイのお金の単位はディルハムですが(1ディルハム約28円)、殆どの場所では米ドルが使えるので非常に便利です。

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 アラジンのランプ、
こすっても魔神は現れず…

私が購入したのがアラジンの魔法のランプ、最初は10ドルと言われましたが市場での買い物は値切りOKと聞いていたので交渉の末3ドルで落札、こんなに下がると最初の値段はなんだったんだよ?とつっこみたくなります。
因みにこのランプ、いくらこすっても煙とともに魔神は現れてくれませんでした…。
ようやく夜になり、20時半からはこの旅行のフェアウェルディナーとなる運河でのクルーズを楽しみました。

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 バンカー地獄はゴメン
ですが(笑)一度は行き
たいドバイの砂漠

ドバイ滞在は実質一日だけだったので駆け足になってしまいましたが、次の機会には是非砂漠まで足を伸ばしたいものです。
23時半には昨日到着した広い空港に再びやって来ました。
ドバイ発日本行きのエミレーツ機は深夜の3時発!それまでの待ち時間が長くヒマを持て余しました。ましてや時間が時間ですから猛烈な眠気が襲って来ます。
ラウンジには簡易ベッドがありましたが下手に横になって熟睡して乗り遅れたら洒落にならないので必死に眠気に耐え続けました。おかげで飛行機に乗ったと同時に爆睡、帰りの飛行時間は行きより少し短い8時間半でしたがあっと言う間でした。
関空到着は28日の16時半、これからさらに羽田に移動する皆さんを見送ってボロボロで家にたどり着き6泊10日、地球一周分の距離の長旅が終わりを告げたのでした…。
第8〜9日目のダイジェストはこちらをクリック

翌29日が祝日だったのでゆっくり休めましたが、それでも少しの間時差ボケに悩まされました。
帰国の翌朝、恐る恐る体重計に乗ったら、おお!あんなに肉やら脂っこい物ばかり食べていた割には体重は出発前と変わらず!よく現状維持できたものです。

遂に念願かなってアントニオ猪木第二の故郷の土を踏む事ができた感動の旅、唯一の心残りはイグアスの滝を見られなかった事ですので(しつこくこだわります)、もし次のチャンスがあるなら(また行く気かよ!?)リベンジを果たしたいです。
イグアスの滝はアルゼンチンにもまたがっていますのでそちら側から拝むのも良いかもしれません。皆で近江部長を焚きつけて企画してもらいましょう(笑)。
もう一つ、こちらも今回はチャンスがなかったのですがアマゾン川流域でピラニア料理を食べてみたいです。凶暴なイメージのあるピラニアですが実は非常に臆病な魚なので、現地ではそれほど恐れられておらず貴重な蛋白質として日常食となっているそうです。
そんな事を考えながらブログの原稿を書き終えようとしていた5月のある日、何気なくテレビで関西ローカルのニュース番組を見ていたら、須磨の水族園で開催中のアマゾン展で何と!ピラニア料理が味わえるという事を知りました。
展示している水槽の中のピラニアではなく特別に食用として輸入したものをムニエルにするとの事でしたが、ブラジル帰りの身としてはこれはもう行くしかありません。
期間限定、しかも一日わずか五食のみと言う狭き門でしたが運良く整理券をゲットできました。
獰猛な面構えと対照的に白身で癖のないぷりぷりした食感で味の方は非常にデリシャス、硬い頭部以外は全て食い尽くしてやりました。
いつの日かアマゾンで釣りたてのピラニアを刺身にして食べてみたいものです。

水族園の帰りには小学生の頃釣りに来て以来となる須磨海岸を散策しました。
リオのコパカバーナ海岸を思い出しましたが、同じ海岸なのに一見平和そうに見えてもあちらでは危険が一杯、それに比べ須磨の海岸は本当に平和そのもの、財布やカメラや荷物を持って砂浜を歩ける、こんな当たり前の事が地球の裏側ではタブーなのです。
治安の良さでは世界有数の日本に生まれた事に改めて心から感謝しました。
須磨海浜水族園の模様はこちらをクリック

さて、ワールドカップが開幕し、普段はサッカーに見向きもしない連中がこの時だけはお祭り騒ぎをすると言ううざい季節となりましたが(笑)、このブログの本アップ直前、今度こそ締め切り間近になって日本コカ・コーラ社がセブンアンドアイ限定で「クアッチ」なる商品の発売を開始しました。

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 期間限定でブラジルの
ガラナ飲料が登場

実はこれこそ私がブラジルで毎日愛飲していたガラナ・ジュースなのです!
前回紹介した同じく同社の「太陽のマテ茶」もそうですが、ガラナ・ジュースまで日本で手軽に飲めるとは…感激(涙)です。
但し期間限定だそうですので、皆さんこれを読んだらすぐ近くのセブンイレブンへGO!
(俺はコカ・コーラ社の宣伝マンか 笑!)

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