FILE No. 834 「有明コロシアム」

「有明コロシアム」

今回は久々のプロレス会場シリーズ、3月に東京女子プロレスのビッグマッチで行って来た有明コロシアムの登場です。
東京の江東区にあるテニスの殿堂ですが、我々昭和のファンに忘れられないのがそれ以前に使われていた田園コロシアム(以下、田コロ)です。その名の通り場所は大田区の田園調布(星セント・ルイスのギャグ「田園調布に家が建つ」を知っているか!?)プロレスのビッグマッチも定期的に開催され、中でもあまりに有名なのが歴史史残る伝説の名勝負、アンドレ・ザ・ジャイアントVSスタン・ハンセンの一戦です(81年9月23日)。

田園コロシアムで実現した歴史的名勝負、ハンセン対ジャイアント

因みにこの日ラッシャー木村こんばんは事件があった事もお忘れなく(笑)。
私も行きたかった昭和の名会場でしたが、84年8月26日の全日本プロレスを最後にプロレスで使われる事は無くなり89年には老朽化の為取り壊しとなったとの事…残念ながら間に合いませんでしたが、せめていつか跡地を訪れたいと思っています。

役目を終えた田コロに代わって国際的なテニスの大会の舞台として昭和の終わり、87年にオープンしたのが有明コロシアム(以下、有コロ)で、88年5月の新日本プロレスがプロレスこけら落としとなりました。
この一か月前に社会人となりリスパック東京支店に配属された私は前売り券を買って楽しみにしていましたがなんと言う事、試合の日(5月7日=土曜日)が当番で出勤日に当たってしまいました。いくら私でも入社したばかりの新人の分際で休ませてくれとかローテーションを変えてと我儘を言えるはずもなく諦めの心境でした。
しかしここで天の救い?当日の東京は朝からザーザー降りの雨で屋根の無い屋外競技場ゆえ(田コロも屋根無しだった)中止の可能性が濃厚となりました。その場合は翌8日(日曜日)に順延と発表されていたので、午前中は仕事をするふりをしながら(笑)何度も電話で中止か決行かを問い合わせていました(インターネットの無い時代!)。
相手が新日本プロレスだったか何処かのマスコミだったかは忘れましたが、順延に決まった時は思わずガッツポーズ(笑)、私にとってはまさに恵みの雨でした。
翌日は雨も上がり無事に参加出来たのは良かったのですが、この日は5月と言うのに滅茶苦茶に寒い日となりました。天気予報もろくに確認せず薄手のジャンパーで来た私は激しく後悔、せめてもの寒さ対策にと雨も降っていないのに会場でレインコートを買って熱いコーヒーを飲んで寒さを凌いでいましたが、すっかり風邪を引いてしまいました(苦笑)。

新日本はこの二か月後、7月29日にも有コロを使用しましたがついていない事にまたもや雨!この日は予備日も無かったのか、小雨の中で決行されましたが、二回連続雨に祟られた新日本はげんが悪いとばかり、以後有コロを使わなくなりました。因みに私はこの時、新人研修の名目で群馬の工場に飛ばされていたので無念の欠席、私もどうもこの会場とは相性が悪かったようです(苦笑)。
新日本とは対照的に旗揚げ3か月の新生UWFが勝負を賭けた8月13日、真夏のビッグマッチは前夜までの大雨が一転して当日は快晴の強運ぶりを発揮しました。
この時期の新日本とUWFの勢いの違いを感じたものでしたが、この日はお盆の里帰り中とあって私はまたも足を運べませんでした。
プロレスであれコンサートであれ、夏の夜の屋外イベントは風情があって好きなのですが、ここまで書いたようにどうしても天候のリスクが付いて回ります。
有コロも91年には開閉式の屋根が取り付けられ、私は翌92年5月にリングス(16日)、FMW(24日)を二週連続で観戦、その後は15年も行く機会が無かったのですが、2007~2009年と猪木さんのIGFを3年(3回)連続観戦、そして今回はそれ以来、14年ぶりの有コロ帰還となりました。

初めて見た有明アリーナ

当日は朝から雨模様で肌寒い一日、とことんここは雨や寒さに縁があると苦笑しながらゆりかもめの有明テニスの森駅に到着しました。駅からは徒歩ですぐですが、ゆりかもめ開通前は確か東西線の東陽町駅から臨時バスに乗るしかなく、とにかく不便だった事を懐かしく思い出しました。駅からは会場が見えましたが何か違和感…14年ぶりとは言え明らか建物の形状が違っていたからです。しばし悩んでそれが3年前にできた有明アリーナだと気がつきました(プロレスでは昨年、ノア、新日本とスターダム合同興行で使用)。

14年ぶりの有明コロシアム、この日も雨模様


有明アリーナとは駅を挟んで反対側にある有コロに到着し東京女子のビッグマッチを楽しみましたが、次回は季候の良い時期に屋根の開いた会場を訪れたいものです。

東京女子のビッグマッチは長時間とあって物販などの特典会は翌日に浅草橋の別会場で行われ、それが終わると王子での杏ちゃむちゃんの試合をはしごしました。
その2日後、祝日の21日はDDTの後楽園を観戦しましたが、8~9月に東京&京都でデビュー10周年記念大会が決まった赤井沙希ちゃん、この日は10周年記念試合第1弾で大先輩の高梨将弘に堂々のフォール勝ち!!
この日もはしごなので沙希ちゃん感動の勝利を見届けた直後の休憩時間に会場を脱出しようとしたら外国人コンビのマックス・ジ・インペイラー&ハイディ・ハウィツァが物販をやっていました。
お馬鹿な我々日本人と違い(笑)マスクなどしていない彼女たち、これはチャンスと人がいなくなった頃を見計らってスリーショットをお願い…「ハウマッチ?」と聞くと「センエン」、私はてっきりお一人ずつに1000円かと思っていたら(それが相場)2人で1000円で良いと言う太っ腹!感激して3枚お願いしましたが、次回来日時に倍値になっていない事を祈ります(笑)。

PURE-Jの道場、亀アリーナは亀有にあり

その後は大急ぎで「こち亀」で有名な亀有に移動、初めて亀アリーナを訪れました。
この日は試合の前に公開練習があり、アラケンこと新井健一郎選手がコーチ役となって男女合わせたインディの選手たちに今や失われたプロレス技、ショルダースルーの受け身を教える様子を見学させて頂きました。杏ちゃんも一生懸命やっていましたが、何しろ前述の通り今やショルダースルーの使い手がいないので受け身も四苦八苦・・・両手両膝を着いて亀の状態になった選手の上で倒立して前に倒れるのですが、見ているこちらがヒヤヒヤしました。公開練習が終わるとすぐさま杏ちゃんは第一試合でコーチのアラケンとのシングルマッチ、後で聞くと客入り前にもたっぷり練習があったらしく、この日は本当に3試合分の体力を使ったとの事…お疲れ様でした!
この月最後の日曜日はなんとトリプルヘッダー! 東京女子の両国KFC大会 → ファイヤープロレスの大田区大会 → 銀座にてかみーゆのバースデーイベントをはしごしました。ファイヤーでは時間の都合で最後までいられず、セミでSAKIとのコンビで永島千佳代&櫻井裕子に完勝した杏ちゃんの試合を見届け会場を脱出、物販を飛ばしてしまいました(苦笑)。
(この期間のツーショット集 こちらをクリック)

3月も盛り沢山でしたが、4月のネタも少しずつお届けします。