FILE No. 939 「花粉症」

「花粉症」
3月の話題がまだ続きますが、この時期になると辛いのが花粉症です。
今や国民病として市民権を得ている?花粉症、私が最初に自覚したのが大学生だった87年頃でした。やたらくしゃみや鼻水が出るので風邪でもひいたのかと病院に行って診断されたのですが、ちょうどその頃は花粉症なる言葉がマスメディアに登場し始めた時期で(げげ!これが今流行りの!?)と驚いたものです。
それ以来かれこれ38年もの長いお付き合い、私の場合主として前述の通りくしゃみと鼻水、そして目の痒み(何故か左目のみ)で、何とか市販、もしくは耳鼻科に通院して処方して貰った薬で抑えています。正直あまり薬は飲みたくないですが、とても耐えられないのでこればかりは仕方ありません。
しかし何をやっても対処療法で根本的な解決にはならず、何か、抜本的な解決策は無いのかなと思い悩んでいた時、面白い治療法に巡り合いました。
一昨年(2023年)の春先、例によって花粉症が酷くなり耳鼻科に治療に来た時の事、「アレルゲン免疫療法」なるポスターを目にしました。
「アレルゲン免疫療法」とは、アレルギーの原因物質であるアレルゲンを少量から投与する事により身体をアレルゲンに慣らし、アレルギー症状を和らげる治療法です。
もっと平たく言えば、日頃から身体に花粉を入れ続け慣れておく事で花粉症のシーズンになっても平気にしておくと言う事で、完全な根治も期待できると言う話でしたが、当初私は半信半疑でした。実は以前にポルトガルに行ったある方からお土産に花の種を頂いた事がありました。
アレルゲン免疫療法と同じ理屈で、これを毎日飲めば花粉症の時期も大丈夫と言う事で、長い間飲んでいましたが、私の場合結局効果が無かったからです。
しかもこの治療法が本当に成果を上げる為には3~5年もかかるとの事…何とも気の長い話ですが、これまで30年以上も苦しんで来た事、例え根治に5年かかっても残り少ない?人生を快適に過ごせるなら、との思いでやって見る事にしました。
医師に相談すると「6月から始めるのが良い。」との事だったので同年6月に再訪問したところ「あまりの人気で今シーズンの薬が欠品中」との事、なんだそりゃ!?とずっこけました(苦笑)。その時点で予約5人待ちと言う事で気長に待っていたところ、病院から連絡が来たのが約1年後、結局1年遅れ、2024年8月からの治療開始となりました。
治療と言ってもごく簡単、簡単な診察を受けて一ヶ月分の薬を受け取り毎朝処方、薬が切れたらまた通院して薬を貰う、毎月ひたすらこれを繰り返します。
因みに薬はベロ(舌)の下にはさむようにして自然に溶かす飲み方で、この為舌下免疫療法とも言われています。
正直これでお金貰えるのだから医者って楽な商売だなと不謹慎な事を思ったものでしたが(笑)…それから約半年、少しは効果が出るだろうと期待していましたがやはり駄目、今年の3月も例年と変わりませんでした。
通院時に半分嫌味でボソッと「全然効果がでないんですけど。」と言うと、「ああ、効果が出てくるのに1年ぐらいはかかります。来年はかなり楽になりますよ。」
思わず心の中で(ほんまかいっ!?)と突っ込む私、まあお医者様の言う事を素直に信じましょう(笑)。
因みにこの病院、今時マスク着用の義務を押し付けて来る前時代的なところで、以前にも書いたように(File No.917「マスク禁止法」参照)私はマスク無しを通しているので最近は何も言われなくなったものの、受付が新しい奴に変わった時など「マスクはお持ちですか?無ければ買ってください。」の不毛なやりとりがウザいので正直あまり行きたくありません。大体マスクを信じている時点でやぶ医者確定、やはりあまり期待できないかも(苦笑)。
このへんで3月の残りネタの紹介、15日には猪木さんの実弟である啓介さんと藤波辰爾さんのトークショーに参加しました。
ブラジルで長く微生物に関するビジネスに関わっていた啓介さん、「僕は今まで風邪をひいた事もなければ頭痛がした事もない、勿論花粉症も無い。その秘訣は毎日2L以上の水を飲む事です。是非皆様にもお薦めします。」
啓介さんによればこの水の摂取が体内の微生物にすこぶる良いと言う事ですが、花粉症対策とあればほうってはおけない、私も感化されて、以来毎日2Lの水分補給を心がけています。まあトイレが近くなって大変ですが(苦笑)アレルゲン療法と水の相乗効果で花粉症をKOダーッ!(笑)。
20日は千葉オリエンタルホテル東京ベイでプロレスリングAチーム、杏ちゃむちゃんは普段アイスリボンでタッグを組む相棒、YaPPYとのシングル戦でまさかのフォール負け!これまで連勝して来た相手にまさかの初黒星となりました。
因みに杏ちゃんは実に6年ぶりのAチーム出場、その時は七夕の日奈良のホテルの試合でで私が初めて杏ちゃんに逢った日でした。
翌日はちゃんよたの出版イベントに参加(ワンショット こちらをクリック)、
さらに翌日は杏ちゃんのアイスリボン道場~インイタのダブルヘッダーをはしごしました。デスマッチ団体DIEにセミレギュラー入りした事によりかつては年に一度だった流血戦が月イチペース?この日も6人タッグ戦ながら派手に血だるまにされました。
翌週は1月に流れた神姫楽ミサVS中野たむの元アイドル対決が急遽実現、おかげで私は4年ぶりのスターダム観戦となりました。
そのミサちゃん、翌日はホームのJTOでのワンナイトトーナメントで疲れも見せず1日3試合の大奮闘、さらに翌日はアイスリボンで杏ちゃむと6人タッグで対決、とどめの翌日はTハーツで最近のライバル花穂ノ利と15分フルタイム、4日で6試合を無事見届けました。
(この期間のツーショット集 こちらをクリック)
暑さが増して来ましたが、次回は4月編です。
【 訃報 】
“アラビアの怪人” ザ・シークの実の甥、サブゥーが5月11日にお亡くなりになりました。
91年11月、シークのタッグパートナーとしてFMWに初来日、当時は大物シークが実に10年ぶりの来日とあってパートナーのサブゥーは「おまえ誰やねん?」状態でしたが、椅子や机を利用した空中殺法、後にハードコアスタイルとして世界を席巻する破天荒で過激な試合ぶりからたちまち大ブレイク、一方アメリカではECWで活躍し、日米において“インディの帝王”と呼ばれる人気選手となりました。4月18日にはアメリカで引退試合を行いましたがそれからわずか三週間、そして享年60歳とあまりにも早い旅立ちでした(涙)。心よりご冥福をお祈り致します。
(サブゥー 追悼 ツーショット集 こちらをクリック)