FILE No. 969 「成功事例」

「成功事例」
早いもので2025年もあと5日で終わり、ローラン・ボックだハルク・ホーガンだ、
挙句にハングマンと誰もついて来てくれない(笑)ネタ連発だったこのブログも今年最後の回ぐらいは仕事の話で締めましょう。
こんなご時世につき(世間の景気の悪さを言い訳にしてはならない!苦笑)厳しい業績続きの当社、今年を振り返ると良い事も悪い事もそれなりにありました。
いくつか嬉しかった事を報告させて頂きますと、夏に御得意先の某スーパーさんでお刺身を入れる為の容器が当社に決まりました。
刺身用の容器に関しては過去ブログでも採用事例・成功例を記載しておりますのでメーカー、包材屋、業界人は今一度よく読んで勉強しましょう。いや~、このブログはためになります(爆笑)(File No. 025, 201「刺身容器」参照)。
刺身容器も私が容器メーカーにいた時代と比べると、けんを減らしてもボリュームが出せるうえに盛り付けもしやすくと、随分進化しました。
今回某お得意先で決まった刺身容器は長年競合先である同業が納品しており、もう20年以上前に私が直接営業に行っていた時代から何度も切り替えによる商権奪取を狙いアタックしては玉砕の繰り返しでした。
後を引き継いだ当社の営業が20年越しに私の夢を叶えてくれましたが、切り替えに成功した経緯を聞くと、これまで使っていた容器は折角刺身を綺麗に盛り付けてもお客様が家に持ち帰った時に中身が上下、あるいは左右に偏ってしまい見栄えが悪くなるのが不満だったそうです。先方のバイヤーさんから相談があり最適な容器を探して提案、実際に刺身を盛り付けてもらい自転車の籠に入れるなど実験したところ殆ど中身のずれが無く決定に持ち込めました。
こういう場合取られた競合先がメーカーを通じて「またタミヤが安い価格で取りやがった。」とグチュグチュ文句を言って来るのが常ですが、当社はあくまで提案でゲットしましたので(笑)。メーカーさんも逆にうちが取られてクレームを付けた場合は「値段でなく提案で取るのはOK」とか言って泣き寝入りをさせるくせに、うちがちょっと何かやると親の仇のように怒って来るんだよなあ(爆笑)。
こうやって成功例を挙げていると順風満帆に聞こえるでしょうが、あらゆる経費が上がっている事もあって水面下ではアップアップ状態は変わりなし、それに前述の通り良い話ばかりでなく悪い話だってありました。本来そちらも書かないとフェアではありませんが、一年のラストにその話題もどうかと思いましたので、こちらは改めて来年に…その時のタイトルは「失敗事例」とでもしましょうか、新年早々縁起が悪いです(苦笑)。
最後は未だ積み残している9月のネタの前半部分のみご紹介して締めの挨拶に代えさせて頂きます(こちらをクリック)
皆さま、良いお年を! そして来年も宜しくお願いします。
*2026年は1月5日(月)より更新致します。

