FILE No. 941 「大阪万博」

「大阪万博」
♪こんにちは~ こんにちは~ 西の国から~
大阪で実に55年ぶりの開催となった万国博覧会、特段興味があったわけでもないですが、自分が生きている間に大阪で万博が開催される事など絶対無いでしょうから、話のタネにと行って来ました。
チケットは昨年11月に予約済みでしたが、メディアで散々叩かれていたようにまあシステムの複雑な事よ、今時10桁で大文字小文字英数字を入れてのIDやパスワード設定って、それだけで挫折寸前、ご高齢者ならとても対応出来ないでしょう。…と思っていたら結局土壇場で紙チケットも販売って、殆ど馬鹿野郎ですよ(笑)。
おまけに年明けからリスパックさんや投資育成の会などから万博見学会の話が舞い込んだり、メーカーさんが招待券を持参して下さったり…わざわざ自腹で買わなきゃ良かった(苦笑)。 とにかく行くなら猛暑の時期は避けてなるべく人の少なそうな平日に限ると4月23日に予約していましたが、開幕が近づくにつれメディアにはネガティブな話題ばかりが飛び交い周りでも殆ど話題になっていないし、どんどん行くのが憂鬱になって来ました。
「ウルトラマン」第26&27話「怪獣殿下」(前後編)は南太平洋のジョンスン島で発見された古代怪獣ゴモラを生け捕りにして大阪万博に生きたまま展示しようとする話です。しかし空輸の途中麻酔弾で眠っていたはずのゴモラが目を覚まし大阪の街で大暴れ、最後には大阪城までぶっ壊します。この回をリアルタイムで観ていたのが当時まだ7歳の前田日明少年でした。前田さんは翌日慌てて友達とチャリンコに乗って大阪城を観に行きました。お城が無事なのを確認して不思議に思った前田さんは掃除をしていたおじさんに「オッチャン、大阪城、昨日ゴモラに壊されたんちゃうの?」
そのおじさんも粋な方で「そうなんや、それでオッチャンたち徹夜で修理したんや。」(笑)前田さんがメディアで度々語っているエピソードですが、注目はこの回のオンエアが1967年(昭和42年)1月8日(前編)と15日(後編)、つまり実際の大阪万博の3年も前だった事です。当時はこんなにも早くから話題になっていたのかと驚きますが、やはり今とは時代背景が違い過ぎますよ。
皆が明るい未来を夢見ていた「三丁目の夕日」の舞台は昭和33年、その12年後の万博の頃は日本が高度経済成長の真っ只中でした。それが55年過ぎた令和の現在は腐った魚のような虚ろな目にマスクで顔を隠した死に体同然の連中がわんさか、完全に破滅への道まっしぐらですから(涙)万博が盛り上がらないのも無理ありません。
実際、当時の万博を覚えている人に聞くと「あの時は日本国民全員が行ったんじゃないかと錯覚する程凄かった。」 因みに前回の大阪万博の総来場者数は約6400万人、当時の日本の人口がざっと1億人ですから大雑把な計算ですが実に国民の64%が訪れているわけで、いかに国民的行事だったかがよくわかります。かくいう私も両親に連れて行って貰っているはずですが、何しろまだ5歳、太陽の塔に入ったような記憶がうっすらとあるだけで後は全くおぼえていません。
55年ぶり、人生二度目の大阪万博、入場は東ゲートから朝10時の部で予約していましたが、周りからのアドバイスもあり9時には現地に到着、平日にも関わらず予想以上の人出で、入場ゲートをくぐれたのは10時20分でした。
中に入ったもののさて、何処へ行こうか…やはり人気のパビリオンは事前予約で既に一杯、中には並べば入れる所もありますが、2時間ぐらいの待ちはざらでした。
そもそもさして興味も無いので長時間並ぶ気力も無く、比較的すっと入れたモザンビーク、コロンビア、セネガル、チリ、バングラディシュなどマイナー国(超失礼!!笑)などのパビリオンを見学し、あとは一周するのに2kmもある大屋根リングをぶらぶら歩いていました。上から眺めて面白そうなパビリオンがあると下に降りましたがやはり大半は予約で一杯の状況、これから行かれる方はどうしても見たいパビリオンは事前予約をお勧めします。何でも今は簡易予約システムが導入されたようですが、だから最初からそうしろっての(苦笑)。そんなわけで暑いわ、腹は減るわで入場して2時間ぐらいで脱出、ま、とにかく行って来た事に意味があると言う事で(笑)。
(大阪万博の模様はこちらをクリック)
ちょうどこのブログを書いている途中で、大阪プロレスが万博内のイベントスペースで試合をしたとの報道を目にしましたが、折角ならプロレスパビリオンでも作ってくれないものでしょうかね。現在本当にプロレスが栄えているのはアメリカ、メキシコ、そして日本ぐらいですが、かつては欧州を含め世界中に独自のプロレス文化が根付いていました。チャンピオンベルトやコスチュームなど世界各国の貴重なコレクションを展示し、リングを組み立てて国ごとの試合、あるいは対抗戦を行うまさにプロレス万博、これなら期間中毎日でも通い詰めますよ(笑)。
この週末の25日の夜は江戸川区の船堀でJTOを観戦、メインは王者1111(柳川澄樺&神姫楽ミサ)が藤田あかね&rhythmの挑戦を受けるJTO GIRLSタッグ選手権でした。相手は初めて組む即席コンビだし1111の王座初防衛は確実と高を括っていたらよもやのタイトル移動!いや~、私の予想は当たりません(苦笑)。
翌26日は西川口のアイスリボン道場から両国国技館のウナギ・サヤカ興行をはしご、その間に急遽上野に立ち寄り翌日にやはり両国で試合をするメキシコのルチャドールたち(総勢14~5人)の大物販会、当初は時間的に無理かと諦めていましたが終了時間(2時半)の15分前に汗まみれで駆け込み成功、とても全員は無理でしたが半数の選手と写真が撮れました。さらにその後はこれも最初は諦めていた秋葉原でのちゃんよたの店長イベント、こちらも3時終了のところを5分前に到着、一日4現場はしごは疲れました。
27日はアイスリボン大田区、2日前にベルトを落とした神姫楽ミサちゃん、この日はしのせ愛梨紗とのコンビ(ちあプリ)でインターナショナル・リボンタッグ王座に挑戦、王者きらミクをやぶり涙の王座奪取!正直この日はタイトル移動は難しい気がしていましたので嬉しい誤算でしたが、本当に私の予想は当たりません(苦笑)。
(この期間のツーショット集 こちらをクリック)
暑くなって来ましたので万博に行かれる方はくれぐれも熱中症にお気を付けください。
私は一度で十分です(笑)。