FILE No. 826 「チャンピオンベルト(4)」
「チャンピオンベルト(4)」
1月後半の総集編はこの月がバースデーの前田日明さんが登場!
誕生日4日前に浅草マルベル堂で開催されたスタジオツーショット撮影会に行って来ました。かっこ良く赤ジャケットを決めた前田さんに対し、私も猪木様のお古のジャケット&ネクタイ&マフラーで正装、さらに前田さんが現役時代に獲得した2本のシングルのチャンピオンベルト、ヨーロッパヘビー級&WWFインターナショナルヘビー級(UWF版)のレプリカを用意しました。新日本プロレスからUWFを経てリングスと理想の総合格闘技を追求した前田さんにプロレスのベルトのイメージは希薄、それもそのはずで結局どちらのタイトルも国内では一度も防衛戦が行われないまま自然消滅しているのです。
ヨーロッパヘビー級の本物ベルトは今も新日本プロレスにあり、昨年開催された旗揚げ50周年記念の展示会でも並んでいましたが、UWF旗揚げ時に生まれたWWFインターヘビーは果たして何処にあるのか?この件の仕掛け人である新間寿さんすらわからないのだそうです。
この日は同じ浅草のそれも徒歩圏内で杏ちゃむちゃんの撮影会もあり、ベルトを持ったままそちらに移動、近場とは言えベルト2本は重く足腰に応えました(苦笑)。
以前書いたように昨年末に完成した新コスチュームはいくつかの不具合が発覚し2試合こなした後すぐ改良に入った為、撮影会ではこの日が初お披露目となりましたが、タイミング良くチャンピオンベルトとコラボ出来て良かったです。
翌日は本庄のマジックボックスでの試合、ここで一昨年のチャクリキのリングで開催されたキューティ鈴木杯争奪トーナメント(File No.760参照)で実現しなかった櫻井裕子選手とのシングル初対決が発表された時は小躍りして(ちと大袈裟?)喜びました。
当時のワンナイトトーナメントには杏ちゃむ、櫻井裕子、マドレーヌ、花園桃花の4名が参加、1回戦は杏ちゃむVS花園桃花、マドレーヌVS櫻井裕子の組み合わせと杏ちゃんと櫻井選手は別々のブロック、杏ちゃんはコロナで急遽欠場した桃花の代役・デボラKを破り決勝へと進出しましたが櫻井選手はマドレーヌに敗退、2人が戦う事はありませんでした(決勝ではマドレーヌが優勝)。その幻のカードが思いもかけずマジックボックスで観られるとは(涙)。ビジュアル抜群の華やかな試合は杏ちゃんが一瞬の丸め込みで勝利、これで1月のシングル戦は2勝1敗と好調継続中です。
翌週は新宿スワンダイブでの赤井沙希ちゃん、正真正銘リアルバースデーイベントに行って来ました(因みに赤井沙希ちゃんと前田日明さんは同日生まれ!)。
コロナ渦の影響で実に3年ぶりの開催とあって予約だけで満席の大盛況、さらにかみーゆがお客としてやって来たのには驚きました。なんでも税理士(確定申告シーズン)のとこに行った帰りだそうで、しっかりお酒とローストビーフを奢らされました(笑)。ここしばらく東京女子の会場に行けていなかったので全く予期せぬ所で会えて嬉しかったです。
これまでの慣例だと混雑時は2時間で退店とは謳っていても毎度3時間は粘っていましたが、この日だけは本当にきっちり2時間で総入れ替え、名残惜しさを振り切って帰路に着きました。誤算だったのはこの日全国的に最強寒波が到来していた事で、帰りの新幹線が静岡で1時間も停車、運転再開後ものろのろ運転で8時に東京を出て新大阪に着いたのはもう0時を回った頃でした。当然電車があるわけもなくタクシー乗り場に向かうとこれまで見た事無いような長蛇の列!1時間以上並んで凍え死にそうでしたよ(苦笑)。
この週末も杏ちゃんの撮影会があり、前回の新コスチュームに続き今回はデビューから一年間程使用したコスチュームを用意して貰いました。ちょうど私がファンになった時期にはもう2着目にチェンジしていたので、映像や写真以外で観るのは初めてと思っていましたが、現在も電流爆破マッチ用のセーラー服タイプのコスチュームの時にアンダーとして使用しているそうです。
(杏ちゃむ💛 ワンショット集 こちらをクリック)
(杏ちゃむ💛 ツーショット集 こちらをクリック)
ベルトに縁の深いこの月に相応しく、翌日は闘道館でのドクトル・ルチャこと清水さんのイベント、その名も「チャンピオンベルトカーニバル」に参加しました。
イベント前に清水さんに前述のUWF版のWWFインターの行方についてお聞きしましたがやはり清水さんもわからないとの事、旧UWF当時のスタッフの誰か(もう故人となっている方も多いですが)が知っているかもしれないので調査してみると約束してくださいました。イベントには計5本の本物ベルトが登場し、この日もアカデミックな講座となりましたが目玉は何と言っても“アラビアの怪人”ザ・シークの代名詞とも言えるUSヘビー級(デトロイト版)です。同地区のプロモーター兼エースとしてシークが長く保持、団体崩壊後は個人永久王座となったこのベルト(マスカラスのIWA世界王座と同様)、アメリカ合衆国の地図を模したその独特のデザインが大好きで、真近で本物を拝めて感動しました。
ベルトとの記念撮影にはシークに扮した清水さんも乱入?この日の私はスーツに赤マフラーだったので(僭越ながら!)アントニオ猪木とザ・シークの代理戦争の様相となりました(笑)。
1月ラストはカナダのインディで活躍するプロレスラー、ロブ・スターダムが実に3年ぶりに来日しました(File No.619参照)。
3年前と同様今回も英語のわかる友人を無理矢理引っ張り込み(笑)、ホテル近くのあべのハルカスで食事をさせて頂き再会を喜びました。
日本大好きロブさん、今回も大衆プロレス松山座を始め東京~大阪~名古屋と複数のローカルインディで試合をしましたが、ちょうど私がこの数日後に海外へ渡航(詳報後日)の為、観戦に行けなかったのが残念、次回こそ是非と思っています。
(この期間のツーショット集 こちらをクリック)
3月ラストの更新となる次回は珍しく?ビジネスネタです。
【 訃報 】
永遠のヒーロー、”帰ってきたウルトラマン”郷秀樹こと団時朗さんが天に召されました(涙)。
謹んでご冥福をお祈り致します。