FILE No. 863 「知らんけど」

「知らんけど」

前回、「忖度(そんたく)」について書いたので、今回も言葉、それも私が最も嫌いな?ワードをテーマにします。
以前、杏ちゃむちゃんと話していたら「大阪(関西)の人って、なんで“知らんけど“って言うの?」と聞かれました。
ええ~っ、大阪人はそんな言葉使わねえよ!と激しく反論、その場にはもう一人関西の人もいて二人で「言わないよねえ。」と意見が一致しました。
少なくとも私の周りでその言葉は滅多に聞かないのですが、後で色々と調べると残念ながらやはり関西発祥で、そこから全国区になったのは間違いないようで、昨年には新語・流行語大賞にノミネートされました。
そう言えばスターダムが先月18日に大阪でビッグマッチをやったのですが、大会タイトルが「しらんけどスターダム」だって、止めてくれ(苦笑)!
そして最近たまたまテレビで目にした、男女がエアロビクスをしながら関西弁で会話するふるさと納税ふるラボのCMにいらっとさせられます。
男「うちの会社、ふるラボでふるさと納税面白くするらしいで、知らんけど。」
女「でも面白くしたら、楽しくてわかりやすくなるからええんちゃいます?知らんけど。」

男「確かにそやな、知らんけど。」
女「しかも面白くしたら参加する人増えて日本中が元気になるし、ええんちゃいます?知らんけど。」
この原稿を書く為我慢して何度も視聴しましたが、とんだ罰ゲームでした(苦笑)。

若者を中心に流行しているこの言葉は自分が喋った後、でも自分はその言葉に一切責任は持ちませんよ、と言ったニュアンスが含まれています。但しこの言葉はビジネスの世界では通用しません。自分の言動に責任を持つ事こそが大人の、社会人のマナーであり常識です。
私が知っている中でもSNSで好き勝手な暴言を吐いたと思ったら、すぐに手のひら返しをする輩がいますが、大体こういう連中は非常識でまともな社会人生活を送っていません。

「あのお得意先との商談の進捗はどうなっている?」
「現在、先方の担当部長の決裁待ちだそうです。知らんけど。」
「今期の予算達成率は何パーセントぐらい?」
「通期で90%台と思われます。知らんけど。」
もし社員がこんな報告をしたら、私なら蹴っ飛ばします(暴力反対!笑)。
しかし所謂Z世代が台頭すると、こんな嘆かわしい会話が当たり前の社内風景になるかも、と思うと恐ろしいですね。
裁判に出廷した証人が「私が目撃したのはあの人です。知らんけど。」とやったらその証言が採用されるのかも気になりますが(笑)、少なくとも社会人はこういう曖昧かつ無責任な言葉は自粛して欲しいものです。
大阪出身の立場で言わせてもらうなら(私の周辺では滅多に聞かないものの)大阪の人が使うのは、散々自説やウンチクをとうとうと語り周りが関心しているところで「知らんけど」とやって「なんや、知らんのかい!?」とツッコミを誘発するギャグなのです、知らんけど(笑)!

熊本城外観
阿蘇山にて

え~い、嫌いな言葉の話題はこの程度にして10月ネタの残りを一挙放出、17~18日はCPJ会の視察旅行で火の国・熊本に行って来ました。
初めて熊本城や阿蘇山を訪れましたが、2日目の夕方は新幹線で関西に帰る他のメンバーを見送り私は一人だけ残留しました。
熊本と言えば勿論この方、アポロ菅原さんのお店に行く為です!
今年5月以来(File No. 843「アポロパワー」参照)となりますが、まさかこんなに早く二度目の訪問が実現するとは思っていませんでした。
お店に到着しドアを開けると菅原さんと奥さんがお弁当作りの真っ最中、実はこの日行く事は連絡していたつもりでしたが、それも4~5か月前だったので、すっかり忘れ去られていたようで(苦笑)、それでも私が前日阿蘇山の写真を投稿していたので(熊本に来ているなら寄ってくれるかな?)と思っていた…だから行くって言ってあったでしょ!と大笑いとなりました(苦笑)。
お弁当作りと配達を終えたご夫婦にマニアックなプロレスの思い出話を沢山聞かせて頂き楽しい夜でしたが、熊本大学の裏通りにあるこちらのお店は暗くなると人通りが殆ど無くなる場所で、やはり夜の営業が非常に厳しいとの事で、その分お弁当に力を入れているそうです。いずれは東京へ移転構想があるとの事で、そうなると行きやすくなるので楽しみです。

その週の終わりは杏ちゃむちゃんの撮影会、スケジュール多忙で延び延びになっていましたが、7月に奪取したベルトを用いての撮影がようやく実現しました。
翌日はアイスリボン道場マッチ、さらに翌日は愛知県尾張旭市の野外チャリティマッチと杏ちゃん3連戦、集合時間が早いので愛知までは前夜アイス終了後、夜中12時発の選手バスに乗って来たとの事、会場は中古車販売店チェッカーオートさんの駐車場でした。
この日は久々にダンプ松本とのタッグ対決(杏ちゃむ、フライングペンギン VS ダンプ松本、マリ卍)、内容は予想通りの展開でダンプ組が圧殺勝利(マリがペンギンをフォール)でした。因みに杏ちゃんとダンプはシングル含めこの日が4度目の対戦、何故か内3度までが野外試合なのです(笑)。
(杏ちゃむ💛ワンショット集 こちらをクリック)
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(この期間のその他 ツーショット集 こちらをクリック)

今年の更新もいよいよあと二回となりました…。