FILE No. 862 「忖度」

「忖度」

12月最初のブログですが、今回は数カ月前に世間を騒がせていたジャニーズ事務所の話題でも取り上げますか…。
と言っても私、元々ジャニーズに詳しくも興味も無かったので、今回の事もあくまで外野の野次馬根性的にしか語れませんが、先ず“鬼畜”ジャニー喜多川について思ったのが、この人は「犬神家の一族」に登場する犬神家の当主、犬神佐兵衛王にそっくりだなと言う事です(笑)。
以下、二人の共通点

  1. 一代にして巨万の富を築いたカリスマ経営者
  2. ジャニーは性犯罪暴露、佐兵衛王は異常な遺言状を残し、死んだ後も遺族や関係者に多大な迷惑をかける。
  3. 男好き(〇〇とは書けない。もっとも佐兵衛王は両刀使い笑)

SNSで一部話題になっていましたが、ジャニー喜多川が制作し2019年に公開された映画のタイトルがズバリ「少年たち」、しかもポスターには堂々と「守りたい 少年たちの輝く未来」これはもうギャクですね(苦笑)。
まあこのオッサンの犯罪に同情の余地は無いし、それを隠蔽し続けた事務所も許せませんが、問題はそれを知っていながら黙認していたテレビ、新聞、雑誌などのマスメディアで、私に言わせればこいつらも同罪ですよ。
唯一、週刊文春だけがこの問題を取り上げキャンペーンを張っていた時も他のマスコミはガン無視、挙句に今になって「噂には聞いていた」って、噂を聞いたらその裏を取るのがおまえらの仕事だろ!? 実際、文春の記事は東京高裁で事実認定されている、つまり司法で黒と確定していたにも関わらず、それでもジャニーズ事務所に忖度(そんたく)して取り上げないのですからこいつらにジャーナリストを名乗る資格はありません。
そこまで徹底的に黙殺していたくせに(ジャニーズとは全くしがらみの無い)英国のテレビが大々的に特集し問題が大きくなった途端にまるで鬼の首でも取ったかのように騒ぎ出す恥さらし、本当に情けないの一語に尽きます。それにしても、たかだか一芸能事務所がまるで政治団体や警察をも上回る?巨大な力を持ってしまった事にも驚くばかりです。
私も興味ないと言いつつもミーハー根性丸出しで(笑)暇潰しにジャニーズ事務所の記者会見をテレビで観ましたが、2回目の方は予め質疑応答時の指名NG記者リストが作られていた八百長が発覚しまたもやヒンシュクを買っていました。「策士策に溺れる」の典型ですが、こういうのを見ているとジャニーズ事務所も心から反省しているようにはとても思えません。まあ私に言わせればジャニーズもマスコミも共犯者同士、仲良くやりなよという感じでしたが、こういう会見ではャンケンポンで記者の代表を決めて質問させれば良いのですよ、それなら八百長不可能で公平、記者も納得するでしょう。
プロレストークイベントでは質問コーナーでいつも真っ先に手を挙げ空気の読めないくだらない質問をして場をしらけさせる嫌われ者がいますが、こいつだけは質問NGリスト、それ以前に出入り禁止ブラックリスト入りをお願い致します(笑)。

先程私も書きましたが、一連の報道でもやたらと「忖度」と言う言葉を耳にしました。 
2017年の森友学園問題の会見で籠池理事長がこの言葉を使ったのがきっかけで同年の流行語大賞を受賞、便乗商品で忖度まんじゅうが発売されて話題となりましたが、マスコミ連中の口にこのまんじゅうを押し込みたいです(笑)。
英語には忖度に該当する言葉が無く、森友会見の時も通訳担当が外国人記者に説明するのに苦慮したそうですが、辞書を紐解くと忖度とは「他人の心情を推し量る事、または推し量って相手に配慮する事」とあり、本来は美しい?言葉なのです。
それが今ではまるで「ごますり」「媚びへつらう」的なネガティブなイメージで使われる事が殆どで、正しい日本語の普及を目指す(笑)私としては非常に残念です。
社員諸君、社長に忖度して業績を上げてくれ!! これはネガティブな使い方でしょうか(爆笑)?

あまり興味のない話題はこれぐらいにして、10月前半のイベントネタ(急に活き活きして来た!)猪木さんの命日である10月1日は早朝から墓前を訪れる多数のファン&関係者途切れる事が無かったそうですが、時間の都合で私は行けずじまい、午前中はシャイニングさんの主催イベントで前田日明、藤原喜明、山崎一夫、ザ・グレート・カブキ各氏の猪木さんの思い出話に耳を傾けました。
夕方は横浜武道館でのクラッシュギャルズ結成40周年記念の復活コンサートに参加、以前に書いたように女子プロレスへの興味はミミ萩原で終わった私(ジミー加山が悪い!笑)(File No.590592 参照)、従ってその後に起こったクラッシュギャルズの大ブームはリアルタイム世代でありながら殆ど興味は無かったのですが、スペシャルシート購入特典のスリーショット撮影の誘惑に負けました(苦笑)。プロレス史に残るレジェンドとの記念写真、最初で最後のチャンスですからね。

東京たま未来メッセ

翌週は闘道館で7月に続きまたもグレート小鹿さんのトークイベント、本当に私はレジェンドが好物です(笑)。
終了後は大急ぎで八王子に移動、沙希様&美威獅鬼軍最後の参戦となる東京女子プロレス、会場はプロレス初使用となる東京たま未来メッセでした。
さらに翌週15日は新宿FACEの昼夜興行にて杏ちゃむちゃんダブルヘッダーの応援で10月の折り返し、後半戦のネタは次回以降でお届けします。

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