FILE No. 890　「新潟遠征」

「新潟遠征」

蒸し暑さの増す６月ももう終盤ですが、スローペースのこのブログはまだ肌寒い日が続いていた３月の残りネタを一気にお届けします。

３月中盤には“不沈艦”スタン・ハンセンがまたも来日し荒稼ぎツアーの幕開け（笑）、今回もイベント盛り沢山でしたが私はスケジュールの都合で東京と大阪で各一度ずつしか参加出来ませんでした。ずっとハンセンをアテンドしていた大隅大社長のおかげで大阪でのイベント出発前のホテルのロビーで写真を撮らせて頂き感謝です。

その週末の日曜日は太田裕美さんのソロ・コンサートで新潟に遠征しました。
これまでの人生で新潟に行ったのは２０１２年、我が社が当時所属していた流通システム研究会の企画で同県にあるメーカーさんの工場見学（File No.292 参照）のたった一度きり、その後は縁が無く、実に１２年ぶりの新潟入りです。

前日はアイスリボン道場マッチを観戦して東京に一泊、翌日上越新幹線で新潟へ、この日の会場である北区文化会館の最寄りである豊栄駅は新潟駅から白新線に乗り換えて約２０分程でした。
実は私、この豊栄が読めなくて、到着するまで「ホウエイ」と思っていたら「トヨサカ」が正解でした。日本全国難しい駅名は沢山あるもので、私がかつて（中学～高校生の頃）住んでいた町の最寄り駅の「放出」なんて地元民以外絶対わからないでしょう（正解はハナテン！）。
新潟駅前は開けていて賑やかでしたが、白新線で走り出すと車窓から見える景色はたちまち山と田んぼばかり、到着した豊栄駅の周辺も殆ど何も無く、わずか２０分でこんなにも田舎（失礼！）になるとは…北区文化会館は駅から一直線の道を１５分程歩いた場所にありました。
既に常連メンバーのファン仲間たちは到着済み、皆さん裕美さんの会場入りを一目見ようと午前中から待機、いつもながら頭が下がります。コロナ以降サインをお願いするのもなんとなく自粛と言う事もあり、最近の私はなかなかそこまで体力と気力が続きません。
いつもチケット申し込みの時などに連携するファン仲間のライングループがあるのですが、考えてみればその全員が実際に揃うのは久しぶりで、私がそれを口にすると皆から「おまえが来ねえからじゃないか！」と突っ込まれました（汗）。
確かに近年の私は他の予定が過密過ぎて、ソロコンサート以外は行けなくなっています。
にも関わらずファン仲間の皆様のおかげで最前列のほぼセンターの席がとれ、本当に感謝しています。

席に着いてステージを見ると中央に椅子が置かれていて違和感を覚えました。
ピアノ演奏時は当然座りますが、ピアノの前以外に何故もう一つ椅子が？
裕美さんはギターの弾き語りを披露する時もあるので、この日は１曲目から座ってギターなのかな？とその時点では思っていました。
しかし１５時から開始したステージでの裕美さんはずっと椅子に座っての歌唱、その理由を「ちょっと調子が悪いので今日は座ったままで失礼します…。」と多くを語りませんでしたが、心配になりました。
ぎっくり腰？しかしピアノに移動する時、奥に引っ込む時は普通に歩いていましたので違うかと…。
そして、この約二週間後の３月３０日、「体調不良により投稿をしばらく休みます。」と毎日更新していたツイッターがストップ、さらに４月１７日、公式サイトから「太田裕美は先日より体調を崩し、医師の診療を受けたところ入院加療が必要と診断されました。」のリリースが（涙）！！　
今年でデビュー５０周年となる裕美さん、６～７月に予定されていた恒例の東京、京都でのソロコンサートも中止となる悪夢のような展開となりました（涙）。
その後、毎日心配しながら続報をひたすら待ち続けましたが、４月３０日に裕美さんからのメッセージがリリースされました。
（以下、要約）「皆さんご心配をおかけしています。地獄の釜の蓋に足を引っかけて危うく落ちそうになりましたが、奇跡的なタイミングの良さで二人の名医に出会い切らずに治す最先端の脳治療システムによって救って頂きました。覚悟を決めて今年一杯は治療に専念します。
今年１１月１日で「５０周年」を迎えますが、来年年開けから改めて記念する活動を笑顔で務められるよう今はしっかりと静養します。」
ひとまず胸をなでおろしましたが、一日も早い裕美さんの回復を祈っています。

気を取り直して３月総集編に戻り、翌週は杏ちゃむちゃんの３連戦、初日は意外にも初参戦となるディアナの道場マッチ、翌日はアイスリボンの後楽園ホール、さらに翌日はYuuRIとのコンビでは初参戦となる覆面マニアのGメッセ群馬と一気に駆け抜けました。
３月ラスト週は、なんとまたも新潟！杏ちゃむちゃんが新潟駅近くのプロレスバーで飲み会イベントをやった為ですが、１２年も来なかった土地にまさか月に２回も来るとは思いませんでした。お店の場所は前回来た時にしっかりリサーチ済み、久々に夜中まで飲み明かしました。
翌日は東京へ移動、１７日のアイスリボンにも出場していたプロレスラー兼グラビアアイドルの南ゆうきちゃんの撮影会に初参加しましたが、相手のプロフィールもろくに知らないにわかにつき（笑）色々お話していたら、なんと新潟の長岡市出身との事！私が今朝まで新潟にいたと話すと驚いていました。
さらに翌日、「ワールドプロレスリング」の初代アナウンサー・舟橋慶一さん、「全日本プロレス中継」の７０～８０年代の顔だった倉持隆夫さん、昭和名実況コンビによるトークイベントに参加したのですが、同じくこの日のイベントでプロレス落語で笑わせてくださった瀧川鯉津師匠も長岡の出身！物販を担当していたチームフルスイングの利根川さんも新潟だし、まさにこの週は新潟ウィークの様相でした。
そして、実は翌４月にも私、新潟に遠征する羽目となった事を付け加えておきます。（近日詳報！）
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次回は４月の総まとめの予定です。