FILE No. 828 「ドバイ・アブダビ・オマーン経済産業視察(1)」

「ドバイ・アブダビ・オマーン経済産業視察(1)」

弊社は今週から新年度、今回はグローバル&ワイドに海外編をお届けします。
この2月、実に3年ぶりに海外視察に行って来ました。

前回行ったのが2019年、近江さん(元・日本小売業協会)が企画したエジプト&モロッコ(File No.656, 657参照)でしたが、奇しくも今回も中東方面、弊社の大株主である大阪中小企業投資育成さん(File No.299参照)の出資企業で構成された会(年輪会)による海外トップセミナー、その名も「ドバイ・オマーン経済・産業視察」に参加させて頂きました。
同会の海外視察ではもう10年も前に一度だけフィリピン視察(File No.349, 350参照)に行きましたが、その時はどちらかと言うと現場の実務責任者が主体でした。トップセミナーと謳っているように今回の参加資格はあくまで社長などの経営層限定との事、その分ゆったりとした行程で遊ばせてあわわ、視察させて頂けるだろうと参加を決めました(笑)。

今回の訪問国は7つの首長国で構成されたアラブ首長国連邦(UAE)の中のドバイとアブダビ、そして隣国のオマーンとの事でこのブログのタイトルを「ドバイ・アブダビ・オマーン経済産業視察」とさせて頂きましたが、UAEには9年前(File No.373379参照)に1日だけ、3年前のエジプト&モロッコの時もトランジットで立ち寄っていますので(いずれもドバイ)厳密には今回が3度目と言う事になります。一方お隣りのオマーンはかろうじて名前こそは知っているものの全く未知の国、それだけに楽しみでした。
視察の募集開始の案内が届いたのが確か9月初め頃で締め切りが10月末となっていたので、月が替わった頃に申し込み書を送ったところ、事務局から定員に達して締め切ったとの返事…聞けば早い段階で申し込みが殺到、急遽定員の枠を増して対応したもののそれもすぐに埋まってしまったのだそうです。大きな声では言えませんが(笑)参加費用もかなり高額だし、まさかそんなに早く締め切らないだろうと高を括っていたら裏目に出ました。
この海外トップセミナーはかつては年に一度のペースでしたがコロナの影響で今回が3年ぶりの開催、いや~皆さん暇、あわわ海外情報に飢えていたのですね(笑)。
いささか気落ちしたもののとりあえずキャンセル待ちをお願いして電話を切りましたが運の強い私の事、根拠もないのに必ず行けると言う不思議な自信がありました。
本当にそうなれば儲けものですし行けなければ仕方がない、また次回のチャンスを待とうと思っていたら案の定予感的中、それから一週間もしないうちにキャンセルが出たとの連絡、思わずガッツポーズでした(笑)。
因みにキャンセルした方は周りからコロナや治安を心配されたのが原因と後で聞きましたが、今やコロナで騒いでいるのは日本ぐらいですし、詳しくは後述しますがむこうは治安も非常に良く、今の日本の方が余程物騒ですよ(笑)。

こうして無事3年ぶりに海外の空気を吸える事となり、渡航2か月前、昨年の12月12日にはANAクラウンプラザホテルでの結団式に呼ばれました。
今回の視察メンバーは異業種で総勢約30名、常連の方も多いですが初参加の私は全員と初対面でした。この日は視察内容の説明と各自の自己紹介&名刺交換、そして懇親会までありましたが、前日が太田裕美さんのディナーショーで、24時間の間に3度フレンチのフルコースをたいらげる事となったのは以前に記した通りです(笑)
(File No.820参照)。

ちょうどキリが良いので今回はここまで、来週からいよいよ本編です。

(次回に続く)